病状説明及び経過 (本人の日記参考)
>>83の続き
2005年
3月…2回にわたり40度を超える発熱。一度は救急車で搬送される。
4月…41度を超える発熱のため救急車で大学近くの病院へ搬送。そこで、精密検査の必要性を問われる。
「東京臨海病院」で検査の結果「膀胱内に炎症性の腫瘍がある」とレーザーで切除する手術を受ける。
この際の細胞病理検査では腫瘍は「良性」であった。しかし、膀胱・子宮・S状結腸付近が癒着している
とのことで「開腹手術」が必要といわれるが、症例が少ないため大学病院を勧められ順天堂大学医院
へ転院し再度検査を受ける。
6月…「開腹手術が必要」と言われる。この際の細胞病理検査も「良性」であった。
7月…上旬、手術に踏み切る。開腹した結果「虫垂付近に原発性悪性腫瘍」が存在。しかし、その腫瘍を
取り除くことはできなかった。腹部の開口部から腫瘍などを排出するチューブが装着される。
以来、抗がん剤(制がん剤)治療が始まった。ひと月に3回のペースで抗がん剤を点滴で投与したが、
副作用で「吐き気」「発熱」を繰り返す。また、長引く入院生活と「死」への意識から、精神的に不安定
となり精神科の先生にお世話になり、現在も薬で安定を図る。いろいろな抗がん剤で治療を続けながら、
母親は「セカンドオピニオン」として「国立がんセンター病院」・「亀田総合病院」などで治療法について
アドバイスを受ける。しかし、いずれも「手術・放射線治療は不可能。効果の高い抗がん剤もない」との
回答で、しかも「進行の遅い性質であるが、確実に進行してしまう」とのこと。
12月・・精神的にも落ち着き、発熱もまれになってきたので「退院し一般生活を目指す」ために、
正月は久しぶりに実家で過ごす。