北京五輪を前に21歳以下(U21)の選手からなるサッカー中国チームは7日、
河北省・秦皇島市で日本チームと対戦し、0−2で敗れた。網易体育は7日付で
「試合は完敗だった。トルシエ氏を監督に迎える待望論が強まることは間違いない」
とする論説を掲載した。
同論説は日本の反町康治新監督を引き合いに出し、初采配の試合で
大きな成果を収めたと評価。これに対して、中国人選手の個人技は日本より勝ってたが、
賈秀全・監督代理が無能だったと強く批判。監督人事が遅々として進まないことが、
試合にマイナスの影響を及ぼし始めたと指摘した。
そして「監督はチームの命運を左右する」「能力がありしっかりしている監督を
探し出すことは容易でないが、人選が停滞していることは良くない」と主張。
以前から監督候補に名前が挙がっている元日本代表監督のトルシエ氏について
「(彼の)管理主義は中国人選手に合っている」「中国サッカー協会は適任だと考えている」
と推薦した。その上で日本戦での敗北により、トルシエ待望論が強まることは
間違いないとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060808-00000001-scn-cn