【コロラドスプリングズ(米コロラド州)3日AP】
米国オリンピック委員会(USOC)は3日、ドーピング(薬物使用)違反で永久資格停止の危機にある
陸上男子短距離のジャスティン・ガトリン(米国)のトレバー・グラハム・コーチに対し、
USOCの練習施設などへの立ち入りを禁止すると発表した。
同コーチが指導している選手にドーピング検査で陽性反応を示すケースが相次いでいることを問題視し、
USOCが異例の決定を下した。
ユベロス会長は厳しい措置の理由を「多くの選手に関与しているため」と説明した。
同コーチは、これまで男子100メートル世界記録保持者の肩書をはく奪されて引退した
ティム・モンゴメリ(米国)のドーピング違反などでも関与が取りざたされていた。
ガトリンが薬物検査で陽性反応を示したことで、疑惑が一層深まった。
http://www.sanspo.com/sokuho/0804sokuho019.html