▼社会人野球ドリームマッチ大館・横手シリーズ (秋田・大館樹海ドーム)
秋田選抜 002 000 010|3
茨城GG. 000 020 100|3
★「幸せ感じた」白熱大接戦
三回に連打で2点を先行された茨城ゴールデンゴールズは
五回一死、1番太田優士が右越えにソロホームラン。
さらに二死から3番岩田紀彦が右越えソロを放ち同点に追いつく。
勢いに乗った茨城GGは七回一死一塁、副島孔太が左越えタイムリー二塁打を放って
逆転したが、八回に追いつかれ九回規定により引き分けに終わった。
8番セカンドで先発出場した片岡安祐美だったが、2打数2三振で途中交替。
それでも「皆さんに愛を届けます」と選手宣誓し、グラウンドを笑顔で走り回る姿に熱い声援が飛んだ。
接戦に萩本監督も試合後、「今日はちょっと報道とかで気持ちが重かった。
でも今日の野球は幸せを感じられる試合でした。これから大変なこともあるでしょうけど、
やめると言わずがんばろう。みんなが応援してくれるから」と笑顔で語った。
★欽ちゃんがんばれ!…4000人の大声援
「欽ちゃんガンバレ!!」。茨城GGが同球場を訪れるのは初めてとあって、
球場には約4000人が集結。温かい声援を送った。
茨城GGは函館遠征中の淫行騒動に揺れているが、観戦に訪れていた
大館市の会社員、小林末広さん(43)は「来てくれないかと心配した。
山本さんも見たかったのですが…。事件が事実でも、他の選手もいるので球団は続けてほしい」。
試合開始の9時間前から並んでいた同市内の無職女性(74)は
「昔から欽ちゃんが大好き。でも事件もちゃんと調べてほしいね」と語った。
29日には秋田・グリーンスタジアムよこて(午後1時)で第2戦が行われる。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200607/gt2006072901.html