【サッカー】ベンゲル「ゴールを決められなければストライカーとしての存在意義はない」

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1(;`Д´)φ ★

18日は最悪な1日だった。私はクロアチア戦で日本の勝利を期待していた。
勝ち点3も可能な試合だったのが、結局ドローに終わってしまった。
更には私の母国・フランスも韓国に勝ちきれなかった。

この両国は、全く同じ問題を抱えている。決定力不足だ。
日本は前半劣勢だったが、クロアチアのスタミナ的なバッテリーが完全に切れた後半は優勢だった。
決勝点を挙げるチャンスはあった。だが、1対1の局面でゴールを決める技術とパワーが欠如していた。
高原と柳沢の2トップはチームのために自己犠牲を惜しまない。
その姿勢を私は愛しているが、決定機を迎えた時に疲労困ぱいで余力が残されていない。
シャープさが足りなかった。ゴールを決められなければストライカーとしての存在意義はない。

この2人はタイプが似すぎている。どちらも機動力と足元の技術と運動量を持っている。
だが、どちらか片方を身体的な強さを武器とするタイプを選んだ方が有効だろう。
片方がDFをひきつける間に片方が機動力を生かす。そんなトップの関係が理想だと思う。
後半、加地からのパスを柳沢が受けた絶好機は特に決めなければいけない。本当に情けない。
W杯レベルでは好機を生かせずに、勝ち抜けるわけがない。
日本はW杯に3大会連続で出場しているわけだが、いつも同じ問題を私は指摘せざるを得ない。

>>2以降に続く)
2(;`Д´)φ ★:2006/06/21(水) 08:33:08 ID:???0

難しいが、若年層を対象とした「ストライカー専門養成アカデミー」を
スイスのように高いレベルで確立することが有効だろう。
日本サッカー界はすでに取り込んでいるだろうが、この問題の解決に全力を注ぐべきだ。
日本人生来のパワー不足というフィジカル的な問題ではなく、単純に技術的な問題だと思う。
フィニッシュに関する技術が足りない。柳沢は絶好機で適切なポジションにいなかったが、
絶対に超えられないハードルではないと思う。

前半はクロアチアに何度も好機を与えたが、川口の頑張りで何とかしのぎ切った。
川口はオーストラリア戦でのミス(同点弾を呼んだ飛び出し)を
補って余りある大活躍を見せたと思う。個人的なMVPは彼に与えたい。
一方、日本の最大の長所である中盤は、オーストラリア戦ほどゲームを支配できなかった。
ニコ・コバチの存在感が高かった。ニコ・クラニチャルにもチャンスを与えた。
中村はオーストラリア戦ほどの出来ではなかったが、チャンスを作った。
彼は体調不良だったのか? よく奮闘した。
中田英はオーストラリア戦よりもパフォーマンスを上げてきた。

最低限のドローで、今大会の日本の命運はまだ尽きてはいない。
日本は死んだわけではない。あとはブラジル戦で世界を驚かせるしかない。
http://hochi.yomiuri.co.jp/column/wenger/news/20060620-OHT1T00157.htm