体操:17日から世界選手権の第2次選考会
体操の世界選手権(10月・デンマーク)とアジア競技大会(12月・カタール)の
第2次選考会は17日から2日間、千葉ポートアリーナで行われる。
採点の上限を撤廃した新ルールで行われる国内初の主要大会として注目される。
新採点方式では、演技構成の難度を反映する上限なしの「演技価値点」と、10点
満点から減点して演技の正確さを判断する「演技実施点」を合計する。男子は
種目別では15点台後半、個人総合では90点台がトップ争いの目安となりそうだ。
各種目で技の難易度を上げて価値点をアップすることが求められるが、
日本オリンピック委員会の森泉貴博専任コーチは「種目別専門の選手には有利だが、
個人総合では体力的に苦しい」と説明する。落下などミスへの減点は従来より厳しく
なっており、無理に難易度を上げると思わぬ減点を招く恐れもある。
ルールは変わったが、男子は昨年の世界選手権個人総合で金、銀メダルに輝いた
冨田洋之(セントラルスポーツ)、水鳥寿思(徳洲会)の争いとなりそうだ。
女子は同選手権代表の石坂真奈美(国士大)、大島杏子(朝日生命ク)、黒田真由
(レジックスポーツ)らが競い合う。
この大会の男女上位24人が7月のNHK杯(千葉・幕張メッセ)に進み、NHK杯の
上位4人は自動的に世界選手権代表となる。
引用元
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20060617k0000m050009000c.html 日本体操協会 [Japan Gymnastic Association] | 体操競技
http://www.jpn-gym.or.jp/