【サッカー/日本代表】小野最後のアピールも失敗に終わる ジーコ監督は焦りを指摘
俺はバスケ部だったが高校最後の夏、創部七年目のチームでインターハイ初出場を果たした。
県予選の決勝戦、相手は昨年の新人戦で俺達に100点差をつけて勝利した前大会の優勝高。
今大会も準々決勝まで100点ゲームという全国屈指の得点力を誇るチーム。
試合が始まってすぐ、明らかに実力差があるのは分かった。
「事実上の決勝戦は終わった」
地元の新聞にそう書かれていたのを思い出す
だが誰も諦めなかった。
「気力は実力を圧倒し努力は才能を凌駕する」
俺達を奮い立たせたその言葉は皮肉にも相手チームの応援席に掲げられた垂れ幕にあった
競技は違うけどサッカーにも通じるものはあると思う
最後の最後で選手を支えるのは気持ちだ。
誰がなんと言おうと、気力が実力を上回る瞬間は確実に存在する