W杯ドイツ大会組織委員会のホルスト・シュミット第1副会長が開幕を前に、毎日新聞との単独会見に応じた。
副会長は大会の準備状況について「95%以上終了した。長年準備しており、開幕にすべて整う確信がある」と自信を見せた。
チケットに関しては「95%以上売り、100%に近づいている」と説明する一方、
「実際に満席にするのはさらに難しい。空席は避けられない」との懸念を表明した。
対策として、キャンセル分を積極的に買い戻し、各競技場のある都市の中心部にある
チケット売り場で当日売りも含めて販売する考えを示した。
「大きな穴を空けず、1試合でわずかの空席にする」と万全を期す構えだ。
ヤミ市場を巡る問題では「当然あり、そのためにシステムを構築した」と、
チケットに名前やパスポート番号などIDデータを入れる方式の有効性を強調。
チケットのIDと持ち主を照合する抜き打ち検査は「例えば1ゲート、1時間あたり4回など、わずかだが行いたい。
試合次第で回数、場所を変える」と着実に実施する姿勢を示した。
「検査で入場が滞るのでは」との懸念については「席にたどり着くのが大事。流れを妨げないようにしたい」と述べた。
前回02年日韓大会については「日本人は控えめだが良い大会を成し遂げ感心した」と称賛。
「同様にドイツでも『良いホストに歓迎された』という印象を持って日本のファンが帰国してくれたらうれしい」と話した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060603k0000m050001000c.html 依頼あり
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1149092400/271