【サッカー/日本代表】加地亮「僕はコツコツとやる地道派」少年時代に築かれた基礎

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ガンバの加地さん。
3年くらい前のオフシーズン、バイト先の牛丼屋によく来てたんだが、
酔っぱらってちょっとうるさかった大学生風の4人組の一人がカウンターでゲロ。
仲間連中がみんな引きまくっちゃって、あーあお前どーすんだよって感じで放置状態。
他のお客さんも牛丼残して席を立つ中、斜め向かい側に座っていた加地選手が
「君、大丈夫か?全部出しちゃった方が楽になるぞ?」と肩を貸してトイレまで連れてってあげてた。
水持っていってあげたり、背中さすってあげたりで何度もトイレとカウンター行ったり来たり。
やっと大学生風の仲間達も「俺達がやります」って。
俺が戻したアレを処理しようとしたときも手伝ってくれようとしてくれたよ。
ゲロ処理なんかも終わって一息ついたら自分の残ってる牛丼食べようとしてたから、
俺、迷うことなく新しくホカホカの牛丼と味噌汁を出させてもらったよ。
そしたら「大変だったのに申し訳ないね、残したみたいになってすんませんね」なんて言ってんだ。
今時珍しく良いお兄ちゃんだなあ、って思って次の日先輩にその話したら
「ああ、いつも○時頃にあそこに座って、アレとアレを注文する人?あの人いい人だよな。
 あれでもあの人プロサッカー選手だぞ?FC東京のDFだよ、知らない?」だって。すげえビックリした。
当時サッカーなんて全然知らなくてヴェルディの有名選手とかくらいしか知らなかったから。


つ鶴