オヤジバンドが大ブームになっている。楽器店では、ギブソンやフェンダー製ギターが飛ぶ
ように売れ、練習スタジオは仕事帰りにセッションを楽しむ中高年でにぎわっているとか。
そんな“バンドオヤジ”を刺激するCD「ギター・マイナスワン・シリーズ リッスン&プレイ」
(テイチクエンタテインメント)がこのほど発売された。
このCD、青春時代に熱くなって聞いたあのロックアーティストの名曲を聴きながらギターを
演奏しようという趣向でメーンギターの旋律を抜いた“ギターカラオケ”。
CDはアーティスト別で、第1弾は、エリック・クラプトン、サンタナ、ジミ・ヘンドリックス、
ディープ・パープル、ザ・オールマン・ブラザーズ・バンドの5タイトル。ギターカラオケ以外にも
「四人囃子」のギター、森園勝敏や「プリズム」のギター、和田アキラら豪華アーティストの
演奏によるフルトラックも収録されている。
17日夜には、CD発売記念イベント「LEGEND OF ROCK Vol・9」が行われ、背広姿の
中高年で大盛況。「60−70年代はまさにロックの黄金期。青春時代に聴き、弾いた曲を
また本格的に演奏してみたいというニーズが多い」とは企画担当者。当時は高価で手が
出なかったギターも今なら−そんな経済的な余裕も後押ししているようだ。
昨年はクイーン、今春にはザ・ローリング・ストーンズが来日、さらに来月はディープ・パープル
などビッグバンドが続々やってくる。コンサートに足を運び、ギターの泣きのサウンドを聴けば、
青春の日の熱いものがこみ上げてきそうだ。
引用元:ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_05/g2006051819.html テイチクエンタテインメント
http://www.teichiku.co.jp/