【格闘技】曙が6月中国に初進出 K-1代表に指名、散打代表と5対5対抗戦[04/16]

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1杏仁φ ★
曙が中国進出、散打代表と対抗戦

  曙(36)が中国に初進出することが15日、明らかになった。
6月10日、中国・河南省で開かれる中国武術の散打大会「武林風・散打選手権」の
散打代表対K−1代表の5対5対抗戦に出場する。曙は元横綱の知名度も買われ、
K−1代表の大将役に指名された。

 曙が初めて中国に乗り込む。舞台はプロレスでも総合格闘技でもない。
何と中国武術の散打選手権。主催者側が散打ルールのもとで散打対K−1の対抗戦開催を決定。
K−1側の目玉商品として元横綱の曙が指名された。
大会は60キロ、70キロ、75キロ、80キロ、無差別級の5階級で争われる。
曙は無差別級の大将格で出場する。

 曙にとって散打には苦い思い出がある。04年7月に韓国・ソウルで行われたアジアGPで、
散打ヘビー級王者の張慶軍(19)に判定負けを喫した。逃げ回る張を最後まで捕まえきれず
完敗した。その張とは無差別級で再戦する可能性が高い。2年ぶりの雪辱の機会に曙も気合十分。
K−1代表、元横綱としても連敗は許されない。

 散打は中国の総合格闘技ともいわれる。現地の人気も高く、地元の河南テレビでは
「武林風」というタイトルで、散打大会を毎週放送している。同番組は中国のスポーツ番組では
トップの視聴率を誇る。今大会はフジテレビの協力もあり、K−1勢の参戦が実現。
午後8時からのゴールデンタイムで、中国全土に放送される。

 谷川貞治イベントプロデューサーは「中国進出への第1歩にしたい」と意気込む。
散打との対抗戦を成功させれば、K−1の認知度も広がり、中国での興行開催が現実味を帯びる。
今年も上海での興行開催が実現寸前で取りやめになっただけに、来年こその思いは強い。
曙はK−1の期待も背負って、中国に乗り込む。

ソース:nikkansports.com 2006/04/16 07:52 ※一部抜粋
http://www.nikkansports.com/battle/p-bt-tp0-20060416-19632.html