21歳中西雅樹、中嶋抜く史上最年少Vだ
男子ゴルフ界に待望のスター候補生が現れた。アマチュア時代に大小合わせて
35個のジュニアタイトルを持つ中西雅樹(21=フリー)が、13日から始まる06年
開幕戦の東建ホームメイト杯(岐阜・東建塩河CC)でツアーデビューする。
180センチ、90キロの体から繰り出すドライバーは320ヤードを越える。将来性を
評価されて世界的マネジメント会社IMGと契約し「モンスター」のニックネームで登場。
目標は男子ツアー日本人最年少優勝と豪語した。
デビュー戦を2日後に控えた11日、中西は雨の中、本番会場でアプローチとパットの
練習をした。「やっとスタート地点に立てる。今は不安より期待の方が大きい」。
次に出た言葉が恐れ入る。「史上最年少優勝を目指します」。
8月28日に22歳になる。73年のツアー制施行後、日本人最年少優勝は中嶋常幸の
22歳4日。真顔で、記録更新を狙うというのだ。
武器は豪打。クラーク記念国際高1年時、公式のドライビングコンテストで376ヤード
を記録した。過去に400ヤードのホールでワンオンしたこともある。
「飛距離のアドバンテージを生かして攻めていきたい」と言う。ゴルフを始めた小学6年
から指導する山浦記義プロ(44)は「飛距離なくして世界を制することはない」と言い
続けてきた。昨季のドライバー飛距離1位は小山内護の302・99ヤード。飛距離だけ
なら、既にトップレベルにある。
「どうせやるなら世界を目指す」と高校卒業後に米国に渡った。2年間でミニツアーで
4勝するなどして日本に帰ってきたが、目標は米ツアー挑戦だ。「日本でいい成績を
残して、2年後ぐらいには米国でプレーしたい」と青写真は出来上がっている。
期待は大きくIMGに続いて、タイトリストとクラブ使用契約も決まった。デビュー前から
周囲はホットな動き。
「飛距離はゴルフの1つの華です」とモンスタードライブで勝負する。
引用元(抜粋)
http://www.nikkansports.com/sports/golf/p-sp-tp1-20060412-18046.html JAPANゴルフツアー開幕戦 東建ホームメイトカップ オフィシャルウェブサイト
http://www.token-cup.com/ 日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/