【文芸/事件】村上春樹の直筆原稿 名物編集者・安原顕氏が古書店へ無断で売却

このエントリーをはてなブックマークに追加
1秘丘、愛液塗れ'φ ★
 作家、村上春樹さんの直筆原稿が、古書店へ大量流出していたことが分かった。
「文芸春秋」4月号に、村上さんが寄稿して流出を明らかにした。村上さん以外にも、
本人に無断で直筆原稿が売られている作家はいるとみられ、業界のモラルが問われそうだ。

 村上さんの寄稿「ある編集者の生と死」などによると、流出したのは米国の作家、スコット・
フィッツジェラルドの小説「氷の宮殿」を村上さんが翻訳した原稿73枚など。中央公論社
(現中央公論新社)の文芸誌「海」80年12月号に発表されたこの翻訳をはじめ、同誌掲載の
原稿が流出した。

 中央公論新社が調べたところ、当時の中央公論社は直筆原稿を倉庫で保管していた。
ところが、「海」の名物編集者だった故・安原顕さんは、村上さんら担当した作家の原稿を
多数、社に無断で自宅へ持ち帰っていた。安原さんは、これらを亡くなる前年の02年から
順次、古書店に売ったとみられる。没後も、書庫の中身を処分してほしいという遺志に沿い
遺族が古書店に売ったが、プラスチックケースに入っていたため原稿だとはっきり分から
なかったらしい。

 村上さんは、寄稿で「安原さんが何故(なぜ)そんなことをしなくてはならなかったのか、
僕にはその理由がわからない」と指摘し、「明白に基本的な職業モラルに反しているし、
法的に言っても一種の盗品売買にあたるのではあるまいか」と非難している。

 安原さんは、「マリ・クレール」「リテレール」など各誌の編集を手がけ、文芸評論家としても
活躍した。97年にフリーとなり、「天才」を自称して辛口の書評やジャズ評論で人気を集めた。
03年1月、肺がんのため死去した。

▽中央公論新社のコメント
村上氏にはご迷惑をおかけし、申し訳ないと思っています。流出過程はすでに調査しました。
関係者が死亡しており、判然としないところもありましたが、調査結果は村上氏に説明しました。
今後については、村上氏と協議しながら、誠意を持って対処します。

記事全文は以下URLで
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060310k0000m040171000c.html

文藝春秋 4月号
生原稿流出事件 50枚 ある編集者の生と死――安原顯氏のこと
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm
2名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:35:11 ID:WoVg8o2x0
やれやれ
3名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:38:23 ID:JYXV00oU0
あれだけ偉そうに色々吠えてこれかよ
4名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:39:13 ID:eCFopvEs0
故・安原顕

この人はとんでもないな。
作家や会社を裏切る最低な行為だ。
中央公論は当然、原稿を買い戻すのだろうな。
5名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:39:36 ID:AhBAihE80
ヤスケン最後っ屁
「ハルキ」とか呼び捨てして
さらに その仕打ちか
6名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:40:08 ID:6wEFTa060
>>1
この記者久し振りに見た
7名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:40:24 ID:EyWtBpPO0
「やれやれだな」と僕は思った
8名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:46:19 ID:u1aUh+oc0
あんなにでかい顔してえらそうにしてたのに、せこいことやってたんだな。
9編集者:2006/03/10(金) 05:46:41 ID:yCo+8P9S0
金がほしかったんだろ!
10名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:47:35 ID:eY2qVnxGO
村上春樹短篇集
「原稿を焼く・他」
11名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:51:30 ID:xGsgUhzc0
焼け焼け
12名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:54:56 ID:qj2Q0ibz0
ヤスケンの名前をまた聞けたかと思ったら 
死んでもやってくれるぜ w
13名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:55:00 ID:ZAWnBPgY0
ブサイクがエロ小説を書いている事への罰だろ。
14名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:57:44 ID:wWFDwAVNO
売却先は小宮山書店か
15名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:58:40 ID:DqcrY9wPO
春樹の最高傑作はカフカでFA
16名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 05:59:27 ID:k2hR4fxA0
死せるヤスケン生ける中公を走らす
17名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:01:50 ID:NGlcYVPU0
人のものを勝手に売りさばくのは犯罪です!
18名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:04:41 ID:akMwUtsE0
やたら癖のある丸っこい字書くんだよな村上春樹
19名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:07:14 ID:j9ecv6lF0
信じがたいね・・・
20名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:07:50 ID:+WFLeIR30
古書店も盗品だとわかっていたはず。当然犯罪。
古書店は原稿を買い戻して返却するべきだろ。
ていうか免許取り消し、逮捕じゃないのか。
そっちも実名で報道しろよ。
21名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:08:52 ID:BkIPfpsS0
遺族が遺品名目の原稿を売っぱらった時の代金って
どういう扱いになるんだ?
中央公論?村上? それともそのまま?
22名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:10:37 ID:eY2qVnxGO
>>20
今更盗品だと分かってたと証明すんのも難しいだろう
善意の第三者ってやつで手打ちかと
23名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:11:04 ID:10ISLzjA0
漫画の原稿とは違って、これがないと再版不可能といった類のものではないだろう。
下書きと同じで、極論すれば出版後に焼いて処分しててもおかしくない物。
それを物好きが大事に取っておいて、金に困って売った。
それを指して「盗品売買」というのは違和感が残るな。
24名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:11:36 ID:cvBVgq7G0
そのまま
中公が回収した費用の一部を遺族に請求
25名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:21:55 ID:BkIPfpsS0
>>23
出版者が保管していたものを
「社に無断で勝手に」「自宅に持ち帰り」し
生前から死後に至るまで
古本屋に売却していたことが問題なのでは?
26名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:24:08 ID:Odbb5AyAO
村上さんは良いネタもらったな。
キングやトンプスンばりのサイコスリラー書けるかも。
よみたい。
27名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:27:14 ID:ztHyBbtv0
要するに「金になるんだったら俺が自分で売るよ!」ってことだろ
28名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:35:28 ID:9QEjETwgO
出版業界ほどいい加減なところもないからな…。
作家に渡す金をピンハネ・持ち逃げや、編プロトップが金持ってトンズラなんてのは日常茶飯事。
生原稿なんて昔は管理してないのが普通だった。
これも村上春樹とヤスケンだからニュースになったようなもの。
29名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:37:17 ID:10ISLzjA0
>>25,27
大学の試験の答案も保存期間が決まっていて、
それを過ぎたら処分する事になってしまっている。
ここ数年でそういう規則が出来た。
一番無難なのは本人に返す事。捨てるか捨てないかは本人の自由。
出版界もそうなるんだろうな。逆にいえば、市場に流通する事も少なくなるわけだ。

……それ以前に今はワープロ打ちか。
30名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:40:51 ID:kt1siScp0
春樹は金にうるさそうだもんな

てか中央公論って春樹がエッセイで
褒めてなかったっけ 会社としてはダメだったけど・・・
みたいな感じで
31名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:43:18 ID:xFJe2/XdO
この話は当時から言われてたよね
よっぽど金に困ってたのかね?
32名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:44:40 ID:+WFLeIR30
>>22
まあ結局そうなるんだけどね。
でもこういう場合、古書店側が盗品だとは思わなかったなんていうことはありえない。
ヤスケンとその遺族だけじゃなくて、古書店のモラルも問題だと言いたかった。
33名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:47:34 ID:HJvgPqZz0
春樹程度の作家でよかったな
34名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:48:04 ID:Uh2Imzhg0
>16

名言!!
35名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:52:28 ID:6Qiuk/Og0
村上春樹を散々叩いてた安原顕が、
実はこっそり春樹の原稿を売って金を得ていたというのがポイント。
36名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:53:21 ID:3FOi2SSX0
今、テレビで見た
しかし18歳だというのに清潔感が全く無いのには
驚く まじキモいな
37名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:56:56 ID:IPIzr9810
一皮剥けばしょせん銭亡者
38名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 06:57:00 ID:EUIgPqMV0
それなんて安藤スレ
39名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 07:01:16 ID:pc8srlxT0
こいつほど、カルティエの似合わないやつはいないな。
40名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 07:12:06 ID:9QEjETwgO
>>32
今回の件はまったくの第三者ではなく、ヤスケンが売ったというところがミソ。
これを盗品だと断定するのは難しいよ。「俺が個人的に貰ったものだ」って言われたらそれ以上突っ込みようがないし。

さっきも書いたが、この業界「生原稿=作者のもの」という意識が根付き始めたのはごく最近。
ゆえに、売る方も買い取る方も盗品売買という認識はない。古書商のモラルだけでなく、業界全体のモラルの問題。
41名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 07:22:05 ID:5t7lhEIl0
ヤスケンサンバ
42名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 07:25:10 ID:AXqglzNC0
業務上横領もしくは窃盗だな。
売った事自体は不可罰的事後行為。
43名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 07:27:50 ID:BXJh8zz80
>>15
パンティー手コキに決まってんだろーが
44名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 07:28:22 ID:UZNmLVtU0
まんだらけに放送前の作品の台本やセル画とかを横流しするようなものか
45名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 07:33:04 ID:dTioNzGH0
よくわからないな
46名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 07:36:25 ID:r/OaKChk0
やれやれ
47名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 07:53:04 ID:pHorvfvN0
>没後も、書庫の中身を処分してほしいという遺志に沿い
遺族が古書店に売ったが、プラスチックケースに入っていたため原稿だとはっきり分から
なかったらしい。

古書店に何か分からないものを持っていくあほはいません。
それに買取りの際確認しますよね。
遺族も共犯ですね^^
48名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 08:13:52 ID:A2a/aHJA0
乱Dについても最後まで擁護派だったし。もう名物編集みたいなとらえ方はやめてね。
49名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 08:15:55 ID:uYxDDQJo0
ケチケチすんなって!どうせ持ってても使わないんだしさ!
50名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 08:23:47 ID:gGvRU3RI0
どちらかというと新聞の一面のトピックス欄に顔写真が
載ってしまったことのほうがかわいそうだな。
51名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 08:25:03 ID:8W5YaghJ0
欲しいんだけど・・・
52名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 09:06:58 ID:/JxBZwmW0
久世光彦はヤスケンと仲良くなかったっけ。
春樹は久世が亡くなった今だから告発した?
53名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 09:08:53 ID:brQZ9zG20
これはひどすぎるな。
遺族も金を返すべきだ。
54名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 09:20:59 ID:Vpd0gxhM0
吉本隆明の原稿とかも一時期大量に出回ってたが
あれもヤスハラのしわざなんだろうな
55名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 09:22:43 ID:x5LzJgY30
つーかこのネタ、芸スポか?
56名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 09:33:18 ID:qShr1U3O0
>>55
【ヤスケンが何故?】村上春樹の直筆原稿が古書店に大量流出 名物編集者・故安原顕氏が無断売却か
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1141929867/44

> 44 名前:名無しさん@6周年 投稿日:2006/03/10(金) 04:16:03 ID:6AQFWyX60
> こういうの芸スポだろ・・・

かわいそうな記事。。。
57名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 09:34:43 ID:kegHIO5N0
漫画の原稿なんか、昔はもっと凄かった。
漫画家に断りなしに出版社が勝手に切り刻んで、読者プレゼントにしてたんだもん。
58名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 09:41:50 ID:J06jLAHW0
ノーチラスやマッキンが買えるくらい高く売れたのか?
59名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 09:50:27 ID:qcHorHwL0
>>57
ワロス
最近だと、アイドルがグラビアで使った水着を切り刻んでトレカに入れるってのもあるらしいな。
それは勿論本人承諾してるんだろうが
60名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 10:05:04 ID:p9G5XT8LO
人間版キンタマウィルス
61名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 10:09:00 ID:eY2qVnxGO
>>59
F1ドライバーのレーシングスーツとかもありましたな
62名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 10:23:21 ID:dJQovlKSO
やってる編集者はもっといるな。
63名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 10:41:17 ID:kHidqhSn0
アナログ世代がウィニーなんかに手を出すからだよ
64名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 10:43:02 ID:aVwyu9Vb0
所詮朝鮮人
65名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 10:46:32 ID:cSHzF0aR0
また安か
66名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 10:46:58 ID:zXTHZfyI0
>>59
アイドル以外にも野球選手とかあるけど。
アイドルの場合は同じもの二着購入してるんだと思う。
67名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 10:57:06 ID:PBlnq8Td0
漫画、アニメ、小説

原稿を勝手に売ってはいけない

もちろん買ってもおけない>おまいら
68名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 13:08:29 ID:4eadZz6y0
読売では「中央公論社(現中央公論新社)の雑誌編集者(2003年に死去)」と
名前が出てなかったので一瞬宮脇俊三先生かとオモタ。
69名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 13:11:58 ID:uZCOfQGc0
>>44
同じだよ
70名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 13:13:54 ID:U1RK9XyV0
春樹ってマカーなイメージあったけど手書き?
71名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 13:51:38 ID:ZlRaI9c90
>>70
マック導入前の原稿。
80年代の初めのモノのようだし、手書きが主流の時代だったはず。

春樹はダンスまで手書きなんじゃなかったっけ。
tesuto
75名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 16:54:27 ID:PxLCnPZi0
え、ヤスケンだったのか!
なんで朝日は編集者の名前が載ってなかったんだろ?
76名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 17:01:39 ID:l8YM86ydO
僕は童貞だ。
77名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 17:24:12 ID:kIfF4AS20
そういや少し前漫画の原稿が売られて騒ぎになったとき
いろいろ裏事情みたいのが流れて業界のあんまりなアバウトぶりに呆れたっけ。
78名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 17:53:26 ID:H2Gopfdq0
なんで日本はアメリカみたいに作家と出版社の間にエージェントって存在がいないんだ?
79名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 18:44:14 ID:+x3PzoI20
>>78
新宿なんとかの大沢ありまさがやってなかったけ?
80名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 18:45:58 ID:Y1DG6cTF0
>「天才」を自称して
ここが最もバカ
81名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 18:47:09 ID:/rbnKquJ0
>>77
引兼だっけ?
82名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 18:48:51 ID:Sk1mhCIl0
書庫の中身を処分してほしいという遺志に沿い遺族が古書店に売ったが
って遺族が屑じゃん
83名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 18:50:31 ID:/rbnKquJ0
自分が育てた作家だから・・とかいう傲慢さを感じるな。。
84名刺は切らしておりまして:2006/03/10(金) 20:09:18 ID:OvDCXnRG0
>82
まるごと処分なんてよくある話でしょ。古本に関するエッセイでも、結構
頻繁に出てくる。数万冊もどうせあったんだろうから、いちいちチェックなんて
しないよ、多分。
85名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 20:10:20 ID:GpgJByHy0
「やれやれ」、僕は声に出して言ってみた
86名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 20:11:49 ID:ZKzLBzf60
立ち読みしたけど
この人に育てられた覚えはない!!と言い切る村上氏ワロタ
死人にくちなしとか当然わかっててあえて書くんだから
よっぽど怒ってる
87名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 20:16:32 ID:l+d2Atbs0
>>86
>この人に育てられた覚えはない!!と言い切る村上氏ワロタ

よく知らないんだけど、ヤスケンが「俺が育てた」って言ってたの?
88名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 20:20:16 ID:nw4Kgx1B0
ヤクルト・スワローズ詩集の元原ないかな?
89名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 20:23:25 ID:+iWxbQdB0
>>79
大沢氏の場合も個人事務所があるだけで、欧米のエージェントとは違う。
個人事務所なら春樹も設立してたような気がするよ。

オフィス大沢の場合、京極夏彦と宮部みゆきの出版事業もやってるから、
孤軍奮闘ではないけどね。
90名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 20:32:37 ID:1ZYWUvAo0
91名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 20:51:35 ID:qtBznTk+0
>>89
下手な編プロやるぐらいなら
エージェントでもやった方がよさそうな希ガス。
92名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 20:54:30 ID:tP0EYOcm0
ヤスケンって、派手なネクタイの人?
93名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 20:56:13 ID:UYa4onSh0
ようするに天才を自称するやつにろくなやつはいないってことだな。バカボンのパパ以外では。
94名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 20:59:54 ID:CuSCifzXO
ワープロ(笑)使えよ(笑)
95(-@∀@):2006/03/10(金) 21:03:07 ID:ty4dOG430
精神の貧しさの、すさんだ心の・・・
全く日本人は・・・
96名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 21:15:37 ID:V9BsefYDO
よく買い取ってくれたなこの書店
97名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 21:42:31 ID:7egdBn//0
そういえばアフターダークと少年カフーカまだ読みさしだった
面白くなくて途中で止めちゃったんだ
98名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:13:16 ID:4xusyr3w0
>>91
税金対策で個人事務所を持ってる作家は結構いると思うが、エージェントは
滝本竜彦や三浦しをんが所属するボイルドエッグズ、赤坂真理や小手鞠るいが
所属するアップルシードぐらいじゃないかな。
99名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:17:54 ID:yPl/OSq90
こっちの方がよくなかったか?

http://www.asahi.com/national/update/0310/TKY200603090524.html

>村上さんは88年の「ダンス・ダンス・ダンス」執筆でワープロに切り替えるまでは手書きだった。
100名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:34:20 ID:l+d2Atbs0
「デビュー前から知り合いだった」ってのは、ジャズ喫茶の店主と客という関係か?
101名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:35:54 ID:ry+wtgfh0
>99
ワープロ移行からじわじわと質の低下が始まった
102名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:40:55 ID:pqexykSD0
ヤスケンやってくれるなあ。
103名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:44:47 ID:A8v7gY6L0
この件は悪いのは亡くなった編集者&遺族側だけど
村上春樹はこういうルール違反にはホント手厳しいよね

村上本人が昔、エッセイで書いてたけど
とある編集者が、村上春樹の全集を出すにあたって
ある過去作品を載せたいと許可をもらいに来た
村上はその作品はあまり気に入ってなくて拒んだんだが
編集者が「でももうその作品を載せると発表してしまったんです」
とうっかり漏らしてしまった(つまり許可をもらう前に発表してた)
それに対し村上は怒り、その編集者と懇意?だった吉行淳之介から
口利きがあっても絶対に許さなかった
んでその全集も結局出版されず、その編集者は自殺してしまったそうな
104名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:47:00 ID:GCvz5WgD0
んなにカネにこまってたんか・・・
105名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:48:50 ID:imyAkXKn0
自意識過剰勘違い作家だからなw
もっと社会で本当の苦労すればよかったのにww
106名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:51:43 ID:9VnBIIF20
金に目が眩んだといえばイエスでもありノーでもある
107名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:52:45 ID:G1Cc9+2E0
>>103
それ日本文学全集みたいなのに載せるって話じゃなかったっけ?
まだそれこそ駆け出しのころで、作品はたしか「ピンボール」だった希ガス
三部作からあれだけ抜き出してそんなとこに入れたくなかったとか何とか
うろ覚えスマソ
108名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:54:05 ID:h9EoKW7F0
春樹にリテレールへの執筆をヤスケンに依頼。

で、春樹をそれからぼろくそ。

古書通ならヤスケンが死ぬ前から春樹の生原売ってたの知ってたんじゃねえの。
私は、ヤスケンが死んですぐ知った。

ちなみに、ヤスケンの奥さんは元電痛。
109名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:56:10 ID:9tazy7IV0
105の方。自意識過剰の勘違い作家というのはどうかと思うよ。
聞きますが、本当の意味の苦労ってなんですか?
どの道でも苦労はあるものだと思います。
110名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:56:23 ID:YIXzHbdV0
>>107
ちょうどいいページ数だから、ピンボールってことで、
って言われたらしいって聞いた。
111名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:58:53 ID:wZ/6qfGU0
>>103
了解をとらずに一人で先走りした挙句、
無理とわかれば別の方法の全集出版で奔走すべきなのにリカバーできずに自殺。

新人レベルだな・・・アメリカかぶれの村上には耐えられない出鱈目加減(可哀想だけど)

締め切りからトンズラしても、
平気でまた仕事を受けるような作家とつきあったりしてなかったのかな?
112名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 22:59:48 ID:A8v7gY6L0
>>107
いや、あなたが正しい
「○○○○から村上春樹まで」が
全集のキャッチコピーだったとか・・・今思い出した
(○○○○は古い作家の名前)
113名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 23:34:03 ID:KRBqQAfM0
この生原の掲載された古書店目録手元にあるんですけど
これってオクで売れまつか?
114名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 23:34:45 ID:YIXzHbdV0
>>113
三万くらいなら俺ほしいな。
115113:2006/03/10(金) 23:40:56 ID:KRBqQAfM0
3万!!

116名無しさん@恐縮です:2006/03/10(金) 23:44:58 ID:YIXzHbdV0
>>113
三万で売ってくれなきゃ、通報するぞ、こら
117名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 00:06:58 ID:++WZNoxoO
手書きじゃなくワープロ文書ならこんな問題はなくなるんだろうね。
いろんな意味で生原稿って貴重だなあ。
118名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 00:07:56 ID:DWzdKaJT0
つーか普通に古書の検索エンジンで引っかかるだろ
俺も昔生原稿買ったことあるよ
村上春樹のじゃないけど、春樹のもあったな
119名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 00:17:17 ID:WevHVvOV0
安倍公房の遺作ってたしかフロッピーからみつかったんだよね
120名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 05:26:42 ID:3smLOy+H0
>>97 スプートニクは最後まで読んだのか
121名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 11:20:57 ID:Kt3b6hjJ0
古本屋が遺族に頼まれて本やなんかとまとめて買ったんだと思うけど、生前からだったら悪質だな
122名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 11:33:12 ID:diJgtfGr0
小銭稼ぎのために死後の名誉まで台無しにするなんて本物のアホですね
123名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 11:37:34 ID:LzRLepdj0
オデオの無限アリ地獄に陥って、ホントの地獄に行ってしまったのね。ヤスケン・・・・
124名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 11:39:16 ID:D1AbcRR00
余命を売りものする人は、大物から小物まで駄目な奴が多いな。
125名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 11:40:23 ID:+pjxNDYD0
金に困ってやった、今は反省している。
126名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:09:26 ID:2P2Vp/qa0
処分して欲しいって売ってくれって意味なんだろうか
127名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:11:00 ID:qUQlNjixO
やれやれ
128名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:11:48 ID:hWerFkLa0



ヤスケン氏ね


129名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:16:05 ID:7KY9YIq40
やっぱり日本の文系はレベルが低いな
130名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:19:55 ID:PyjNiiCw0
春樹のオナニー小説の原稿位クレテヤレよ。
春樹もけつの穴が小さいな。
131名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:22:39 ID:XsCSVw2O0
>>130
売った金が白血病の美少女のもとにいくんなら賛成するんだが。
132名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:24:06 ID:2emiXvmC0
生原稿といえば自分の子供みたいものだろうし、
それの出来が例え悪くても
勝手に売りに出されてたら腹も立つでしょう
133名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:26:49 ID:PyjNiiCw0
春樹だって元は単なるジャズオタのヒキコモリやん。
オーディオに狂った同士なんだから見逃してやれよ。
ノーベル賞で後世に名が残る人間にしては小さいぞよ。
134名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:31:11 ID:3eknUxtiO
アフリカではよくあること
135名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:33:06 ID:ojV397Id0
>>40
これ犯罪ダローとおもったけど原稿ってそんな認識だったのか。
お金の問題とかじゃなくひどい話だな。

古書店の責任もじゅうだいだと思うな。
春樹はヲタが多いから高く売れるだろうな。
136名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:38:57 ID:ojV397Id0
>>85
あるいはそうかもしれない。

連投スマヌ。
どうしても言いたかった。それだけ。
137名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:39:38 ID:6Ltx3nKW0
ヤスケンが死んで村松友視が「ヤスケンの海」を出した時、坪内祐三がこの事を指摘していたのだが誰も騒がなかったな。
138名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:40:34 ID:sDnCiRqS0
やれやれ、また原稿流出か、と僕は思った。
おいキスギ、こういう奴らがせっせと下劣な雑誌を作るんだ。
139名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:42:27 ID:vi+ppa8GO
ヤスケンワロスwwwww
140名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:55:46 ID:OWSN/Sx90
これって何気に脱力系ニュースだよなw
なんでこんなセコイことしなきゃいけなかったの?って感じ
141名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 12:59:38 ID:QknMrXVs0
文芸春秋読んだら、出版社が保管しても、編集者が自由に持ち出しできる
環境だったらしい。春樹自身も、他人の原稿が流出してるってのを
聞いたことがあるって書いてる。

信じられんな。フリーになっても、何故ヤスケンの家にあったのかも
わからんし。

142名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:02:50 ID:iokhKxx80
ホントにノーベル賞取れるんだろうか?
必死で根回ししてるらしいけど
所詮二流作家だしなあ
143名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:04:36 ID:j6Iv9yPI0
一流は例えば誰よ?w
144名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:07:34 ID:ojV397Id0
二流つうかライトノベルだね。それも悪いことじゃないと思うけど。
海辺のカフカ上巻の最初までしか読んでないけど、若いころは好きだった。
印象としては自分の過去の作品を上書き上書きって感じだな。
でも日本でいちばんノーベル賞に近い作家であることはまちがいない。
145名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:08:58 ID:QknMrXVs0
ノーベル文学賞自体、もう価値はなくなりつつある。

職業作家自体、エンタメ系以外は成立してない。
春樹が最後だと思う。

まあ、小説自体、文章の複製だから、後の修正も複製品があれば、替わりが効くという
甘い認識があったんじゃないか。
オリジナリティの価値が低いよな。その生原稿がなかったら、作品は成立
しなかったのに。

それから、ネットオークションがマネーロンダリングの場になるという
ことを春樹が書いてるけど、なんかネットオークションやることが悪くなるような
印象を受けるのでなんか嫌だったな。
146名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:08:58 ID:MNglqYya0
村上ドラゴンは一流の作品を書ける(イビサ、愛と幻想のファシズム)が、
ほとんどは三流か、それ以下だからノーベル賞貰えない。
147名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:12:59 ID:5meGicrm0
根回しなんてしなくても、アジア選考対象(事実上日本)のノーベル賞は
村上春樹で決めようって選考委員の候補の意見は一致してる。

芥川賞や直木賞の権威の失墜を企む人がいるのは少なからずいるわけだ。
ただしその委員の候補者選考がもめると言うだけの話。
しかしアメリカ文学界の後押しがあるので、反村上春樹の候補者は
すでに候補者ですらない。
だからこそ、現在の村上春樹はタブーであり神である。
148名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:16:08 ID:4p1mPycN0
「君が原稿を売ったのかい?」と僕は言った。
「そうだよ」とヤスケンは言った。
「僕が原稿を売ったんだ」
149名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:16:10 ID:ojV397Id0
龍さんは確かにほんとにたまにだが、とんでもない作品を生み出すな。
彼の場合ペースが早すぎてそれが価値を下げてる気もするが。
150名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:21:28 ID:KaB4egvY0
古書店の人って楽しそうだね。亡くなった人のお宅に呼ばれて行ったら
書斎の本の山の中にお宝発見!みたいな・・・。

本が書けそうだね。こういう古書店の人のお話ってないですか?
151名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:23:22 ID:Yzl4GW1JO
安田顕もニュースに取り上げられるようになったか
152名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:23:55 ID:7SuNMXA40
ちなみにヤスケンは、国境の南以降の春樹を
こき下ろす一方で、龍の作品を激賞してた。
春樹はダメなのに、それに比べて龍は・・・・・・というかたちで。
153名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:24:44 ID:iokhKxx80
現在の小説家で一流を挙げろと言われたら、正直思い浮かばないw
小説ってジャンル自体が死に体だからだと思うけど
翻訳家としては買ってるよ
あと商売上手いし
154名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:30:31 ID:YRO7EptB0
>>150
出久根達郎 古書店やりながら小説家してる人、エッセイが面白い
紀田順一郎 古本屋探偵シリーズ書いてる(未読)
155名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:31:06 ID:ojV397Id0
たしかに翻訳家としてはすばらしいと思うな。
自分の世界観とシンクロさせて見事にジャンルを確立してる。


156名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:32:48 ID:5meGicrm0
ライ麦の翻訳はどうでした?
春樹の本はほとんど読んで抵抗はあまりないい人間にとって。
157名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:34:50 ID:KaB4egvY0
>>154
ありがとうございます。
158名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:35:56 ID:1f+uHeN00

本を売るならブッコロス〜♪
159名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:45:12 ID:ojV397Id0
>>156
ライ麦は読んでいないのだが「心臓を貫かれて(shot in the Heart)」は読ませたなぁ。
あれは小説ではなくノンフィクションだが。
ほかの翻訳モノと読み比べてみるとわかるが、春樹はまず圧倒的に読みやすい。
言葉のセンスが絶妙。だと思うのだが。主観でスマン。


160名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:50:45 ID:Bg4kagTD0
村上春樹だけが出たら売れる小説家ってのは本当なの
161名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 13:57:39 ID:5meGicrm0
>>159
ありがとうございました。
翻訳物はひどいのありますよね。
春樹のなら、ちょっと読んでみます。
162名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 14:23:34 ID:2MKJNOdI0
龍口直太郎のカポーティの翻訳は(龍口訳の時代がずいぶん続いた)文章がゆるくて、
カポーティの原作とは違うような気がしてならなかった。現在は川本三郎訳のものが新潮文庫で手にはいるので、
これを機に、この三者をならべて読んでみることにした。
 そして結論。今度の村上訳はすばらしい。翻訳のうまさもさることながら、
なにより小説家として鍛えあげた文章のセンスがいい。煩雑になるが、一例をあげてみようか。
「誕生日の子どもたち」の語り手は、アメリカの田舎町に住む少年である。
きのうの夕方、ミス・ボビットがバスに轢かれた、という文章で小説は始まる。
少女は、ちょうど1年前、やはり同じ6時のバスで、母親とともにこの町にやってきた。
映画でいえばここがファーストシーンだ。やせっぽちの10歳の女の子ながら、
もう大人のコケットリーをもっている彼女は、母親をしたがえて、
バスが巻き上げていった土埃のなかから姿をあらわす。遊んでいた少年や少女たちは、
このミス・ボビットの風変わりなようすに度肝をぬかれて、言葉もなく見守っている。
 そのときの少女の歩くようすを、龍口は「のっそりのっそり」と訳し、
川本は「気取った歩きかたで」と訳す。「つんとすまして」というのが村上訳。
のっそりのっそりはないんじゃないかな、と思う。
 娘の後ろからやってくる母親について、龍口は「痩せ細って毛深い女」と訳し、
川本もまた「やせた、毛深い女」と訳す。村上はこの部分を、「ぼさぼさ髪のやつれた女」と訳す。
「毛深い」と「ぼさぼさ髪」では、どうです、ずいぶんイメージが違うでしょう。
 母親の表情についても、「この夫人は物静かな眼を持ち、空腹そうな微笑をたたえ」と龍口は訳し、
川本は「おとなしそうな目をして、お腹をすかせたみたいな微笑を浮かべて」と訳す。
空腹そうな微笑というものを、私は寡聞にして知らない。しかし村上訳の「押し黙った目、
ひもじげな微笑み」の「ひもじげな微笑み」ならば、精神的な卑屈さの混じったうすっぺらな笑いとして、
イメージすることができる。小説を読みすすめていけば、
「おとなしそうな目」より「押し黙った目」のほうがこの小説にふさわしいことがわかってくる。
163名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 14:24:29 ID:2MKJNOdI0
 翻訳は時代にも左右される。「無頭の鷹」のなかに、龍口が「詩を引用して見せる妖精のような黒人の少年」、
川本が「詩を引用してみせる美しい黒人の少年」と訳している部分がある。
村上春樹はここを「詩を引用する若いゲイの黒人」と訳す。fairy の意味が「妖精の」から「美しい」、
そして「ゲイの」へと時代を反映してかわっていった。ニューヨークの夕刻、町にたむろする人物という設定、
ましてやカポーティなのだから、ここはゲイという一語がやはり適切。
 村上春樹の言葉の選びかたは、こんなふうに、じつに注意深くて繊細だ。
まあ、小うるさいことはこのあたりにして、あとはあなた自身で、この奇妙で物哀しい物語をじっくりとお楽しみ下さい。


164名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 14:26:15 ID:ojV397Id0
>>162
長い!長文だなぁw
でも言いたいことはものすごくわかる。
同じ作品でもまったく違った印象になる。翻訳家のセンスはとても大事だと思う。
165名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 14:31:49 ID:TlVwXJsb0
ヤスケン、人徳がなかったからなあ。
こんなことやってたって聞いてもあまり驚かないな。
166名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 15:13:37 ID:9mw4RGN80
確信犯だろ。
大物ぶっていた人だから。
167名無しさん@恐縮です:2006/03/11(土) 23:56:22 ID:qQQ7COLP0
>>141
違うだろ。
安原がそもそも書庫に入れてなかったらしい。
168名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 00:06:06 ID:B1hk9P1Q0
サイテーだな、安は
169名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 02:44:19 ID:UPzIO6Th0
ヤスケンの民度(←ヤスケンのこと知ってるなら意味わかるよな)が一番低かった。
170名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 02:54:25 ID:NW8QBIui0
いいんじゃないの。
パルキーなんざ活字もロクに読んだ事もない層に駄文を売って大儲けした奴でしょ。
俺が18歳時点で読んでもゴミと思ったが、そんな文章を30ウン歳で書いて恥ずかしげもなく発表してんだかんね。
こんなヤツに人並みの口をきく資格は無し。
「類は友を呼ぶ」んだよパルキタン。
171名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 03:13:52 ID:rf6H+up70
>>170
活字もロクに読んだ事もない層に駄文を売って大儲けしたけど、
活字もロクに読んだ事もない層に読書を広めたのも事実。
172名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 03:43:22 ID:UX0NdEu10
ねたみの声があるのでしょう
173名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 03:45:17 ID:cb5p2eqz0
>>170
まあゴミといってもお前の書き込みには叶わないけどな。
174170:2006/03/12(日) 03:48:42 ID:NW8QBIui0
>171
それって村上の文章が駄文って認める事なんですかね?
それならそれでもっともな話なんですが。
>172
妬みも何もお話になんないでしょー、あんなの。
児童文学に毛が生えた程度のもんでしょ。
175名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 03:50:42 ID:VjFa/zOg0
ノルウェイのフィヨルド、あれは傑作だ
176170:2006/03/12(日) 03:50:48 ID:NW8QBIui0
>173
たまにはセンテンスが短くてバカでも読みやすい村上の文章以外も読みましょうね!
177名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 03:54:20 ID:rf6H+up70
>>176
駄文もあるけれど、全てがそうだとは思わない<村上
どうして短いセンテンスだと、駄文になるのかな?
それから、「児童文学に毛が生えたようなもの」というのは、
具体的にどの作品を指しているんだろう?
178170:2006/03/12(日) 04:02:49 ID:NW8QBIui0
>177
いや、フツーに「幼稚」だと思いません?村上の文章って。
これって各人の読書体験その他に拠るものとは思うけど。
ことにノル森以前の「ボクの弱さを分かってください」的な文章読んでゲンナリした思い出があるな。
しかも「ダンス×3」以降は、なんか売れちゃってハイになってるのが手に取るように分かる文章だし。
具体例を挙げるというと、それこそ10何年前の記憶から引っ張り出さなきゃなんないから割とキツいけど。
無理矢理出せば出せるような気もするけど。
179名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:11:48 ID:yg2zNdnM0
よっぽど村上が嫌いだったんだろうな
金も必要ない死ぬのわかってて最期に何とか復讐してやろうと売り払ったと
180名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:14:22 ID:ZghBUnAR0
>>178
Q.短いセンテンスがなぜ駄文になるのか?
A.**********
これだけ単純な質問が返答できないのはあんたの読解力に問題がある。
というのはどうだ?自分で選択肢に入れてなかった新しい解釈だろ?
181名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:15:35 ID:Ck2k+rN90
>>178
春樹意外で普通に面白くて幼稚ではない作家さんを教えて
ください。知る人ぞ知るマイナーな人じゃなくて。
182170:2006/03/12(日) 04:16:46 ID:NW8QBIui0
>180
ちょっと待てww
どこに「短いセンテンス」=「駄文」と俺が言ってる?
ホントにちょっと待ってよww
183名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:17:58 ID:A4GC3M960
やれやれ
184名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:19:04 ID:Rob7JhwI0
>>181
里見d
185名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:19:09 ID:ZghBUnAR0
>>182
やっぱり読解力に問題あるじゃないか。
>>177はそういう質問をしてるんだ。
あんたがどういう主旨で発言してるかどうかは問題じゃない。
186名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:20:25 ID:D2E44oq+0
三角関係のもつれによる自殺話が国の代表作になるのが日本。
春樹以外の小説もそんなもん。

187名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:22:02 ID:Ck2k+rN90
>>184
里見惇(これ字違うか?)は昔何冊か読みました。面白いです。
ていうか現代の作家さんでいませんか?
188170:2006/03/12(日) 04:25:10 ID:NW8QBIui0
>181
例えば宮本輝とかと比べてどうでしょう?
村上の言葉をもじって言えば「物の良し悪しも分からない連中のポケットに手を突っ込んで小銭を巻き上げる通俗作家」
って村上の事だと思いません?
189名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:26:38 ID:4F+RA1cW0
>>107
駆け出しって程ではなかったんじゃないか

この人の小説は読む人の元気を奪ってしまう力があると思っている。
190名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:27:41 ID:D4BVbYK90
――いいことなのか、それとも、悪いことなのか、わからない。
でも、多くの人間がそうであるように、
俺もまた、自分の生まれた国で育った。
そして、ごく普通の中流家庭に生まれつくことができた。
だから、貴族の不幸も、貧乏人の不幸も知らない。
別に、知りたいとも思わない。
子どものころは、水軍のパイロットになりたかった。
ジェットに乗るには、水軍に入るしかないからだ。
早く、高く、空を飛ぶことは、何よりも素晴らしく、美しい。
でも、学校を卒業する2ヶ月前、
そんなものにはなれないってことを成績表が教えてくれた。
だから、宇宙軍に入った――。
191名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:28:39 ID:xIYojeOb0
>>188
口調がキモイ。女か?
192名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:30:06 ID:Ck2k+rN90
>>188
すんません、宮本輝は訳あって一冊も読んでません。
大昔屈辱的な別れをした彼女が大好きだったんで。。
まあ、今なら読めるかも。サンクス!
193名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:33:23 ID:bNrm8aie0
>安原顕氏が古書店へ無断で売却

安原
チョンかな
194名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:34:37 ID:rf6H+up70
>>178
フツーに「幼稚」だと思いません って言われてもねぇ。
>178の普通って知らないし。

「なんか売れちゃってハイになってるのが手に取るように分かる文章」
という表現も曖昧で、ただ村上春樹ないし村上ファン叩きが第一目的のような印象を受ける。
村上春樹への批判は、納得できるものもあるし、有意義なことだと思うけれど、
>178のような、明確な言葉を用いない曖昧模糊なものは、
「村上春樹を批判できる俺カコイイ」と大声で叫んでいるようにしか聞こえない。

>170で、「俺が18歳時点で読んでもゴミと思ったが」と言っているけれど、
精神的に人間が大きく変化するのは10代ではなく、20代にあると、俺は思っている。
なぜなら、10代に体験する挫折は、「未成年」や「学校」という守られた環境の中での体験だけれども、
20代のそれは、金・結婚・就職といった死活問題にまつわることが多いから。

自分や他者の趣味(好み・嗜好)の正統化による他者から自分を優位づけることについて、
ピエール・ブルデューが研究しているから、一度、読んでみるのもいいかもしれないよ。

べつに2chで論拠ある批判を求めてはいないけれど、
不快に感じることがあったので、反論した。
単なる暇つぶしなので、無視してもらっても構わない。
だいたい、お互いにスレ違いだし。





195名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:34:58 ID:D2E44oq+0
>>181
三浦哲郎の掌編がいい。
ショートショートといえば星新一しか知らない人は読むべき。
ハルキの短編で何だコレと思った人も読むべき。



196名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:37:32 ID:D2E44oq+0
べきとか言ってかっこわりいな俺w
暇なら読んでみてもいいw
197名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:41:26 ID:ZghBUnAR0
誰かと論議を交わしたことがなさそうだな。
取り込んだものをうちうちで消化して終わりって感じかな。
安直な伝達さえ拙く、要旨を伝えられない自分に苛苛してそう。
なんでこれだけイメージできてるのに!って
本が好きなら人格批判に矛先向けても虚しいだけだろ。
198名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:42:38 ID:Ck2k+rN90
>>195
どうもです。 三浦哲郎、明日本屋で探してきます。
でも、春樹と同世代で『幼稚じゃない』作家っていないのかな。
199名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:44:26 ID:fJFiXnDk0
どう見ても編集者がアホでセコくて最悪です。
本当にありがとうございました。
200170:2006/03/12(日) 04:44:47 ID:NW8QBIui0
>194
長々書いてるけど、要は村上信者なんでしょ。
あと「ピエール・ブルデュー」とか訳の分からん記号は出さない事。
それは浅田彰とかが他人をやり込める為につかってた80年代的な手法でもう流行らんよ。
201名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:46:52 ID:rf6H+up70
>>181
宮本輝が好きな人には合わないかもしれないけれど、(これは嫌味でもなんでもなく)
有名どころなら、夏目漱石、井上靖(歴史物ではなく、「しろばんば」とか私小説の方)、
安部公房、大江健三郎、メタ的な部分で楽しむのなら筒井康隆なども面白いよ。
202名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:49:16 ID:oY9fKYhs0
自分の理屈に反論する人間を全て信者と
決めつけるおめでたい奴が沸いてるな
203名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:49:48 ID:+j1ZLy5j0
またおもしろいスレがたってるw
もう寝るので起きたらゆっくり見ようっと。

>>198
いるジャン、村上龍。←ウソ。
204名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:53:36 ID:3ONzaRWj0
村上春樹はなんだかんだいってすげーと思うがな
205名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:54:46 ID:Ck2k+rN90
>>201
教えてくれてありがとう。で、言うのもなんなんだけど、その辺は
みんな読んでます(井上靖以外は)。特に筒井康隆や安部公房は
一時期ハマりました。村上春樹以降の世代の作家で読むべき人が
いたら知りたいと思ったので質問したんですね。(最近読書から
疎遠になってるもんで)
206名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 04:56:03 ID:rf6H+up70
>>200
自分の反論が>200で言うところの80年代的とは思わないけれど、
記号やら浅田彰で一蹴されてしまうのは寂しいな。
長い文章だと、そういう反論を受けてしまうのかな。

ごめん。比較的有名な人なので、説明は割愛した<ブルデュー
原著よりも「差異と欲望」という解説本が分かりやすいので、これもお薦め。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938661829/
207名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 05:00:12 ID:gMlQWi1d0
>>160
ほんと。新刊出れば内容問わず確実に他の作家とは桁の違う売れ行き。

村上春樹はサイン会やらないから生原稿欲しがる人は結構いそうだな。
まさか本人承諾無しで売られているとは思わなかったが、原稿料に
文字情報だけでなく原稿そのものへの代金が含まれていると考えていたとか・・・
は無いか。
208名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 05:01:16 ID:rf6H+up70
>>205
うん、村上春樹以降で、村上春樹を超える国内の作家がいたら、
私も教えて貰いたい。それは同意するよ。

でも、スレちがいだから、そろそろ終わりにしない?
(もし、俺が反論したから悪いのだとしたら、その点は謝る)
209名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 05:03:30 ID:Ck2k+rN90
>>208
判りました。私もいい加減寝ます。
210名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 05:08:08 ID:LTqELEJq0
>>207
そんなことはない。
原稿買った出版社は謝罪している。
211170:2006/03/12(日) 05:08:50 ID:NW8QBIui0
>206
いや、自分の意見を言うのに第三者の名前なり著作なりを拝借するのが、俺自身の考えで「潔く無し」とするだけで。
そういうのが好きでたまらない人もいっぱいいるのはわかってますが。
ただ、
>178のような、明確な言葉を用いない曖昧模糊なものは、
>「村上春樹を批判できる俺カコイイ」と大声で叫んでいるようにしか聞こえない。
と言われてもまさかここで論文一つ書く訳にもいかないしねえ。
212名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 05:14:14 ID:gMlQWi1d0
>>210
いや、安顕が勝手にそう思ってたって意味で。
213名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 05:17:58 ID:meWLx4ZB0
村上春樹の文章が駄文といいきれることに驚いた。
世界中の芸術家から評価されて
世界中の人間に読まれて
日本はおろか、世界中の賞を受賞している文章が駄文?
一体どこの国の誰の文章と比べて駄文といっているんだ?
214170:2006/03/12(日) 05:21:26 ID:NW8QBIui0
>213
おもしろい。
215名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 05:24:19 ID:2SdcIDZN0
安原?チョソか。
216名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 05:26:24 ID:LTqELEJq0
とりあえず、文体が幼稚なのか、
書かれている内容が幼稚なのかくらい書いてみたら?
217名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 05:41:31 ID:2SdcIDZN0
読みやすい。
けど読んだ後に「で?」という感じ。
個人的にはこの人の描く主人公には一度も共感できたことがない。
文学素人の感想。
218170:2006/03/12(日) 05:44:07 ID:NW8QBIui0
>216
どうでしょう?あくまで印象批評になりますが「文体」については翻訳調で非常にぎこちないですね。
たまに取って付けたような表現があり、一貫したリズムで安心して読めない文章です。
本人は昔雑誌のインタビューで「文章の勉強になるから翻訳を手掛けている」といった事を言ってましたが、
「それって単なる剽窃じゃねーの?」と思ったものです。
内容に至っては前述の通り「児童文学」そのものだと思ってます。

ところで、ファンの方って村上の作品で何が一番いいと思ってるんですか?
219名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 05:55:18 ID:meWLx4ZB0
結局印象批評か。
220170:2006/03/12(日) 05:57:19 ID:NW8QBIui0
>219
はいはい、物はいいようのカスレス (人-u-)ぁりがとぅ。
んで、何が好きなのよ?
221名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:02:16 ID:meWLx4ZB0
スレ違いだし、お前と会話する気にもならないから
放置。
222名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:03:13 ID:1t6eiz8JO
非常にぎこちない文章を書く奴に、文体が非常にぎこちないと批評される村上春樹。
223名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:07:05 ID:LQCQGUzN0
これはひどい・・・
224名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:09:30 ID:3fg57TcWO
一つだけはっきり
いえることがある。

文 学 板 で や れ
225170:2006/03/12(日) 06:16:08 ID:NW8QBIui0
>おまえら1行以上の文章書いてみろっつーのww
何が
>非常にぎこちない文章を書く奴に、文体が非常にぎこちないと批評される村上春樹。
>これはひどい・・・
馬鹿かっつーの。
226名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:18:27 ID:LTqELEJq0
>>218
> たまに取って付けたような表現があり、一貫したリズムで安心して読めない文章です。

こなれた文章はそれだけで評価に値するものだと思いますが、
そうでなければ劣っていると直ちに帰結することは、
現代文学においては難しいのではないでしょうか?

> 本人は昔雑誌のインタビューで「文章の勉強になるから翻訳を手掛けている」といった事を言ってましたが、
> 「それって単なる剽窃じゃねーの?」と思ったものです。

作者の意図することを読み取ること、
読み取ったことを適切な日本語の文に構成することが訓練になるのは明らかなのでは?
227名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:22:43 ID:cVhXeno00
かっつーの  かっつーの かっつーの・・・・・・・・


228名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:33:11 ID:1t6eiz8JO
>>225
1行以上書いてるじゃん。
229170:2006/03/12(日) 06:37:59 ID:NW8QBIui0
>226
お!やっと真面目そうな人からレスが来た!

>こなれた文章はそれだけで評価に値するものだと思いますが、
>そうでなければ劣っていると直ちに帰結することは、
>現代文学においては難しいのではないでしょうか?

ん?これは現代文学にこなれた文章を求める事が間違い、という理解でいいのでしょうか?

>作者の意図することを読み取ること、
>読み取ったことを適切な日本語の文に構成することが訓練になるのは明らかなのでは?

ごめんなさい。これもよく意図が読み取れません。
「文章を読む」という事が「想像力を働かせる」という事なら分かりますが、「言語の置換を行う」という事だとそれはちょっと違うんではないかと思います。
少なくとも俺は脳内トレーニングのために小説を読んでるわけではありませんので。
230170:2006/03/12(日) 06:41:47 ID:NW8QBIui0
>227・228
馬鹿は放置で。
やれやれ。
231名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:42:44 ID:6CcvvFDr0
去年のニューヨークタイムズの年間ベスト10に選ばれたんだっけ?
232名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:51:20 ID:JF84Op+70
安? チョンか?
プラスチックケースに入っていたからわからなかった?なにをいってるのだおまえは
233名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:51:38 ID:r8iRZBui0
なんだよ、ヤスケン。
まあ、編集者のくせに「天才ヤスケン!」とかキャッチフレーズにしてたしな、
腕はともかく、タレントっぽいのが好きな軽薄な人だったんだろうと思う。
業界で持ち上げる人も多かったけど、編集者の作家へのコンプの象徴だろうな。
結局、こういうことをしちゃう程度の人だったってことか。
234名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 06:57:31 ID:JhzOCSElO
ノーチラスに化けたのか
235名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 10:29:50 ID:LTqELEJq0
>>229
> これは現代文学にこなれた文章を求める事が間違い、という理解でいいのでしょうか?

論理学に弱いようですが、十分条件、必用条件という概念を理解してください。
読み下だすのに努力を強いられるしかし優れた文学がある現代において、
あなたの>>218の言明は有効ではないということを言っているのです。

>「文章を読む」という事が「想像力を働かせる」という事なら分かりますが、
>「言語の置換を行う」という事だとそれはちょっと違うんではないかと思います。

好き嫌いは別として(当たり前のことですが)
村上春樹が文体に非常に多くの注意を払っている作家であることは、
明白だと思いますが、(成功しているかどうかは置いておきましょう)
「言語の置換」は、「書きたいことは決まっている」という状態で、
(テキスト読解はそんなに簡単に決着がつくものではないですが)
文章表現の訓練を行うのに適していることが分からないのですか?

以下は憶測の入った飛躍となります。
あなたは内容至上主義者で、村上春樹の小説の内容の青臭さを、
文体の稚拙さと取り違えているのではないでしょうか?
236名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 10:41:39 ID:zZANUaL1O
そして内用が青くさいからって「青くせーm9(^Д^)プギャー」
とわざわざ指摘しても、自分の青くささを露顕させるだけ
いわゆる中二病だな


釣りにマジレスする俺も中二病だがな
237名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 10:48:36 ID:Z2pd6P9m0
238名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 10:50:07 ID:LjjxX0Qu0
170逃亡
239名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 11:00:32 ID:+ACd7DOEO
あんな面して丸文字なのに笑った
240名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 11:01:40 ID:x0TZQ6e60
エロゲー小説
241名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 11:09:01 ID:Mhgn/NTZ0
名物編集長も晩年はタバコ代にも事欠いていたのかね
242名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 11:33:43 ID:iq+FZmsK0
これじゃ文系理系だとか言う2ちゃんによくいる馬鹿みたいだけど、文系って本当に馬鹿ですね。しょうもない。

本題のヤスケンの話に戻そうよ。

春樹の作品がどうのってのは文学板でやったら。

俺的にはこのニュースはヒットだったね。
生前、胡散臭い奴だな〜、と思っていたら、やっぱりそうだったって感じで。
業界で威張りまくっていたいい年こいた編集者が陰で人気作家の若い頃の原稿を売る。
情けない。
でも、これが日本文学なんだよ。
243名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 12:14:19 ID:rf6H+up70
>業界で威張りまくっていたいい年こいた編集者が陰で人気作家の若い頃の原稿を売る。
>情けない。
>でも、これが日本文学なんだよ。

村上春樹はしつこいから、知名度も生かして、そのへんを徹底的に追求して欲しいな。
まあ、たぶん、それも本にして売っちゃうんだろうな。
でも、その本なら読んでみたい。
244名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 13:33:49 ID:3g7+Thc60
ヤスケンがどこかで書いていたが、春樹の作品「国境の南・・・」を酷評した後
偶然街で村上夫妻とすれ違った。春樹はつれない挨拶で逃げるように立ち去った。
それを見て陽子夫人は、デビュー以前から顔なじみのヤスケンに
「あの人は相手の意見に耳を傾けない、独りよがりなところがある。
 今後も安原さんのようなひとに、率直なご意見を書いてもらいたい。」
みたいなことを言ったらしい。良く出来た女房だ。
245名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 13:45:43 ID:1xUcRBFd0
>>241
晩年は寺島靖国などとつるんでいわゆるハイエンド・オーディオにのめりこんで、
季刊のオーディオ雑誌で新しい号が出るたびに2〜300万円代のオーディオ機器を
購入している様子が出ていました。一編集者のどこにそんなお金があるのかな、と
思いました。
今度の記事を読んで、そんなことを思い出したのですが。
246名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 14:18:51 ID:HpugxVd70
「ちょっと悲しいだけですから」
247名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 14:45:24 ID:OnyKCGuM0
自分春樹すきだけど、
「国境の…」だけはカンベン。
248名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 14:53:59 ID:yjTIiIpL0
中国の成金に馬鹿ウケ
249名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 19:26:49 ID:+YIhoZVx0
「国境の南・・・」の酷評って何で読めますかね
250名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 19:45:44 ID:LTqELEJq0
安原顕「現在形の読書」
村上春樹『国境の南、太陽の西』―安っぽいハーレクイン・ロマンス
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9960086135
251名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 20:44:37 ID:+YIhoZVx0
>>250
おおありがとう。さっそく図書館で予約しますた
252名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 20:45:12 ID:lK32U5CT0
買えよw
253名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 21:00:44 ID:iGgn9bn70
>>233
> 結局、こういうことをしちゃう程度の人だったってことか。

死んでから発覚してよかったなあ、ということだよね。
254名無しさん@恐縮です:2006/03/12(日) 22:00:11 ID:0aB+yVBL0
こんな人でも、師と仰いでいる人たちが大勢いる訳で。
弟子に肩身の狭い思いさせちゃ遺憾と思うぞ。
255名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 01:09:27 ID:j9yPUuVaO
>>242
「みたい」ではなく、君は「2ちゃんによくいる馬鹿」そのものでは?
256名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 01:17:25 ID:tfYJ6jsD0
断定切り返し一本!それまで!
257名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 01:56:59 ID:BCr6zT+V0
2ちゃんやるようなバカに生きる資格なし
258名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 02:06:37 ID:dpjFL9Oa0
一介の編集者が作者に無断でナマ原稿を売るって、
普通考えられないんですが
なんでそんなことやったんですか?




って知りたくて開いたのに何も有益なことが書いてないスレ鬱
259名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 11:09:00 ID:V6LuLtew0
村上の言い訳臭い文章読んでなんだかなーと思ったけど
安原の最後のインタビュー読んで村上が悪いのは
周囲の警告聞かずこいつとつきあったことだけだと認識したよ
260名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 11:11:24 ID:USWhWOG90
将来のノーベル文学賞の原稿だからな
金に目が眩んだのだろう
261名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 11:25:11 ID:qsChzGVq0
春樹の几帳面さと執念深さと
文壇のリーダーとしての自覚がでてきたものと見受けたが
262名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 11:26:54 ID:IqOBpSOc0
次にアジアにノーベル賞受賞者の順番がくれば春樹になるか

順番制だからもうちょっと先だろうな
263名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 11:39:55 ID:cCEhJNYt0
>>252

絶版らしいよ。
264名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 14:42:02 ID:idBAGziH0
坪内祐三が数年前にエンタクシーにこのこと書いてたのに
その時はぜんぜん話題にならなかった。
265名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 14:44:53 ID:zkH7haBR0
村上みたいな顔の奴がエロってる姿を想像して読んで見ろ。
266名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 14:47:20 ID:qc2iyXAY0

やれやれ

267名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 14:49:46 ID:+msMtyyG0
>>103
この人だったか忘れたが龍だったかな?
大学の講演を頼まれて
広告サークルだかの学生が
「もう発表してしまったので出てくれないと困る」みたいな
キチガイ学生を超罵倒してたよな。たしか一ツ橋
268名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 14:55:51 ID:MZrehT9G0
>>142
戦中作家が死んだあと、アフリカ系がひと段落下あとだな。
アフリカ系はもう終わったし、戦中もそろそろ終わりだな。
アラブ系作家がとってもいいんだが、
まるでイスラムを肯定するように思われるのを嫌って、
どうでもいいような作家が立て続きにとるだろう。
今年、韓国の根回し詩人がとるかもしれないね。
269名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 14:57:01 ID:MZrehT9G0
>>146
そういえば、ドラゴンが二階堂にあげた生原稿が、
神保町の古書店に売られているって笑い話があったな。
そりゃ、金のほうがいいわな。
270名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 14:59:14 ID:MZrehT9G0
>>267
元ダイエーの秋山を見習ってもらいたいものだ。
もしくはサッカー選手の加持。
271名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 15:18:20 ID:9hO70qAL0
>>270
「あっ!間違えちゃった!小学生が泣いちゃう!」と
「広告しちゃったからぁ、出てもらわないと困るんですぅ」じゃ
憎たらしさが全然違う
272名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 17:36:54 ID:/eoW9dEK0
>>269
原稿じゃないが、おいしいコーヒーの入れ方の人の何かのサイン本が売られていた。
花村満月さんへと書いてあった。
そりゃ、金のほうがいいわな。
273名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 22:03:39 ID:rTQY7Dt10
>>268
残ってる大物で言うと、クンデラなんかは結局受賞しないのかな?
274名無しさん@恐縮です:2006/03/13(月) 22:59:52 ID:H/gbqovt0
>>103
山田詠美と集英社の関係を思い出した。
まあ山田の本は現在では売れそうもないけど。
275名無しさん@恐縮です:2006/03/14(火) 12:18:52 ID:q89vI1xa0
そんなことで自殺する奴ってバカだよな。
うっかり余計なことじゃべったのはまずかったけど、
大手なんだからそんなことでクビになんかならないって。
出世コースから外れようが、水準以上の給料もらって定年まで無事に暮らせたはずなのに。
挫折を知らないお子ちゃまエリートだったんだろうね。
276名無しさん@恐縮です:2006/03/14(火) 18:20:51 ID:KzmRdYbT0
文学全集に1973年のピンボールを収録することにして、
すでに広告を打ってしまって、
じゃあ収録しましたんでって、春樹に確認したら、ふざけんなゴルァ!ってなって
もう印刷もしちゃったし
困った、そうだ、吉行先生に頼もうと言って、吉行から春樹に圧力かけたら
春樹は余計にキレて、しるかぼけ!となって
編集者は自殺。

こういう甘ちゃんは困ったもんだわな。
277名無しさん@恐縮です:2006/03/14(火) 18:58:59 ID:q89vI1xa0
印刷回ってたとしても始末書書いて減給ぐらいで済むだろうに。
そんなもんで人生を捨てるこいつの価値観って何なんだ?
278名無しさん@恐縮です:2006/03/14(火) 18:59:58 ID:Egwa024jO
やっぱり春樹氏を支持だわなあ…

つーか、日本はほんといいかげんだからな、出版関係。

作家は大変だわなあ…と、強く感じるよ。印税ももっとあげてやらんとあかんと思うがねえ……。
279名無しさん@恐縮です:2006/03/14(火) 19:28:13 ID:Nh4lMwaw0
本宮ひろしは12%だけどね>印税
280名無しさん@恐縮です:2006/03/14(火) 19:35:26 ID:0/pREixF0
漫画家はすげーよな。
単行本もバカスカ売れるし(売れっ子は、だけど)、冊数多く出すし、
アニメ化、キャラクター化で二次的な収入もあるし。

もの書きは映像化されても歩合じゃなく、雀の涙ほどの原作料。
原稿料も大したことないし、頼みの綱の印税は、そもそもあんまり売れない。
で、こういう編集者がいるんだもんな。
売れないのはともかくとして、いい加減なこの業界をなんとかするだけで、
だいぶ待遇もマシになるんだろうな。
281名無しさん@恐縮です:2006/03/14(火) 20:27:39 ID:qjaF3N3b0
>>277
フリーになったり、作家になる気持があったとか。

作家はともかくフリーは絶望的でしょ。
編集者なんて人脈命だけど、そっちの方は壊滅的打撃だろうし。
282名無しさん@恐縮です:2006/03/14(火) 21:28:51 ID:tGazqyZ80
>>281
詳しいねあんた。
誰かがその事件についてルポみたいなの書いてるのかな?
283名無しさん@恐縮です
別に編集者続けなくても、出版社には他にたくさん仕事があるんだからさ。
郵便物の受付や、経理や、総務だって仕事だ。
社員食堂の運営だけを任されて40年間出版社で働いた人を知ってるよ。