マリナーズのイチローに対する米スポーツ専門誌の評価が今季も高い。
老舗スポーティング・ニュース誌発行の2006年選手名鑑は、
スカウト関係者の声を集約する形で選手を10段階評価しており、
イチローは10点満点のボンズ(ジャイアンツ)、A・ロドリゲス(ヤンキース)、プホルス(カージナルス)
に準ずる扱いの9・5だった。
イチローと同じレベルには、ヤンキースの抑えのM・リベラ(9・5)
や2004年サイ・ヤング賞左腕のサンタナ(ツインズ)らごくひと握り。
昨年はメジャー5年目で最も低い打率3割3厘に終わったイチローだが、
スカウト関係者からの高評価は相変わらずのようだ。
同名鑑による主だった日本人大リーガーの評価では松井秀(ヤンキース)が8・8、
井口(ホワイトソックス)が7・8とまずまず。
日本人投手の最高はパドレスからレンジャーズに移籍した大塚の7・7だった。
そのほか、8から4までの数値で評価するリンディーズ誌でも、イチローは7・3と最高クラスにランクされた。
松井秀は6・8、井口は6・2だった。(共同)
http://www.sanspo.com/sokuho/0204sokuho041.html