鈴木健想「新日本の“WJ化”が進んでいる」

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妻の鈴木浩子が執筆した『ゲイシャ・ガール、リングに上がる』(集英社インターナショナル/1470円)の
発売記念サイン会に飛び入り参加した鈴木健想が、大量の離脱者を出した古巣の
新日本プロレスについてコメントした。
健想は「西村(修)さんをはじめ、吉江(豊)さんら数々の選手が離脱したことはすごくショック」と、かつての
仲間が退団していった現状に驚きを隠せない様子。しかし、一番のショックは選手ではなく“あの声”が
新日本から消えることだった。「僕が一番ショックが大きかったのは、やはりケロちゃんの離脱です」と
田中秀和リングアナウンサーの退団を挙げた健想。「僕が新日本プロレスを想像したときに
思い浮かべるのは、まずケロちゃんのアナウンスです。新日本の伝統というか、彼の“あの声”が
抜けたのは非常に痛手だと思っています」と独特の口上で数々の名勝負を盛り上げてきた
田中リングアナの離脱を惜しんだ。

多くの選手が新日本を離れる一方で、現場監督に長州力が復帰。健想は「長州さんが現場監督に
戻りました。越中(詩郎)選手や大森(隆男)選手が新日本のリングに上がりました。これはまさしく、
新日本の“WJ化”が進んでいる」と警告した。「このままだと元WJの選手としては『鈴木健想も
戻らないといけないのでは』という気持ちになるが、ここでWJ化をストップしなければ」と古巣への復帰を
否定。「ストップ・ザ・WJ」を掲げ、今でも愛情を注ぐ新日本のWJ化に待ったをかけた。

また、浩子は「選手として自分たちが一番活かされるところで、自分がやりたいことができる場所で試合を
することが一番大切なことだと感じた」と、自分たちの経験を元に離脱者たちにエール。特に世話になった
西村には「私たちがWWEを離れたときもいろいろ助けていただいた方。今度会う約束をしているので、
いろんな話をしていきたい」とハッスルGMとしても前向きな発言を見せた。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20060204-00000000-spnavi-spo.html