【Jリーグ】東北ハンドレッド 2年連続の赤字編成、06年度末の累積赤字見通しは20億強

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1夜に鳴くセミφ ★:2006/01/27(金) 11:21:00 ID:???0
サッカー、Jリーグ2部(J2)ベガルタ仙台を運営する東北ハンドレッドは25日、仙台市内で取締役会を開き、
2006年度予算案を了承した。収入総額16億8000万円に対し、支出総額18億3000万円で、
1億5000万円の赤字予算となった。赤字予算は2年連続。06年度末の累積赤字見通しは
20億6450万円で、最終的に20億円台に達すれば01年度以来、5年ぶりとなる。

ホームゲームの入場者数は、試合数が2試合増えることなどに伴い、昨季より5万9000人多い41万人と予測。
入場料収入は、8500万円増の7億4000万円とした。行政からの助成金は、仙台市が2000万円減の
5000万円、県が1500万円減の2500万円として予算化した。

支出面では、トップチーム経費が10億4700万円。今季の外国人補強費を05年度経費に盛り込んだため、
前年度比で1億6900万円少なくなった。05年度は別枠だったシーズン途中の補強費は、当初から
1億6000万円盛り込んでいる。
下部組織を強化する方針から、育成普及経費は2100万円増の1億6000万円。フロント経費は
1億8500万円で、800万円削減した。

取締役会では05年度決算見通しも報告された。総収入17億8300万円、総支出19億5200万円で
1億6900万円の赤字となる見通し。昨年末の段階では約3億円の赤字が見込まれていたが、
MFシルビーニョ選手(現J1新潟)の移籍金収入やDF富沢清太郎選手(現J2東京V)の完全移籍による
獲得の断念などにより、赤字が圧縮された。
このほか、前副知事の柿崎征英、シニアディレクター(SD)の小長谷喜久男両取締役の退任も了承された。
小長谷SDはチーム強化などの現場業務に専念する。
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe106/news_spe/news20060126_004.htm