【アッー！】多田野「息長くプレイしたい」

◇息長くプレーしたい

（メジャー初勝利は一昨年７月２日のレッズ戦、初先発だった）

先発は大学（立大）時代からやってきた役割だったので、すごくいい感覚で投げられました。
ブルペンでしっかりと調整する時間もあり、いい感じで入れました。雰囲気にのまれることはありませんでした。

（初勝利の感触は）

先発投手は降板したらクラブハウスに戻るのですが、その時はダッグアウトでずっと試合を見ていました。
首脳陣にアピールができ、次もチャンスを与えられるような投球ができたということが、勝利にも増してうれしかった。

（２カ月後にはヤンキースの松井秀喜と対戦して、２打数無安打に抑えた）

米国人に負けないくらい体が大きくて、どっしりしている。日本人と思わずに、米国人と同じように投げました。
少しでもあまいところに行けば、スタンドに放り込まれるという危機感を持って、気を抜いた球を投げないようにしました。

（メジャーとマイナーを行ったり来たりという経験もあった。昨シーズンは昇格したら１日で降格ということも２度あった）

３Ａに戻れと言われたときは、初めはやはりショックでした。
繰り返されているうちに、自分で状況が理解できるようになってきました。
マイナー行きを通告されるときは、雰囲気があるんですね。
投手コーチに必ず呼ばれます。監督室に行くように言われ、監督から直接告げられます。

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/major/news/20060123dde035050053000c.html