【野球】千葉ロッテの金コーチ、李スンヨプに「巨人には行くな」

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3一弥φ ★
 1つめは、もう一度新たなチームに適応しなければならないという点。
2年かかってなんとかチームの雰囲気に慣れたのに、また知らないチーム、
しかも別のリーグに適応しようとすれば試行錯誤を繰り返すしかない。
もちろん昨年セントラル・リーグとの交流戦で優れた成績をあげるなど活躍を見せた。
しかし、36ゲームにすぎない交流戦とペナントレースはまた別物だ。
見知らぬ選手たちと打ち解けるには時間がかかり、ストレスになるかもしれない。

 2つめの理由は、巨人は待ってくれないとうことだ。
日本最高の名門チーム読売ジャイアンツは潤沢な資金力を誇っている。しかし光があれば陰もあるもの。
成績至上主義に無限の競争を強調する巨人は我慢しない。選手の調子が悪ければすぐに新しい選手を獲得する。
シーズン初めに印象に残る姿を見せられなければ切り捨てられる危険がある。

 3つ目は巨人に移籍した選手を見ると成功したケースが大してないということ。
ニューヨーク・ヤンキースのように、巨人は他チームから最高の選手たちを受け入れてきた。
しかしこれまで以前のチームにいた時よりも活躍する選手はいなかったという。
主砲の清原(現オリックス)や江藤(現西武)、左腕投手の工藤(巨人)などが良い例だ。
昨年イ・スンヨプと苦楽をともにした金コーチは
「本人が切に望んで決めたのだから本当に一生懸命努力して必ず成功してほしい」と付け加えた。