2006年ダカールラリー(正式名称:ユーロミルホー・ダカール2006、通称パリダカ)は1月15日(日)、
セネガルの首都ダカール郊外のラックローズで16日間にわたる過酷な戦いを終えてフィニッシュ。
「チーム・レプソル三菱ラリーアート」から『三菱パジェロエボリューション』で出場のリュック・アルファン(フランス)が
SS合計時間53時間47分32秒で初優勝を達成。この勝利によって三菱自動車チームは大会記録となる
6連勝、通算11勝を実現した。また、アルファンのチームメイトであるホアン・ナニ・ロマ(スペイン)は自己最高位となる総合3位、
ステファン・ペテランセル(フランス)は総合4位といずれも上位でゴールしている。
なお、総合2位はジニール・ドゥビリエ(南アフリカ/フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ2)。
三菱自動車チームの増岡浩(パジェロエボリューション)は、1月3日(火)の第4レグでアクシデントによりリタイヤしている。
■優勝したリュック・アルファンのコメント■
「ダカールラリーに初めて出場してから8年。最高の感激です。ダカール海岸やラックローズが今までにないほど美しく見えました。
最後のSSはキャンセルされて勝負は前日で終わったけれど、
表彰台に上がるまではリエゾン(移動区間)中に『何かあってはいけない』と緊張しました。
アルペンスキー、ワールドカップのダウンヒルで3連勝した時も嬉しかったが、それは随分と昔のことです。
モータースポーツを始めてからは、パリダカで勝つことを目標に頑張ってきただけに最高の気分です。
三菱の6連覇となる11勝目を私の優勝で達成できたことも誇りに思います。
チームや三菱自動車のみなさんをはじめとする、私たちを支援してくれた人全員に感謝します。
そして、来年もまた優勝したいですね」
http://www1.as-web.jp/news/news_detail.php?c=4&nno=4307