【野球】年俸面でも“Ｇ倒”見えた！阪神の日本人選手の総額２８億円に

阪神の久保田智之投手（２４）が６日、西宮市内の球団事務所で行われた３度目の契約交渉で３０００万円増の
６２００万円で更改した。これで阪神の全選手の契約が完了し、０６年の日本人選手の総年俸は、
約２８億２０２０万円。巨人との差を一気に６億円以上縮め、年俸面での“Ｇ倒”も夢ではない状況だ。
Ｖ効果で一気に差を縮めた。かつて遠く及ばなかった巨人に年俸面でも、逆転の足がかりをつくった。

「契約交渉が完了して、ほっとしました」
交渉にあたった沼沢球団本部副本部長が安堵の表情を浮かべた。昨年は井川が自費キャンプに突入したが、
今年は久保田が更改したことで、年俸面で合意し、正式契約を待つ下柳を含め、全選手が更改した。
０６年の阪神の日本人選手の総年俸は２０億２０２０万円。昨年よりも約２億７０００万円の増額に、
「（予算を）多少オーバーしているはず。まだ怖くて見てませんが」と沼沢副本部長。Ｖ査定にうれしい悲鳴だった。

チーム成績の象徴というべき年俸。グラウンドの結果だけではなく、銭闘でもＧ倒の２文字がはっきりと
視界に入ってきた。
０５年の差は約１３億円。０１年は約２６億円もの開きがあった。しかし今年の差は約７億円。１年で６億円も
縮めたことを考えると、“射程距離”に入った。今年は金本、今岡のＦＡ取得組の大型契約も控えているだけに、
総額の大幅増は必至。さらにリーグ連覇、日本一を果せば、逆転の可能性は十分にある。

対戦成績では３年連続で勝ち越しを決め、昨年は観客動員でも巨人を超えた。次は年俸。
“３冠”を奪取し、新盟主として君臨する。（長文のため記事を抜粋しました）
http://www.sanspo.com/baseball/top/tig200601/tig2006010703.html