オリックス中村勝広監督(56)が24日、
来季新戦力の清原和博内野手(38)に「90打点」のノルマを課した。
すでに中村紀洋内野手(32)とあわせ「2人で60発」を設定しているが、
さらに踏み込んだ要求だ。「打撃3部門で期待するのはやはり打点。
チャンスでのタイムリーを期待したい。90打点は稼いでほしい。
ノリ(中村)と2人で170から180打点くらいは稼いでほしいな。
タイトルに関しては、結果的にそうなればいい」。
清原が西武、巨人で積み上げてきた打点は歴代8位の1491。
32打点を加えれば巨人長嶋茂雄終身名誉監督(69)の1522打点(6位)を超え、
74打点で中日落合博満監督(52)の1564打点(5位)をも超えることになる。
すでに通算本塁打数「514」は2人を超えているが、
あらためて「長嶋、落合超え」に挑むシーズンとなる。
中村監督はこの日、マリナーズを自由契約となった長谷川滋利投手(37)が日本復帰を決めた場合、
獲得を見送る考えを示した。97年に米球界入りした長谷川は、国内では任意引退選手の身分。
ルール上はオリックスに保有権が残っているとされるが
「うちは選手枠がもういっぱいと聞いている。(獲得競争に)参加することはないでしょう」と話した。
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-051225-0002.html