【野球】オリックス清原景気！ファンクラブ入会問い合わせが１日３００件【10倍増】

清原景気にはや、ニンマリだ。
巨人を自由契約となった清原和博内野手（３８）が、２０日にオリックスへの涙の入団表明を行ってからファンクラブ入会の問い合わせ件数が普段の１０倍に跳ね上がったことが２３日、分かった。

球団のファンサービスグループも２６日に大阪市内で正式に入団会見を行う“新広告塔”の想像以上の営業効果に笑いが止まらない。

キヨさん、おおきに…。
昨年の球団統合、ダブルフランチャイズ制（大阪、兵庫）による旧オリックス、
旧近鉄のファンの分散で営業上、苦戦を強いられていたオリックスに春の兆しだ。
救世主は清原。２０日に都内でオリックス入りを表明後、大阪市内のファンクラブ事務局に入会の問い合わせが殺到。

ファンサービスグループの担当者である大島明子さんの表情も緩みっぱなしだ。
「ファンの方の関心も高く、電話、メールでの問い合わせは朝から引っ切りなしですね。近畿圏以外の全国各地からの問い合わせも多いです。うれしい悲鳴です」

来年度のファンクラブ募集は１２月１日から始まっているが、清原が入団表明する２０日までは１日に２０−３０件程度だった。
それが今では約１０倍の３００件。しかも、北は北海道から南は沖縄までという幅広さ。

今季の会員数は約３万人。
阪神の約１５万人に比べると規模は小さいが、「来季は５万人」と球団はこの時期から強気の目標を掲げる。

０２年にメジャーへＦＡ移籍したイチロー以来の全国区の看板スターが誕生。
“番長特需”に営業サイドはウハウハなのだ。
「人気ある選手が入団することで我々もセールスしやすくなるのは間違いないです」と三上ファンサービスグループ部長
大阪ドーム、スカイマークのシーズンシートに関する問い合わせも増えており、この先の球団への波及効果は計り知れない。

このぶんなら年俸３億円は簡単にペイできる？
２６日に正式に入団会見するキヨ様は間違いなく、人気復興の起爆剤となりそうだ。　

http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200512/bt2005122403.html