【Jリーグ/税金】県が新潟スタジアム命名権売却…毎年2億円以上の運営赤字改善の目指し

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498名無しさん@恐縮です
【Jと税】〜Jリーグのタカリの歴史〜

■1997年
= 清水エスパルス =
市民球団のエスパルスは地域密着を掲げるJリーグの象徴的な存在であったが
素人経営が災いして21億円の負債を抱えることに。主体的な運営企業であったテレビ静岡は撤退を決める。
それまでの運営会社「エスラップ」は精算され、地元企業数社が共同出資で立ち上げた
「株式会社エスパルス」に引き継がれる。チームの消滅は免れたが地域密着の現実と市民球団の限界を知らしめた。
余談ではあるが、エスパルスの中心的な運営企業になった鈴与は女子サッカーチームの
「鈴与清水FCラブリーレディース」を1999年に解散させている。
ひとつのチームの命を守るために、ひとつのチームの命が犠牲になった訳である。

= ベガルタ仙台 =
経営危機が表面化。広島カープを真似て「樽募金」なども行う。ここ最近は単年度の決算で黒字を
計上しているが黒字額(2004年度は6000万円)よりも県や市からの補助金(県と市を合わせて年間1億円)の方が
大きいような状態で17億を越える累積赤字を県と市が間接的に返済しているようなものである。
本当なら既に債務超過に陥っている状態なのだが、経営危機の度に増資を繰り返してきたために
数字上は債務超過にならずに済んでいる。
なお、現在の資本金は23億円強。ベガルタの経営規模<2005年度予算は16億円>よりも大きい。
仙台市は経営危機の度に増資に応じてきたために11億円以上を出資することになった。