【MLB】ヤンキース大赤字、100億円超か? [12/05]

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683名無しさん@恐縮です
阪神球団が、なぜか「来年の巨人は強いですよ」と、永遠のライバルを必死に売り込んでいる。

在阪民放局はここ数年、関西地区では全国ネットで巨人戦を中継している時間帯に、
中継すれば視聴率が15%前後稼げる阪神戦に差し替えて放送することが多かった。

 これまで阪神戦といえば地元U局のサンテレビ(神戸)が独占状態だった。
それが03年の優勝フィーバーあたりから、「視聴率がとれる」と、サンとの競合を承知でナイター中継してきた。
阪神にとっては、巨人戦(1試合1億円)ほどの旨味はないが、1試合2000−3000万円の放映権料は、貴重な収入源になっている。

 これがピンチに陥っている。「この差し替えもキー局が巨人戦を放映していることが最低条件。
ゴールデンタイムのドラマやバラエティー番組は全国に流すことが条件になっていて、関西だけ阪神戦というわけにはいかないらしいんですよ」と、
阪神の球団首脳は渋い表情。仮に10試合なくなれば、それだけで2−3億円吹っ飛ぶ。

 フロント首脳の1人は力説する。
 「在阪系列局を通じて東京のキー局に『従来通り巨人戦の中継をやって欲しい』とお願いしている。
巨人は今オフ、弱点といわれた投手の補強もしたし、来年は強くなるはず。巨人は勝てば視聴率も必ず上がる」

現場にとっても巨人は特別だ。岡田監督は、「巨人戦はお客さんも盛り上がるし、オレも現役時代から特別な思いがあった」と言えば、
多くの主力選手も、今季初めて導入されたセ・パ交流戦を引き合いに出し、
「注目も集めたし、新鮮な気持ちで戦えたけど、やっぱり巨人戦のほうが気持ちの高ぶりもあった」と振り返る。

 「巨人に代わり、阪神が球界の盟主としてリーダーシップをとっていく時代がきた」と、本社の幹部は威勢がいいが、一皮めくればこの状態。
球団経営が放映権料に大きく依存している限り、「巨人あっての阪神」の図式は変わりようがないようだ。