http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0506/scotland/column/200511/at00006683.html 少なくとも、現在のような国際化、ひいては商業化が音を立てて加速し始めるはるか以前のフットボール界は、
それに熱中する意義(あるいは、意識)が一般社会のそれとは反比例する「反体制、反エリート」、いわば
“アンチ・ステイタス”に根差した世界だった。そこに労働者階級のスポーツと言われるゆえんがあり、
だからこそ、フットボールはこれほどに地球的なエンタテインメントになったのだとも言える。
今でもプレーヤーはほぼ例外なく労働者階級出身
だし、支えているファンのほとんどは労働者階級じゃないか、
と言われるかもしれない。しかし、ほんの30〜40年ほど前までは、スタープレーヤーとして騒がれる
一握りでさえ、現代なら当たり前(?)の億万長者には程遠い身分だったし、その他大勢に至っては一般
労働者たちより少しは稼ぎが良い程度に過ぎなかったのだ。
要するに、古き良き時代のフットボールはほぼ純粋に「労働者の、労働者による、労働者のための」環境に
あったのだ。だとすれば、黎明(れいめい)期を除いて、おつにすました(?)首都エディンバラの二大
名門(ハーツとハイバーニアン)が、労働者の町グラスゴウの“人気クラブ”(のより激しい上昇志向)
に思いっ切り凌駕され続けてきたのも、何となく察しがつくというものである。
ちょうどワールドカップの年、イギリスに出張に行く機会があり、サッカーの本場だろうからと同僚や取引先でその話題をふってみたけど、いまひとつノリがよくない。
なんでだろうと思って親しいイギリス人に聞いてみると、「サッカーは労働者階級のスポーツだからだろう」とのこと。へえー、知らなかった。「ホワイトカラー」が熱狂するのはサッカーではなくラグビーということらしい。
そういえば、オックスフォード大学やケンブリッジ大学のラグビー部は有名でも、サッカー部ってきいたことない。
http://blogs.yahoo.co.jp/m520t915/folder/107053.html サッカーって労働者階級のスポーツでしょ
http://ex12.2ch.net/test/read.cgi/football/1121944425/