【格闘技】Ｋ−１界の超新星バダ・ハリ「来年はオレが王者だ！」

「Ｋ−１ ＷＯＲＬＤ ＧＰ ２００５ ｉｎ ＴＯＫＹＯ 〜決勝戦〜」から一夜明けた２０日、谷川貞治Ｋ−１イベントプロデューサーが
「今後最も期待している選手」として、前日ＧＰトーナメントのリザーブファイトで登場したバダ・ハリが会見に登場した。

ステファン・レコをバックスピンキック一撃でＫＯという衝撃のデビューを飾ったバダ・ハリ。その鮮烈さと同様に「きのうの８人は
オレがいなかったのがラッキーだった。オレがトーナメントに参加していたら、結果はもっと違ったものになっていたよ」と、
性格も強烈そのものだ。

本人は「１４歳で学校へ行かなくなってから、オレはプロだよ」と豪語するが、オランダの敏腕プロモーターである
サイモン・ルッツ氏と正式にプロ契約したのはまだわずか１年半前という。年齢もまだハタチ。谷川プロデューサーが
一押ししているように、将来のチャンピオン候補と言える器だろう。また、「大事なのは勝つこと。頭突きしてでも勝ちたい」と
語るこの才能の塊は、「来年チャンピオンになる」と堂々と宣言してみせた。

前日の試合を見ても分かるように、ただのビッグマウスとは思わせないのが超新星バダ・ハリの魅力。今後のＫ−１界の
台風の目となってきそうだ。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20051120-00000026-spnavi-spo.html