シンガー・ソングライターの松任谷由実(51)が、大みそか放送の「第56回NHK
紅白歌合戦」に出場する可能性が16日、急浮上した。実現すれば低迷する紅白を救う
“女王登場”として大きな話題を呼びそうだ。
紅白に出場して欲しい−。これまで、NHKサイドの度重なる出演交渉に一度も首をたてに
振らなかったユーミンが、今、その説得に応じる構えを見せている。
ユーミンは今年、愛知県内で開催された21世紀最初の万博「愛・地球博」のために、新曲
「Smile again」を書き下ろした。同万博のファイナルで、アジア各国で活躍する
ミュージシャンとユニット「松任谷由実with Friends Of Love The
Earth」を結成し、演奏。
この模様はメーン会場に設置されたエキスポビジョンでライブ中継され、評判を呼び、同万博
最大の音楽イベントになった。
詳しい関係者によると、ユーミンサイドは、同万博の締めくくりとして、今年に限って紅白出場の
依頼を受ける用意があり、ユーミン単独ではなく、このユニットでの出場を希望しているという。
今年の紅白は、視聴者が聴きたい曲を投票する「スキウタ」アンケートの結果を反映するほか、
戦後60年に関する曲など今年1年を象徴する曲も含まれると見られ、“万博”にも十分
出場資格はある。さらに、ユーミンは同局で放送中の「探検ロマン世界遺産」の主題歌を
歌っているという縁もある。
もし、正式に出場が決まれば、平成14年にNHKの看板番組「プロジェクトX」の主題歌
「地上の星」を歌った中島みゆき(53)以来の大物アーティストの登場となり、注目を
集めることは必至。紅白離れに歯止めをかけたいNHKにとって強力な援軍になる。
ソース・詳細は
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200511/gt2005111702.html