曙が、生涯初の大流血だ。
バーナードのイスの乱打と、TARUの特製“鉄の爪”で額をザックリ切り刻まれ、
血の海でのたうち回った。曙は長さ約4センチ、深さ5ミリの傷を負い、
「相撲でもK−1でもこんな激しい出血はなかった。次はヘルメットをかぶって、
倍にして返す」と怒り心頭。この日、今年終盤の祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」
(11・20後楽園ホール開幕)へ、武藤と組んで初参戦が決定。優勝すれば、
世界タッグ王座への挑戦権が得られ、曙にとっては初戴冠へのビッグチャンス。
バーナード組も参戦する同大会で、復しゅうの鬼と化す。
http://www.sanspo.com/fight/top/f200510/f2005102303.html