10月15日、プロツアー最終戦となるジロ・ディ・ロンバルディアがスイスの
マンドリシオ〜コモ間で行われた。すでにプロツアーリーダーを確定していた
ダニーロ・ディルーカは、184km地点の補給ポイントでリタイアとなった。
上りの多いコースにクライマーが多数逃げに加わったが、2週間前のチューリッヒ選手権を
制して好調を維持するパオロ・ベッティーニ(イタリア、クイックステップ)が初優勝を遂げた。
190km地点のギザッロ教会への上り口でパオロ・ベッティーニ、ジルベルト・シモーニ
(イタリア、ランプレ・カッフィタ)、フランク・シュレック(ルクセンブルグ、CSC)、カルロス・サストレ
(スペイン、CSC)、ジャンパウロ・カルーゾ(イタリア、リベルティセグロス)の5人の逃げが決まると、
後は誰も追いつくことはなかった。
連続する激しいアップダウンにサストレが230km地点で脱落。この時点でベッティーニ、
シモーニ、シュレックの3人だった先頭集団は236kmでカルーゾが復帰したことで4人になった。
4人でのゴール勝負は、残り300mからアタックをかけたベッティーニがシモーニを
振り切って優勝した。3位にはシュレックが入り、この秋に活躍した選手たちが順当に
着に入る結果となった。
4位に若手のカルーゾが入った。5位争いは集団スプリントとなり、これをレベッリンが制し、
自らのプロツアーランキングを10位から3位へとジャンプアップさせた。
順位
1 パオロ・ベッティーニ イタリア クイックステップ 5:56′22
2 ジルベルト・シモーニ イタリア ランプレ・カッフィタ 0′00
3 フランク・シュレック ルクセンブルク チームCSC 0′00
4 ジャンパオロ・カルーゾ イタリア リベルティセグロス 0′04
5 ダヴィデ・レベッリン イタリア ゲロルシュタイナー 0′54
ソース
http://www.cyclingtime.com/modules/wordpress0/index.php?p=1596