「いじめられっ子だったせいか、小学生の時の記憶は封印されています。
中学校は引きこもってあまり行かなかったし、勉強ができるというだけで人から凄いと
言われた高校時代だけが私の人生の華でした・・・。」
と、語るのは、芸能界へと身を投じて3年になる小明小姐。彼女の個性は強烈な異彩を放つ。
2003年よりネット上で公開している日記がライターの吉田豪や大槻ケンヂらの目に留まり、
高く評価されたことで、その文才が今、注目を集めているのだ。
文章のみならず、本業のグラビアの方も、負けず劣らずに鮮烈だ。
SM雑誌の超定番「S&Mスナイパー」を長年愛読しているからか、現在のお気に入りのテーマは、キモノと縄・・・。
「デビュー当時は、水着の上にエプロン着用という”エプドル”として売り出されたんですけど、
キャラを作っていた自分に苦しくなってしまって・・・。思えば、エプロンから麻縄までの道のり、遠かったなあ」
「高校時代、通学電車で「ブタ野郎!全員メッタ刺しだ!」っていつも叫んでる中年男性がいて。
つい気になって、いつもその人が乗る車両を選んで、声が聞こえる位置にいました。
ある日、おっかけがバレてしまい、彼が近寄ってきて、こう言ったんです。
「ちいさいねぇ。笑っていなさい。女の子は笑っていれば愛される。」って。
それっきり、彼は車両で叫ぶことを止めてしまい、私たちも二度と口をきくことはなかった。
いま私が、こうしてお仕事で笑顔を振りまいているのも彼の教えを守っていうという気持ちがあるのかもしれません」
[サイゾー 2005年10月号より一部転載]
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