日立マクセルV、悲願の1部昇格決める ソフトボール日本リーグ女子
ソフトボールの日本リーグ女子2部は11日、茨城県笠松運動公園野球場で第4節
最終日を行い、京都の日立マクセル(大山崎町)が三洋島根を4−0で破って11戦
全勝とし、最終節を残して初の2部優勝と来季からの1部昇格を決めた。京都から
同リーグ1部チームが誕生するのは初めて。
日立マクセルは、10日の静甲戦で7回二死までリードを許す苦しい展開だったが、
加藤(愛媛女短大)のサヨナラ2点適時打で初優勝に「王手」。この日の三洋島根戦
は先行して優位に立ち、最終回に有馬(神村学園)の3点本塁打でだめを押した。
同部は1984年の創部。日本リーグ3部からスタートし、01年に2度目の2部昇格を
果たした。
■京都勢として初の快挙
日立マクセルが悲願の1部昇格を決め、ナインは喜びを爆発させた。京都勢として
初めての快挙で、平山主将(仙台大)は「優勝は意識せず練習して成果を発揮する
ことだけ考えていたので重圧はなかった。素直にうれしい」と声を弾ませた。
森川、福井(ともに大谷女大)の丁寧なマウンドさばきで試合をつくり、打線が勝負
強く援護する得意の勝ちパターンで節目の試合を飾った。試合後にナインの手で
高々と胴上げされた東出監督(明徳商)は「まだ1部昇格の実感はわかない。
全勝優勝が目標だったので、最終節のラスト3試合に集中したい」と思いを込めた。
引用元
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005091100095&genre=L2&area=K10 日本ソフトボール協会
http://www.softball.or.jp/