米国でさらに人気を集める日本製アニメ
日本製アニメは、テレビ局やケーブルテレビなどの放送メディアにも進出を
続けている。『ワンピース』や『シャーマンキング』などの子ども向け番組は、
米フォックス・テレビの放課後時間帯のアニメ・ラインアップのなかでも最も
人気がある作品だ。また、『犬夜叉』(スクリーンショット)など、もう少し大人
向けの番組は、カートゥーン・ネットワークで高視聴率を稼いでいる深夜の
アニメ番組枠『アダルト・スイム』で放映されている。
8月半ばには、アニメ界で王者の地位を誇る『ドラゴンボール』の後継と
なりそうな作品がライコス50の目に留まっている。その作品は、同じく格闘
技コメディの『NARUTO―ナルト―』で、9月10日(米国時間)にカートゥーン
・ネットワークの『Toonami』枠に初登場する。
『NARUTO』の人気の秘密はどこにあるのだろうか?
「ナルトは固い決意と希望の象徴だ。周囲の人々も次第に、強くてしっか
りしたナルトを頼りにし始める。『NARUTO』を初めて見たころ、私は深く落ち
込んでいたが、見ているうちに心が明るくなった」とシビテロさん。
『NARUTO』が、『ドラゴンボール』を見て育ち、今では子ども向けの番組が
少し退屈だと感じている視聴者の関心を引くことは間違いない。シビテロさん
によると、「『NARUTO』には『ドラゴンボール』のすばらしいところがすべて
盛り込まれ、つまらない部分はすべて取り除かれている」という。
この秋、アダルト・スイムで多くの視聴者を集めそうな番組には、『鋼の錬金
術師』や『新世紀エヴァンゲリオン』(スクリーンショット)などがある。後者――
熱烈なアニメファンによって長年崇拝されているドラマチックな作品――は、
DVDは以前からヒットしていたが、米国でのテレビ放映は今回が初めてとなる。
あらゆるジャンルのDVDのリリース情報を提供する業界紙『DVDリリース
レポート』のクリス・チベイ氏は、「今の価格は高すぎる」と明言する。「ライセンス
保有者は、熱狂的なアニメオタクにしか受けないような魔法少女系の作品に
対して、あまりにも高すぎる金額を要求している」
一部引用全文はリンク先参照
http://news.goo.ne.jp/news/wired/it/20050831/20050831101.html