【高校野球】原爆の日黙とうに協力を 広島市が高野連に要請

　今夏の全国高校野球選手権大会で、広島代表の高陽東高校が８月６日の原爆投下時刻に合わせ、
全出場校に黙とうを呼び掛けようとした計画が実現しなかった問題で、広島市は３１日、日本高野連
（大阪市）に対し、黙とうへの協力を文書で要請したと発表した。

　広島市によると、黙とうを「慰霊と核兵器廃絶への決意を新たにする行為」と位置付け、毎年８月６日
に全国の自治体に呼び掛けている点を説明。高野連として全体の対応が難しい場合、選手の自主性に任せ
る方法などを検討するよう求めている。

　市の担当部長が９月１２日、高野連を訪ね、市の考えを説明し、協力を要請する。（共同通信）

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005083100185&genre=L2&area=Z10