笠松競馬を主催する県地方競馬組合の奥村寛治管理者代行は25日、県庁で会見し、
前日までの05年度収支の概要が857万円の黒字であることを報告し、
「本年度は黒字としたい」と意気込みを見せた。
年間の支出見込みを日割り計算するなどして
年度途中の収支の概算が日ごとに分かるコンピュータープログラムがはじき出した。
笠松競馬の開催分のみでは約3200万円の赤字だが、
他の競馬場の馬券を発売することで得る手数料で黒字を確保したという。
昨年の笠松開催分の収支は7月末時点で2億円超の赤字だったといい、
奥村代行は「節減努力の効果が大きい」と話した。
この日は組合の臨時議会が開かれ、組合は04年度の単年度赤字は約5億1600万円だったと報告した。
5月の臨時議会で報告した精査前の決算見込みより赤字額が約1億円圧縮された。
12月から発売開始する三連勝式馬券導入のための補正予算案が可決された。
必要な機器の導入はレンタルとして1700万円を計上。
これは当初予算で4000万円を計上していた馬ふん処理費を削減して充てる。
三連勝式馬券の導入で6.3%の売り上げ増、年度内では2億7000万円の増収を見込んでいる。
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