韓国と関わることで失うものの方が大きい。
韓国以外の国の監督なら引き受けてもいい
サッカー韓国代表のフース・ヒディンク(57)前監督が2006年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会で韓国代表監督に復帰する意思がないことを表明した。
オランダのサッカー専門サイト「ダッチ・フットボール」(dutchfootball.net)は21日、「PSVアイントホーフェンのヒディンク監督がオランダの放送局の深夜トーク番組に出演し、韓国国民の過度の期待が負担だとし、韓国代表監督は引き受けたくないと語った」と伝えた。
ヒディンク監督は「W杯ドイツ大会は非常に魅力的だが、韓国と関わることで失うものの方が大きい」とし「、しかし、韓国以外の国の監督なら引き受けてもいい」と付け加えた。
ヒディンク監督は最近の移籍説についても「来季もPSVアイントホーフェンにとどまる」と否認した。
ヒディンク監督は2002年W杯韓日大会で韓国代表を準決勝に導き、世界的に注目を集めたが、「4強神話」の再現に大きな負担を感じたようだ。
ヒディンク監督は最近、欧州を訪問したサッカー協会の李容秀(イ・ヨンス)元技術委員長とのインタビューでも「韓国の2002年の成果は非常に特別なもので、ドイツ大会で再び成功するのは容易ではない」と話していた。
ヒディンク監督は現在、韓国代表の技術顧問を務めており、サッカー協会はW杯ドイツ大会を前に、ヒディンク監督と韓国代表監督職をめぐって優先交渉する予定だ。
朝鮮日報 2003/05/21 金ドンソク記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/05/21/20030521000051.html