日本代表が06年ドイツW杯アジア最終予選の最終戦(17日)で対戦するイラン代表が、
13日に選手・スタッフ総勢74人の大所帯で来日することが分かった。
日本とともに予選突破が決まっているとはいえ、通常の倍近い人数の遠征はまさに異例。
物見遊山だとすれば、欧州組を欠くジーコ・ジャパンでも負けられない!
本気? それとも観光気分の大ツアー? イランが総勢74人でやってくる。
日本サッカー協会・小倉純二副会長は「申請は74人。こちらは万全の態勢で受け入れるだけ」と話すものの、
通常は30−40人だけに異例の大所帯だ。
日本と同じくすでにW杯出場を決めているイランだが、イバンコビッチ監督は「日本戦は海外の選手も含めて
できるだけ集めたい」と本気をアピールした。だが、それもどこまでのものか定かではない。
12日にマレーシアで予定されたイラン−サウジアラビアは、インドネシアの野焼きの煙の影響で中止に。
同地でアジア・サッカー連盟(AFC)の会合に出席した小倉副会長は「ドイツ組は来ていなかった感じ」と証言した。
主力のMFカリミ(バイエルン)、ハシェミアン(ハノーバー)らは確認されず。こうなると観光のにおいがプンプン。
以前からMFザンディ(カイザースラウテルン)は「日本に行く前に突破を決めたら安心して日本を楽しめる」
ともらしていた。
日本も同じく欧州組抜きのメンバー。それでもジーコ監督は「予選B組の1位になろう」と選手に気合を入れていた。
消化試合とはいえ名誉と誇りがかかる最終戦。相手が観光気分なら派手に迎撃するだけだ。
引用元:
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200508/st2005081303.html