【クラシック・リポート】東京シティ・フィル　飯守泰次郎のタクトで感動的な『大地の歌』

　猛暑の昼下がり、心に染み渡る『大地の歌』が上野の杜に響き渡った。

　31日午後、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の第191回定期演奏会が東京文化会館で開催された。
　プログラムは二本立て。ひとつは、一昨年逝去した現代作曲家、ルチアーノ・ベリオがシューベルトの
第10交響曲(D936)を未完スケッチからいわば「復元」した作品、『レンダリング』。
　そしてもうひとつが、マーラーの傑作交響曲『大地の歌』である。

　開演前にはこの日の指揮者、飯守泰次郎（東京シティ・フィル常任指揮者）が40分近くかけて
両曲の解説を自らピアノ演奏をしながら行った。

　『大地の歌』については、飯守のタクトさばきが冴え渡っていた。長年ワーグナーを掘り下げてきたことで
高い評価を得ている飯守であるが、演奏についてこと細かく指定されていることで「指揮者泣かせ」とも言われる
マーラーのスコアも自分のものとして体得。メリハリを強く効かせることで力強くかつ切ないトーンを表現した。
　生への諦観という『大地の歌』の哲学的テーマを、見事に音楽として昇華させる指揮であった。
　また、東京シティ・フィルもその指揮に十分応える演奏であり、特に第6楽章の、分散和音の中で
静かに消えていくフィナーレ部分は近年東京で演奏された『大地の歌』の中でも最高の部類に入ると思われる。
　一部ファンからは、東京シティ・フィルは演奏の出来に「波がある」とも言われているが、今回の演奏は
昨年末の飯守指揮による『第九』以来の名演であったのではないだろうか。
　奏者ひとりひとりが演奏を楽しんでいるかのような生き生きとした表情であった。

　テノールの福井敬は声量も表現も本来の力を発揮し、特に第3楽章は絶好調。
　対してアルトの秋葉京子はやや表面的な表現に留まり、最大の見せ場である第6楽章では管弦楽に助けられた
ように感じた。

　演奏後、観客からは讃辞の拍手が鳴りやまず、飯守氏も感激している様子であった。
　ただ、上層階サイド席はかなりの空席という客の入りが残念であった。素晴らしい演奏だった故に大変惜しまれる。
（報告　ブルーベリーうどん）

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団　http://www.cityphil.jp/

２げと

２？

>>1
殺すから

そういうのはクラシック板の感想スレにでも書けよ

【記者の一言】

元々はフジロックに週末行く筈だったのですが、所用で東京を離れることが出来ず
知人に泣く泣く通し券を売却致しました。
そのお金でどこかへ行こうと思い、ふらりと立ち寄ってみたのがこの演奏会でした。
まさかこんなに素晴らしい演奏会だとは思わず、幸運でした。

元々東京シティ・フィルはアットホームな雰囲気なので好きです。
演奏後に楽団員がお見送りをしてくれますし、
事務局のチケット販売の人などがとても親切です。（都響ガイドに比べると格段の差が！）

あちゃー、という演奏もたまには有るのですが、
昨年の第九などはＮ響の第九よりも遙かに素晴らしい演奏でした。

興味があれば是非行ってみてください。



【記者の一句】　※帰り際に御茶ノ水にて

西日背に　蜻蛉佇む　聖橋

大地の歌の神髄がわかるのは四十を過ぎてからだな
生きる事に執着心がある若造にはまだまだ分かるまい

え四十すぎても
生きることに執着してますが

相当数の年齢を重ねないと・・とかの表現を使えば突っ込まれなかったのにｗ

>>8
>>9
｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

オヤジ狩りしてなにが楽しい

　　　 　,, -‐''"￣￣｀ﾞ ヽ、
　　　／　　　　　　　　　　＼
　　/　　　　　　　　　　　　　i 　　　　　ｱｲｷｬﾝﾀﾞﾝｽ♪
　ノ　　　　　　　　　＿＿＿ﾉ 　　　　　　　加速させろ
（＿＿＿_,,--‐‐'''''"''':::::l.川 　　　　ｱｲｷｬﾝﾚﾃﾞｨｺﾞｰ
　 . |（●）,　　　､（●）､.:|川 ｺﾞｰｳｪｲ
　　|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|ﾘﾘ 　　　　　　
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　彡＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／ミミ 携帯の映像が、変わるよ。
　　　／｀ー‐--‐‐―´＼ 　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｱｲｷｬﾝﾀﾞﾝｽ♪
　　　　 ,, -‐''"￣￣｀ﾞ ヽ、
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　ノ　　　　　　　　　＿＿ ＿ﾉ
（＿＿＿_,,--‐‐'''／':::::l.川 　　　　　＜キメッ！
　 . |（ ●）　　　､（ ●）､:|川
　　|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|ﾘﾘ
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　　　　　　／　ノ-　／＿
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なあ、これのどこがニュースですか？
単なる演奏会の感想じゃねえかよ。

東京シティ・フィル　飯守泰次郎のタクトで感動的な『ウコンの歌』
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1122833925/

東京シティフィルって実力的には都内のオケでどのくらいなの？

Ｎ響　日フィル　新日フィル　読売日響　東響　都響

こんくらいあったはずだが

>>14
ぶっちぎりで最下位だねｗ

Ｎ響≧読響＞新日フィル、日フィル、東フィル、東響＞都響＞＞シティフィル

↑はそのままオケの年間予算のランクになる。
クラシックのオケはとにかく金がかかるから資金がある所がそのまま優秀なオケだね。
金がないと優秀な楽員が雇えないし人気指揮者やソリストも呼べない。
そうすると観客も減るから金がなくなる悪循環になる。
かつて都響はＮや読に並ぶトップランクだったが財政難であっという間に地盤沈下したｗ
もっともオケのレベルとコンサートの感銘度は別物だがね。
アマチュアのオケでも感動出来る事はある。
シティフィルのレベルは低いがなかなか頑張っててコアなファンも多いから念のため。

レベルが低くても感動するってどういうケース？？

Ｎ狂の演奏で感動した試しが無いんだけど。

シティ・フィル定期会員の俺が来ましたよ〜

　

>>18
シティフィルの魅力について語ってたもれ

>>16
とにかく何でもいいからひとつの事をみんなでやり遂げた時。
シティフィルみたいに。
あと誰も欠けることなく、最後までけが人が出ずに終えられた時。
シティフィルみたいに。

え、シティフィルって楽団員がお客さんのお見送りしてくれんの？
スゲーな。誰かうP。

>>1
GJ

>>20
・常任指揮者：飯守泰次郎　首席客演指揮者：矢崎彦太郎 このコンビがいい
・つぼにはまると素晴らしい演奏が聴ける
・定期演奏会の料金が安い
・ホームが上野
・当日券で楽々座れる
・好きな席に移動できる
・東京文化が3.5割埋まってると、喜べる
・コンマスが助平

こんな感じかな

これは良スレですね

シティフィルなんて新響以下だろ。虚仮の集団だ

せっかくだからオフ会でもやってシティフィルの演奏会を満員にしようやｗ

アーッ！昨日だったのか
行くの忘れてた・・・

シティフィルのオフには現代音楽とかが(・∀・)ｲｲ!!

>>27
それ、面白いかも。
意外とファンが増えたりして。
楽団員のお見送り姿は一度見てみたい。
シティフィルに、２ちゃん第9オフに出てくれる人いないかね。
いねーよな。

シティフィルってそんなにスカスカなのか？
暇だったら今度行ってみるか。

さすがにすさまじくガラガラって訳でもないと思うが

>>1の記者はなんだが
ゴシップ記事が芸スポ板を席巻している現状では
GJといってやりたい。

>>27オフやるなら参加するよー

近日ならこれの18時〜なんてどうだ 短い曲をたくさんだから聴きやすいと思うし
http://www.cityphil.jp/news/news/muza.html

零細オケ激励

生は暗く、死もまた暗い

がんばれベアーズ

>>34
漏れ、それ行くよ！　もうチケットも買った。
飯守さんが最も得意としている曲だし、いい演奏会になると思うよ。
みんな知ってるワルキューレの騎行もやるし。

元祖さよなら､青い鳥
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Jupiter/1889/jinseinomokuteki.html

感動してトイレへ入ったそうです。

零細オケ激励あげ

夏だぜ

>>1
今回の記事は好きですな。たまに当たりがあるな。

>>34
ミューザって音の評判どうなの？？

スクールウォーズ的展開きぼん。

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