スティーブン・ジェラードが退団希望を表明

「昨日一日中、自分の下した決断や行動について考えてみた。
電話やTVを切って、もう一度自分の頭で考えてみた。あらゆることを
考えてみて、このままこのクラブを去ってしまうことは出来ないという
結論に達した。このクラブを去りたいとは決して言ってはいないけど、
あの時は窮地に追い詰められた気分でああいう決断をするしかなかったんだ。
確かに端から見たら僕がクラブを去りたがっているように見えたことだろう。
でもあの時点では他に選択肢が無いように思えたんだ。その後もっと
熟考した結果、やっぱり残りたいということに気づいた。
過ちを犯してしまったことは認める。クラブも同様に過ちを犯したことを
認めている。でも今ではもう解決したし、最初から望んでいたことを
実現できている。それはリバプールに留まることだ。

僕はリバプールに謝罪したし、クラブ側も僕に謝罪をした。昨日は本当に
頭が混乱していた。僕はすごく多くの人々からあらゆるアドバイスを受けた。
でも僕はガールフレンドと信頼するアドバイザーときちんと考えをまとめる
必要があったし、さらに自分ひとりでもう一度考えてみた。「どうしてこんな
混乱した事態になってしまったのか、どうしたらそこから抜けられるのか？」
ってことを。その結果当初から望んでいたこと、新しい契約を結ぶことを
すべきなんだって結論に至った。

このクラブを去ることは出来ないという結論を昨日の夜下した。
僕はリバプールをものすごく愛している。ここは僕のクラブだ。
僕の心はリバプールと共にある。それを他の人間に言葉で伝える
必要は無い。僕を知る全ての人間が僕の気持ちをわかってくれるだろうから。
僕が最も望んでいなかったことはこのクラブを去ることだ。出来やしない。

僕とサポーターとの関係はいつも素晴らしいものだったし、もし僕が
去ることを決めたなら多くの人々が落胆するだろうということは
分かっていた。僕はファンと将来について考えを巡らせたんだ。
ずっと言ってるように、僕は去ることを決して望んでいなかった。
この数週間、いったい何があったのかということを詳しく説明したくは無い。
一番大事なことは全てが解決したということだからね。

新しい契約にサインをするし、これまでいつもやってきたように
リバプールに再び成功をもたらすために可能なことはすべてやるつもりだ。
ちょっと混乱状態になっていたけど、もう全て解決したし、前に進んでいくだけだ。
言ったように、このことからいろんなことを学べる。
僕らはみんな前に進んでいくんだ」

http://www.liverpoolfc.tv/news/drilldown/N149258050706-1203.htm