【大相撲】消えた年寄名跡、二子山親方の代理人を務める弁護士が保管

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ふぉーてぃないんφ ★:2005/07/02(土) 05:04:35 ID:???0
故・二子山親方(元大関・初代貴ノ花)が年寄名跡証書などの重要書類を入れておいたとされる「黒いバッグ」は、
二子山親方の代理人の弁護士が保管していることが1日、関係者の話で明らかになった。
親方の死後、名跡証書を「所在不明」としていた二男の貴乃花親方(32)=元横綱=には、
同弁護士から先月29日までにその旨を通達されている。故人の代理人が動き出したことで、
若貴の不仲騒動の真相が一気に明るみに出る可能性が出てきた。

二子山親方の遺志が詰められたバッグは誰が隠したわけでもない。保管しているのは、故人の代理人だ。
親方は生前、このバッグの中に、土地建物の権利書、「二子山」「山響」「音羽山」の3つ年寄名跡証書、
貸し金庫のカギ、実印などを入れていた。貴乃花親方は「見舞いに行った病室で、
親父(おやじ)から『跡を継ぐのだから預かってほしい』と言われたが、気乗りがせずに断った。
気づいた時になくなっていた」と所在不明の経緯を説明している。

だが、弁護士による保管が故人の遺志によるものであれば、貴乃花親方の主張とは食い違いが生じる。
貴乃花親方は「病室に出入りしたのは身内だけ。だいたいの見当はついています」と、
長男の花田勝さん(34)=元横綱・3代目若乃花=ら確執が生じている親族が持ち去った可能性を暗に示唆していた。
だが、預かっている弁護士は花田勝さんでなく二子山親方の代理人。
テレビインタビューなどで貴乃花親方が「勝さん側の弁護士から『山響』をいくらで買うんだ、という電話があった」
と明かしているが、これも同一の弁護士。花田家の中で孤立してしまっている貴乃花親方の目には、
故人の代理人であっても“勝さん側のグル”と映っているのかもしれない。
ただし、故人が生前「貴乃花には渡さない」という意思を反映した
何らかの裏付けを残している可能性もぬぐい切れなくなった。

貴乃花親方の集中砲火を浴び続けている勝さん側は、
今後も騒動について沈黙する方針を変えるつもりはない。
だが、故人の代理人が動き出したことで、事態は急展開することになりそうだ。
(一部略)

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/sports/jul/o20050701_10.htm