「パルタイ」「スミヤキストQの冒険」など反リアリズム小説で知られた作家、倉橋由美子
(くらはし・ゆみこ、本名・熊谷由美子=くまがい・ゆみこ)さんが10日午前10時9分、
拡張型心筋症で亡くなっていたことが分かった。69歳。
葬儀は13日に済ませた。喪主は夫、熊谷冨裕氏。
1935年、高知県生まれ。
60年安保の年、明治大在学中の24歳で書いた「パルタイ」でデビュー。
翌年には作品集「パルタイ」で女流文学賞を受けた。党(パルタイ)という組織への違和感を描き、
観念性に富む作品は、同年生まれの学生作家大江健三郎氏とも比較され、話題になった。
その後は「聖少女」で近親相姦(そうかん)の問題を追求するなど、人間の存在を問う
反リアリズムの作品を発表。一方で「夢の浮橋」「反悲劇」など、
パロディー性豊かで毒のある世界をつくる。
名作童話の裏に潜む人間の邪悪な心を一流の毒舌文体で描いた創作集「大人のための残酷童話」
(84年)はロングセラーに。
社会の女性化が進んだ架空の世界を描いた86年のSF滑稽(こっけい)冒険譚(たん)
「アマノン国往還記」は翌年、泉鏡花文学賞。
(2005年6月13日23時37分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20050613i415.htm 作家倉橋由美子さん死去 「アマノン国往還記」で鏡花賞
http://www.asahi.com/obituaries/update/0613/004.html
誰
3げと
4 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:25:11 ID:IXGZTwK+
アマノン国往還記は名作だよなあ
スゲエわらかしてもらった合掌
5 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:25:36 ID:aP/R9wDO
ジャンプ漫画家でいえば荒木飛呂彦なみに凄い人
うる星やつらは名作だったのになぁ
7 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:26:36 ID:EOrLPgqj
>その後は「聖少女」で近親相姦(そうかん)の問題を追求するなど、
これにだけ興味湧いたw
8 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:26:43 ID:sf8ZxphS
くらたま氏んだのかよ
9 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:26:53 ID:jMLtWYu7
。・゚・(ノД`)・゚・。
もうそんな年だったんだ…
てか、記事読むとまだ若いよね?!
きれいで確かな文章で毒入りエンターテイメントを紡げる
最近の糞作家には無い才能を持った方だったのに・・・
10 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:27:13 ID:5qFDdhCX
南く〜ん
11 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:27:29 ID:zoxdoKJW
スミヤキストQの冒険って絶版?
残酷童話の人かー!
合掌(-人-)
ちょっと毒のある大人の世界を楽しませていただきました。
ありがとうございました。 合掌。
14 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:28:37 ID:o9eCYh7Q
本物中の本物、
紛う事なき黄金、
比類無き宝石、
ご冥福をお祈り申し上げます。
15 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:28:46 ID:oNZO3vP7
大人のための残酷童話って結構古い作品だったんだな。
(-人-)ナムナム
16 :
多分においおい:2005/06/14(火) 01:29:40 ID:Zo87jK/I
今後10レスに1レスは、
>>8と
同じになると予言。
名前だけで判断してもっと若い人だと思ってたよ
18 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:30:46 ID:G4c0t7fn
アマノン国往還記 徹底的におちゃらけた言葉遣い
シュンポシオン 徹底的にこだわった美しい言葉遣い
「俺にとってのユーミンとは倉橋由美子である」と
書いてたのは筒井康隆だったか。
合掌。
20 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:31:53 ID:2CWtl6a7
続編アマゾン国往変記は廃版?
21 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:32:47 ID:vI/43bjR
聖少女エロかったです。
安らかに眠って下さい。マジで。
22 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:32:51 ID:O8LclFe0
俺も死にたい
23 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:33:34 ID:CgNWnFcx
白倉由美子かと思った
24 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:33:35 ID:nDfplHdx
「だめんずうぉ〜か〜」、よく立ち読みしてました。
時折みせる鋭い批評には感心することが多かったです。
ご冥福をお祈りいたします。
25 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:33:51 ID:APKf2zYl
意外と年いってたんだ
26 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:33:58 ID:VC//lRjY
合掌
自分は怖くて読めなかったが、目の肥えた文学好きな人がすごくはまってたので凄い方なんだとは思ってた
27 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:34:00 ID:jiOCJk6C
28 :
FlashLight ◆f.lightAf6 :2005/06/14(火) 01:34:13 ID:c59DMAOT
あーあ
ぼくを探しに
高橋由美子が死んだと聞いてすっ飛んできますた
31 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:34:44 ID:/6UrrnYr
偉大な作家
ご冥福をお祈りいたします・・
32 :
名無しさん@恐縮です :2005/06/14(火) 01:35:06 ID:5Cyiopby
らんま1/2
33 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:35:36 ID:oCb3hqVH
ロマン派か・・・
34 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:37:28 ID:XfwR2lO1
高橋留美子かとオモタ
さっきニュー速に誤爆した。
36 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:38:33 ID:S8Q5leUk
そかぁ。
元気!元気!元気!なんて歌ってたのにな。
グッピーなんて愛称もあったのにな。
なんか違うぞ
37 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:39:19 ID:hDo0DbRK
ユーミン・・・
38 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:40:15 ID:SWG48npf
30年くらい前、学生してたときバルタイを読んで、倉橋さんのこと尊敬してました。
倉田真由美 とは別人なのね
分かるまで3分かかった
40 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:40:30 ID:Awu963Xq
41 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:40:48 ID:JckGIwKr
最近になって彼女を知った。
「聖少女」が欲しくて本屋を駆け回ったよ。
きっかけはエロゲームだけど・・・
高橋由美子
倉田真由美
白倉由美
高橋留美子
43 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:42:25 ID:ZQg/pJCn
だメンズウォーカー好きだったなぁ
44 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:42:28 ID:mtbr2IbX
たしか有名な女漫画家?
オレ、さーーーっぱり分からんかった(´・ω・`)
まぁ、大江よりは分かったからいい。うん。
倉橋のぞみと聞いて来ますた
47 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:44:47 ID:Vxdf/VX2
倉田真理子
素でくらたまかと思った。
高橋由美子かとオモタ
50 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:49:23 ID:kRMrSjYO
家畜人ヤプーの人?
51 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:49:33 ID:O1l2iCmL
52 :
えふちゃん ◆H71862kjk6 :2005/06/14(火) 01:52:32 ID:QqV8cYrm BE:16891722-##
69歳にびっくり
53 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:53:51 ID:/6UrrnYr
でも70歳で倉橋由美子って名前はお洒落だよな
現代のアイドル風だ
55 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 01:58:19 ID:8J/zk8MX
ポポイ
しか読んだことない
数日前ブルーノートの創始者の話をテレビでやっていて、
倉橋由美子を思い出して、どうしてんのかなあって偶々思ってたんだよ。
モンクを知ったの彼女の小説からだったからね。
俺がはじめて買ったCDは高橋由美子だった(ノ∀`)アイタタタ
58 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 02:04:14 ID:A5bMY9Rg
倉橋のぞみ かとおもた。
59 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 02:06:14 ID:lGrwJWZV
わらべのやつかと思った
倉橋ルイ子
由美かおるが死んだと聞いて来ますた
首が飛ぶやつとか
カニバリズムとか
こんなおばあちゃんが書いていたとは
やはり此処もか orz
どこもかしこも人違いスレばっかだよ
64 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 02:25:26 ID:ef+UXx7i
なんかひ魅かれるひとだった。
部屋でパルタイの数ページを読んでそれだけだけど。
65 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 02:31:37 ID:VpP5uObN
いつか読んでみようと思ってたのだがな。
死んじゃったのか。
「暗い旅」で少年に陵辱される箇所がショックだった。
67 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 02:40:16 ID:oAfdEhY5
名前自体が釣り
で、誰?
68 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 02:42:26 ID:F2sY9E4K
合掌
69 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 02:56:55 ID:MARHl0H1
宸襟各兆章ってどんな病気で素k?
心筋が拡張す・・・・・・????
71 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 03:12:04 ID:zYaC0qj0
はぁ〜69歳か…。
高三の時、読んだ「暗い旅」が印象深かった。
「パルタイ」読んだら、つまらなくてひっくりかえった。
とりあえず、合掌。
「大人のための残酷童話」くらいしか読んだことないけど、
なんとなく漠然と、もう少し若い人かと思ってた。
73 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 03:13:12 ID:uV9Z/8Vo
ナムナム。。。
74 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 03:16:20 ID:bylSunCI
倉田保かとオモタ
75 :
名無しさん@恐縮です :2005/06/14(火) 03:17:02 ID:wEHHBvL/
読んでみようと思ってた所だった
76 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 03:17:04 ID:iBXKxVMK
倉橋由美子知らない人がこんなに居るなんて・・・
安部公房も知らないんだろーなぁ
77 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 03:22:20 ID:AK1kDyVo
78 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 03:27:59 ID:Ex/YnWOY
ダメンズ
安っぽいブルジョア趣味がマジなのか皮肉なのかわからん
80 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 03:31:52 ID:dnmd83DE
塚本邦雄もこの間、お亡くなりになったな。なんだか寂しいね。合掌
81 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 03:33:05 ID:Gem8DzzF
名前聞いたことあるけど読んだことないや.
松浦理英子好きだけど,こんなわたくしの趣味に合いそう?
>>81 親指PもスミヤキストQも似たようなもんだろ。
故人のご冥福をお祈りいたします
84 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 05:15:52 ID:pG3pluy3
「ぼくを探しに」を訳したエロ小説家か
とりあえず聖少女、ネット古書店で注文してみた
倉多江美かとオモタ
88 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 06:06:18 ID:86z796/R
高橋由美子か・・一時的に結構人気あったよね。
89 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 06:15:18 ID:3DLkjYfH
漫画も書いてたんだっけ?
90 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 06:30:37 ID:WXa07Y7E
高校教師の元ネタ
91 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 06:30:44 ID:jRtTGSPH
好きな作家さんだった ・゜・(ノД`)・゜・
ご冥福をお祈りします。
ショック・・・
ご冥福をお祈りいたします。合掌
93 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 06:40:25 ID:hoa5JJhy
ニュース見て、すっ飛んできたよ。20歳ごろ嵌って、作品は全て読んだなぁ...
桂子さんの物語がすごく好きだった。
夢の浮橋
交歓
城の中の城
シュンポシオン
幻想絵画館
夢の通い路
よもつひらさか往還
↑この順で良かったっけ? 抜けてない?
ご冥福をお祈りいたします...(-人-;)
さいきんの作品は、晩年の男性作家にありがちな重厚長大なボケ方してたよねえ。
実は感性で書いてた人だから、年くって反射神経鈍ったら
キツかったんだろうなあ。
作家の旬ってホント短いんだよ。
綺麗な文章を紡ぎだせる人がだんだん減ってきてますね・・・
ご冥福をお祈りいたします。
96 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 06:53:54 ID:hoa5JJhy
皆さん、インテリでんなぁ。
アタシは怪奇掌編くらいしかまともに読めなかったヨ。
(-ι-З)ナームー ご冥福を・・・ry
吃驚しました。ご冥福をお祈りいたします。
98 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 06:59:26 ID:mUA0v5Kw
「最後から二番目の・・・」読んだ頃から覚悟はしていたが
合掌
99 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 07:18:22 ID:80nKEN+/
高橋由美子かとおもたw
100 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 07:24:31 ID:C84xVHLS
>>89 それは川原由美子じゃないのか? 倉橋の方は漫画書いてないぞ。
なにかの原作なら手がけたのかもしれないが。
>>1 > 観念性に富む作品は、同年生まれの学生作家大江健三郎氏とも比較され、話題になった。
大江はクソだが、倉橋由美子は神
才能のある人はなぜ早死にするんだろう。
漏れのグッピー;;;
103 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 08:21:15 ID:q19aCLQb
めぞん一刻の人か
人魚の森が一番好きだった。
ご冥福をお祈りいたします。
105 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 08:36:59 ID:2YuOi0Vg
この人恐ろしく女っぽいって感じだったな。
一見、知的なようでいて感性だけで書いてたと後で気づく。
アタマはあんまり良くなかった。
誰かと間違えられやすい名前だな
107 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 08:39:02 ID:kbIYLH+s
昨日、古本屋で「大人のための残酷童話」を買って久々に読んだばかりだ……
108 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 08:42:10 ID:aeDkBDZV
おい「聖少女」品切れかよ
ありえねーだろあんな大傑作が手に入らないなんて
109 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 08:43:22 ID:g1QZAP/r
110 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 08:45:42 ID:6bI2T0dN
「大人のための〜」
一寸法師が大きくなっても
アレは一寸法師のままってのが
風刺が効いててワロタ。
著者近影みて
「こんな上品な人でも下ネタ思いつくんだ」
ってびっくりしたけど。
倉田真由美かと思った
112 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 09:03:28 ID:gfeWWjbG
中学の時に「大人のための〜」を読んだ。
ジャックと豆の木で木を登ったら母さんがヤッてたのが衝撃的
ご冥福をお祈り致します。
113 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 09:06:46 ID:ZeqNjKnJ
>>101 同感。大江は糞の上に「ど」を付けてもいいよ。
114 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 09:08:45 ID:q19aCLQb
明治だったのか。その割には明治卒の有名人であまり名前挙がってないな。
115 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 09:09:20 ID:e+3XYVPI
あらびっくり
南無
ショックだ。
女性作家では最高峰だったと思う。
合掌。
117 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 09:20:03 ID:aeDkBDZV
こういう系統の作家は日本ではどうも人気がない
安部公房もそうかな
118 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 09:20:23 ID:7WOO6Uox
脅威の勘違い露出狂女(自分の歳考えて超ミニはけ)→『倉田真由美』が死んだと
思って諸手あげて喜んだのは漏れだけじゃないはすだ。
・・・と、信じたい。
倉橋由美子さんへ。 合掌。
119 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 09:21:43 ID:LnGmRGuB
120 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 09:23:11 ID:/ADRIpSE
121 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 09:23:54 ID:/BDf6dKb
けっこう読んだな
パルタイ聖少女暗い旅とか
ちょっとエロいんだよな
122 :
時の番人:2005/06/14(火) 09:32:36 ID:kSZLxsgM
「怪奇小編」は日本で最高作品。
小川真由美と橋爪功の朗読で絶品。
そうか…。日本の作家の中で一番好きだった。
どうか、安らかにお眠りください…。
125 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 09:33:31 ID:lAb+rOa7
ちっくらたまじゃないのか
なにげにエロかった。
直接的な描写はないのにエロかった。
多和田葉子とは本質的に違う希ガス。
比べるなら小川洋子、
でも小川も実は感性の人で、
いま倉橋と同じようなボケ方してるんだよね。
村上春樹と同じような劣化の仕方つーか。
どんどん長く、そして薄く浅くなっていくという。
知らない人、結構多いんだ。
今からでも遅くないから読んでみて。損はしないと思うよ。
南無……
星の王子さま読みたかったな
129 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 10:11:32 ID:nnqKhG9r
愛犬だか狼だかとの獣姦小説を中学のころ読んだな。
女性の純文作家では唯一好きな作家でした。
131 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 16:31:07 ID:oA6fRCNo
現代日本最高の作家の一人だった。
とにかく文章のうまさは、日本文学史上でも上位に
ランクされるひとだったな。
晩年はマニエリズムの極致みたいな方向にいっていたが・・・。
132 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 17:51:18 ID:JHZ3TGls
生首ばかり書いてる作家だっけ?
>1のタイトル見ると違うような気もするけど
聖少女ハアハア
134 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 18:25:39 ID:oA6fRCNo
>>132 ポポイ と 怪奇掌編のなかの一編が生首の話。
前者は後者をもとに、展開した小説。
生首ばかり書いていたわけではない。
サイバラ舌打ち
136 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 18:27:24 ID:2UdcZuZH
この人今日ラジオに生出演してたぞ
倉橋といえば倉橋ヨエコ
138 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 18:30:36 ID:2zoA0Gkh
くらたまと騎手の牧原って似てない?
大人のための残酷童話の人・・・
寡作だったみたいで、あまり作品は多くないよね。
早いなー残念。拡張型??心臓病だったのだろうか?
>>134 ども、生首の話ししか読んだことなかったので
141 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 18:37:08 ID:MCr5rIEH
白倉由美子といえば、漏れが近親ものに目覚めた作家だなぁ
当時はエロ漫画なんか買えなかったから、この人の漫画はカモフラージュされてて買いやすかった
もったいない
142 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 18:40:02 ID:+HMhEBUr
「暗い旅」の文庫本旅先で無くしてしまった…。
もう手に入らないよね。
何故か最近「聖少女」の文庫本を引っ張り出して読んでいたところ。
お悔やみ申し上げます…。
144 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 18:46:37 ID:1n5lwitu
>>128 朝日だと、翻訳終わってることになってる。出るんじゃないのかな。
145 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 18:47:02 ID:oA6fRCNo
>>139 松浦理英子ほどではないけどね。
書き始めると結構書くけど、90年代以降は寡作になった。
また留学中とか、育児休暇とかいろいろあって一時期は
活動を休止している。
心臓の音が聞こえる病気で苦しんでらしたようです。一時期
文章が弱気になって、らしくないなあ、と気になっていたが。
146 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 18:55:02 ID:aeDkBDZV
「冥福を祈ります」なんて書くと
バカジャネーノと言ってきそうな作家
147 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 18:55:36 ID:Ex/VQh6i
くらたまだと思って喜んでクリックしたのに
倉橋版『星の王子さま』はもう脱稿してたんだろうか。
まだ執筆途中だったんだろうか。
楽しみにしてたのに。
149 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:01:41 ID:mUA0v5Kw
150 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:08:17 ID:hUaxg6+Y
この人の作品に出てきたという理由で学生時代吉祥寺のFunkyによく行きました。
2階でジャズに耳を傾けている倉橋さんがいるんじゃないかと探したりして。
ご冥福をお祈りします。
151 :
ファンです:2005/06/14(火) 20:08:17 ID:SzfmmOom
四半世紀前、高校生だった頃からのファンでした。
大学生になって隣町にすむようになってから
ご夫君との仲むつまじさ、とても印象的でした。
ご冥福をお祈りします。
倉橋由美子かとオモタ
153 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:26:18 ID:1n5lwitu
154 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:29:29 ID:+U0Il+PZ
「一寸法師の恋」は笑った。
155 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:31:13 ID:Ga1Dv/O9
顔見たこと無いけど、俺の中ではすげー少女趣味なかわいい人ということになっている
作品は一冊しか読んだことねーけど
156 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:34:27 ID:VhOGNnun
157 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:35:33 ID:uLqVycTt
158 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:38:37 ID:AVp9tNsb
うあー・・・もう70歳になっていたか。若い頃よく読んでたよ・・・
御冥福を祈ります(−人−)
159 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:49:54 ID:TAOpBB9d
南君の恋人は 泣けた
160 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:51:13 ID:0l/RaV4S
161 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 20:52:20 ID:Uwpy5lL2 BE:66808692-#
倉田真由美だと思ってビビた
何作か読んでるはずなのに、パルタイ以外内容覚えてないorz
ご冥福をお祈りしますです。まだ60代だったのか。
まだ鶴巻温泉に住んでたのか?
倉橋のぞみだと思ってビビた
164 :
あほ@外国人参政権反対:2005/06/14(火) 21:02:16 ID:jCPScuaO
同じ年代に学生デビューということで
大江と良く比較されたが
個人的には
倉橋のほうがノーベル賞に相応しかったと思う。
少なくとも俺の中では最上級の一人。
ご冥福を祈る。
>>77 遅レスだが
「離れた他人に心臓の音が聞こえる奇病」って意味。
心臓の雑音が異常に大きくなってた。
165 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 21:03:23 ID:Eea2WqhK
ぼくを探して
逝去を機に、『スミヤキストQの冒険』とか『アマノン国往還記』とかがまた普通に本
屋に並ぶといいなぁ。
カフカやラテンアメリカ文学が好きな人で、この人の作品を未読の人は幸せだと思
います。
冥福をお祈りいたします。
167 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 21:28:20 ID:XRsh3qrk
隠れた大作家という雰囲気がいいんだけど。
いわゆる文壇とも無関係に活動していたのも、好感がもてるし。
このひとは、出だしは女性でああいう小説を書いているから
叩かれたね。江藤淳とも戦っていたし。
北杜夫とは、なんだかいい関係だった。芥川賞で一緒に候補と
なったあと、北さんは倉橋さんのほうが相応しかったと
ことあるごとにいっていた。倉橋さんは、文壇の内輪を書く
エッセイを批判していたりしていたから作品によれば批判的だったん
だろうけど、最近は「楡家の人々」を大絶賛していた。
これはもう、最高級の賛辞というべきものだった。
二人とも、芸術性と娯楽性、ユーモアを追及する作風だったから気があうん
だろう。ほとんど会ったことはないようだけど。
最後に読んだのが「シュンポシオン」で
2ちゃんの反応が予想外に薄くて驚いて
ひるがえって
倉橋由美子を語る能力が自分にまるで無い事に呆然として・・・
ご冥福をお祈りいたします。
倉橋由美子を読んだことある人とそうでない人とで書き込み内容が水と油だな。
一度でも読めば冗談でもクラタマごときの名が頭をよぎる余地無し。
あと感性の人みたいな指摘が多いが、充分知性的だよ。感性の手綱はちゃんと取ってるって感じ。
非文壇のスタンスでいつも聴くに値する文章を書いてた。
褒められるにせよけなされるにせよ、倉橋由美子の文章に取り上げられたらそれは勲章だろ。
オレの頭の中では勝手に石川淳の後継者ってことになってた。そして、倉橋由美子の跡を継ぐ者は…
誰もいないね。
171 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 22:18:15 ID:+U0Il+PZ
残酷童話と怪奇掌編しか読んでないなあ。
若き日に「聖少女」や「妖女のように」とか
彼女と二人で読んだなあ。
登場人物が「L」とか「S」なの。
お陰でちょっと良い青春を過ごせました。
安らかにお眠りください。
173 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 22:29:58 ID:excauggG
倉
度
感
の
る
中
174 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 22:32:26 ID:0KTwi1oG
「夢の浮橋」に登場する桂子さんは俺の憧れの女性だった。
その後も色んな小説に登場する桂子さんはユーミン倉橋の
自画像みたいな人だよね(容姿以外は)。
明治に入る前は短大の歯科衛生学科を卒業しているという
経歴が、どうしてもユーミン倉橋のイメージと結びつかないけど・・・
175 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 22:47:37 ID:O5MTxv6a
>>174
文学の道に進むことを反対したお父さんの厳命で、歯科衛生大学に進んだのです。
お父さんは歯医者。
卒業後、お父さんには内緒で明治大学受験。
倉橋由美子さんって漫画家だと思ってました。
御冥福をお祈りします。
177 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 22:57:40 ID:+HMhEBUr
178 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 23:06:25 ID:XRsh3qrk
>>170 石川淳 あれもいい作家だね。高校のとき「紫苑物語」読んで泣いた。
倉橋由美子の後継者・・・マニエリズムでは島田雅彦、
あと本人も認めてるところでは松浦理英子あたりはどうかな?
この二人を足して、文章をもっと磨きあげたら近くなりそう。
179 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 23:10:39 ID:wGJxK723
倉橋由美子で一番好きなのはエッセイ「わたしのなかのかれへ」だな。
大学の図書館で読んだ。もう十何年前だけど。
そのあと古本屋で見つけたときは嬉しかったな。
倉 橋 の ぞ み
181 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 23:15:47 ID:BSBx/lwH
182 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/14(火) 23:29:24 ID:xGqsCyDp
昔、ある国のお妃(きさき)に、雪のように美しい女の子が生まれました。
白雪姫と名付けられ、ますます美しくなりましたが、お母様は病気がちで亡くなってしまいます。
亡くなる前に小さな瓶を渡して、「危ないことがあったら、この薬を顔や手足に塗りなさい。
危険が去ったら森の泉で洗い落としなさい」。
王様はまもなく新しい妃を迎えました。白雪姫にとっては継母です。
継母はいつも魔法の鏡を見ては「世界で一番美しいのは誰?」と尋ねては、
「一番美しいのは女王様です」という答えを聞いては悦に入ってました。
ところが、白雪姫が成長するにつれ、鏡はだんだん「白雪姫のほうが美しいかもしれない」と迷いはじめます。
継母は森番の男に白雪姫を殺してその心臓と肝臓を証拠にもってくるように命じました。
森番はさっそく白雪姫に襲いかかるのですが、白雪姫が泣いて嘆願し「なんでもするから」と言うので、
森番は遠慮なく犯してしまいました。そして猪を殺してその心臓と肝臓を持ち帰りました。
犯された白雪姫は森をさまよっているうちに、一軒の小さな家を見つけます。
入ってみると7人分の小さな食器が机に並んでいます。山に入って金鉱や鉱脈を掘っている小人たちでした。
白雪姫は頼みこんで、ここに暮らすことにしました。
ひとつ条件がありました。小人たちの夜のお相手をしてあげることです。
さて、継母は自信たっぷりに鏡に聞きました。
けれども鏡は「森の白雪姫のほうがずっと美しい」と答えるではありませんか。
継母は怒り狂って計画を練ります。
最初は物売りの老婆に変装して毒の口紅を売り、次は若い下着売りに変装して肌が爛れる下着を売るのですが、
そのたびに小人たちが助けてしまいます。
ついに百姓女に変装して毒リンゴを買わせると、白雪姫はたちまち喉をつまらせ、体中がおかしくなってしまいました。
小人たちが手を尽くしても治りません。
そこへある国の王子様が通りかかって、白雪姫の不幸な話を聞き、自分が女王を懲らしめてくると言いました。
けれども王子はお城に行って女王の色香に参ってしまい、あまつさえ女王が王を亡きものにしたいという
頼みを聞いて王を殺してしまいます。こうして二人はめでたく結ばれました。
言い忘れましたが、白雪姫のほうはお母様から渡された瓶を思い出して、
それをいっしょうけんめい塗ったのですが、かえって体中が青黒くなってしまいました。
それでも白雪姫は小人たちの子供をたくさん生んでなかよく暮らしたということです‥‥。
高級なものを書こうとしてもっとも俗なものに成り下がっている浅はかな世間知らずの婆さん
186 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 00:53:29 ID:AVJ3C+at
亡くなられましたか…ご冥福お祈り申し上げます。好きな作家さんだったなぁ・・・
しかし、大人のための残酷童話は小学生には強烈すぎる内容でした。
187 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 01:58:00 ID:QiUEkArQ
小学校で読んだらだめだよ。大人のためだから。
俺がパルタイを読んだのは中3だった。たまたま読んで
暗い旅、聖少女つづけさまに読んだな。
まだ俺もがきだった。
伊勢原では市葬が開かれます
浪人してた時にスミヤキストQの冒険読んだなぁ。
あれ、反リアリズムというのか。
男が主人公なのに、妙に男のエロい部分を理解してるなぁと感心した。
190 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 07:40:24 ID:9emHBuRs
ほんとごく最近,聖少女を探して手に入れて読んでたわけなんだけど,
まさか,こんなタイミングでなくなってしまうなんてショックです.
彼女の死が私の中で聖少女をさらなる高みに押し上げていきそうです.
聖少女は日本文学の金字塔です.
ご冥福をお祈り申し上げます.
しあ〜んくれ〜る、思い出すなぁ
192 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 13:25:03 ID:flVg5lDU
15年前、父の書架で読んだのが最初でした。
磨かれた文体と優雅な毒のある内容。
ご冥福をお祈り申し上げます。
白倉由美かと思った
194 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 15:16:04 ID:DqQl/uRi
「聖少女」が人気あるなあ。
これが意外だった。
若いころの「霊魂」という短編よんだひといる?
以前には、新潮文庫の「ヴァージニア」に収録されて
いたやつ。
195 :
富田派:2005/06/15(水) 16:02:42 ID:IiX6Vy5G
残酷童話、小学生だったか中学生の時に読んだな・・・
なんかあの教訓、みたいなのがちょっと怖かったよ
196 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 18:31:37 ID:MRVuiJ1y
写真見、あーあ…そうか、とオモタ記憶がある。
まさしくザ・女流。
よい意味で文壇アイドルになれなかった人だね。
女流作家>>>>>>>越えられない壁>>>>>文壇アイドル
197 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 18:58:00 ID:9emHBuRs
彼女が有名でないからこそ,作品の一つ一つが,
何か神秘のヴェールに包まれているような,
触れてはいけないような雰囲気にしてくれる.
学生時代、「暗い旅」が好きで文庫を持って京都へ旅行した。
ジャズ喫茶の「シァンクレール」(だったかな)に行った。
あのお店、今は無いんだよね…。
倉橋由美子さんのご冥福をお祈りします。
199 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 19:12:13 ID:jN9fcCIV
残酷童話で五回以上抜かせていただきました。
合掌(-人-)
(ごちそうさまではない。念のため)
>194
私も好きでした。
死んだ恋人の霊魂(ボールみたいに丸くてつるつるしてる)と一緒に
お風呂に入る話だったかな。エロチックだった。
倉橋由美子の「宇宙戦艦ヤマト」批判の顛末を詳しく知ってる人いる?
202 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 20:47:15 ID:9emHBuRs
倉橋はパルタイで,共産系を敵に回したの?
大江健三郎と敵対してたの?
彼女の日本に対する主張ってなんだっけ?
誰か詳しい人います?
203 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 23:16:24 ID:G2YKu7ad
倉橋由美子と西原理恵子を輩出した高知県は偉いと思う。
エッセイにあった横波三里(高知県)に行ってみたいと思いつつもう何年か…
204 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 23:18:23 ID:i9Xayd5F
くらたま・・・・・合掌(人)
205 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 23:29:39 ID:V0BDKDlM
スミヤキストとは
スターリン、ミコヤン、あとはもう忘れた
の略だという説が出版当時流れた。
206 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 23:43:44 ID:byzZCs8s
この人のスレに、こんなにレスがついたのが驚き。
大好きな作家でした。合掌。
207 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/15(水) 23:58:56 ID:ZKm5z9hP
聖少女で主人公が白い水着で泳ぐシーンがすごくリアルに頭に残ってる。
これしかレスがついてないことのほうが驚く・・・
シュンポシオン好きでした。
209 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 00:07:30 ID:HiGzH8ih
北杜夫まんぼうがこの人の作品しか読まない、と書いた記事をみたことがある。
210 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 00:26:09 ID:HiGzH8ih
大江健三郎
筑紫哲也
野坂アキユキ
反日に洗脳された世代であるな、洗脳されなかったのは誰?
211 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 00:37:37 ID:YZ8WR++k
>>209 >>167 も参考。 芥川賞。二人とも受賞でもよかった。
当時の論評を読むと、意外なほど「パルタイ」人気は低い。(意外でもないか)
「夜と霧の隅で」の圧勝だった。
片方がフランス系で片方がドイツ系だから
完全に住む世界が違うと思いこんでいたが、最終的には意外なほど
作風も近づいたように思う。「ユーモア」とは何かを考えるには
この二人の作家ははずせない。
そういや北さんに、下半身だけの幽霊が登場する短編があった(作品名は
失念)が、倉橋さんの残酷童話に落ちがそれに近い作品がある(「人魚の涙」)。
北さんの方が先に作っているのだけど、倉橋作品の方が切れる。
逆に北さんがちょっとエロティックな作品を作ると、妙な笑いがある・・・。
>>211 三島はまだ選考委員じゃなかったの?
三島の批評が聞きたい
213 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 15:06:44 ID:0Iuw07rh0
記憶はあいまいだが三島は入っておらず、
川端がいたような・・・。芥川賞全集を探すとわかるよ。
214 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 19:52:29 ID:LFOe7Wic0
交歓とシュンポシオンは何度読んだかわからない。
また読む事にします。自分にできる供養はこれだけなので。
倉田真由美
↓
倉橋由美子
↓
高橋由美子
↓
高橋留美子
216 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 21:48:58 ID:u1PZ2zYD0
>>200 反応一人というのがちょっと悲しいけど、
いてくれた。「霊魂」。後のポポイの原型かも。
あと「宇宙人」だったかな。すごくいい短編がある。
217 :
:2005/06/16(木) 21:51:02 ID:/qBlTgSF0
まじかよ。。。。。
218 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 22:00:22 ID:sQndkwHX0
倉橋は文字を感覚化して読み手の意識に訴える技法に長けててな、
「赤」というのは単なる文字だが、
「傷口から染み出す流血のような赤」と書くと、怪我したことのある読み手なら痛みを直感的に感じる。
漏れは高校時代に倉橋の作品を読んでから、その後新たに日本人作家の本を読むのを止めた
219 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 22:36:32 ID:kKL0EXC30
倉橋はエッセイ「ある独身者のパーティ」(1964年)でこう書いている。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
三十歳を越えて独身でいる人間は例外なく知的である。
ミュリエル・スパークの人物たちのように、結婚を望みながら用心ぶかく
それを避けるという操作をつづけている人間が知的でないはずはない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
これをみて、「俺も知的に生きよう」とか思って
何となく結婚を避けてきたヤツ ノ
……俺だけか……
220 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 22:40:50 ID:E8HfT5890
北杜夫も死なないね
そろそろだと思うが
221 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 22:45:42 ID:iHYB0LVh0
20年位前、NHKのFMシアターでポポイを聞いたのが最初。
島本須美が主役の声やってた。
数年前、韓国がこの小説のマネをして首を育てるゲームつくっていたなあ。
222 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/16(木) 22:52:50 ID:GeXl9Jt80
>>221 うはは。あれはそういうことだったのか!
223 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/17(金) 19:39:25 ID:ADfOzrnI0
首の栽培ね。
224 :
名無しさん@恐縮です:2005/06/17(金) 19:43:19 ID:xEYHfK+Z0
誰? 顔も尻魔千
>>224 無教養なお前には一生縁のない人だから、知らなくても無問題
>>218 その後新たに日本人作家の本を読むのを止めた
正確には、その後新たに日本人作家の本は興味をなくした。
こっちのほうが悪文。
「新たに」と「興味をなくした」とは対応しない。
この程度の文章力で作家の文体を云々するのは無謀といふものだが、
暴虎馮河という言葉はこの男の為にある。
チョト文体模写ヤッテミタ
229 :
名無しさん@恐縮です:
本屋を歩いたけど、倉橋由美子を追悼するコーナーとか、
全然見ないね。 新潮文庫も今はパルタイくらいしか眼にしないし。
224のような書き込みも、仕方ないよ。