今年のチマコッピを超える第14ステージは、昨日と同じくイバンラミロ・パッラ(コロンビア、コロンビア・
セレイタリア)が逃げ続け、2日連続の区間優勝をあげた。この日ダニーロ・ディルーカ(イタリア、
リクイガス・ビアンキ)が奮闘し、総合トップのパオロ・サボルデッリ(イタリア、ディスカバリーチャンネル)に
25秒差の総合2位に詰め寄った。
一時はマリアローザを着て好調だったイヴァン・バッソ(イタリア、CSC)だが、昨日から胃病を患い
今日も調子が悪く、なんと45分15秒も遅れてゴールした。このステージで彼のジロ総合優勝の夢は
消えてしまった。
第4ステージはエーニニャ〜リビーニョ間210kmの今年のチマコッピ(ジロの最高峰)である標高2758m
ステルビオ峠などの3つの峠がある過酷な山岳ステージだ。今日も晴天で、166選手が出走した。
(中略)
ラスト8kmでついにシモーニがアタックだ。マリアローザのサボルデッリが横目で見るが、ついて
行けない。ディルーカが必死に走り、シモーニに追いついた。サボルデッリは遅れたままで、
2人に25秒離された。
下りの得意なサボルデッリは、ゴールまでの下りを利用し差を縮めにかかるが、総合で53秒差の
ディルーカはここで一気にサボルデッリとの差を縮めたいため、下りで必死に加速する。
レースの先頭では一足早くパッラが2日連続でステージ優勝をあげた。
シモーニ、ディルーカらがゴールした。サボルデッリは彼らより28秒遅れてゴールし、何とか
マリアローザは守った。奮闘したディルーカは25秒差の総合2位に浮上した。アタックしたシモーニは、
1分48秒差で総合3位だ。残すはあと1週間、熾烈な総合争いはまだ続きそうだ。
記事は一部省略しています。詳しくはリンク先を参照してください。
http://www.cyclingtime.com/modules/wordpress0/index.php?p=590 ジロ・デ・イタリア公式サイト(日本語無し)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2005/ita/ ストリーミング、テキストライブなどでの実況は↓でお願いします
UCIプロツアー ジロ・デ・イタリア ★10
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