>>151>>152 ttp://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage216.htm −経緯−
昭和39年8月24日午前3時頃、東京都世田谷区の俳優・高島忠夫(当時34歳)の
長男・道夫ちゃん(当時、生後5ヶ月)が風呂の浴槽で溺れ死んでいるのを
同家のお手伝い・Y子(当時17歳)が発見した。
警察が急行し現場の捜査を開始した。
Y子は「工員風の怪しい男を目撃した」と証言するが、
現場は荒らされておらず物取りではないこと、
Y子の証言が曖昧であることなどから警察は厳しくY子を追及。
同日の昼過ぎ、Y子は道夫ちゃんの殺害を自供した。
−動機−
Y子は犯行動機に関して、
「道夫ちゃんが生まれる前は、自分は高島夫妻から大変可愛いがられ大事にされた。
が、道夫ちゃんが誕生すると道夫ちゃんの面倒を見る看護婦(当時29歳)が
高島家に来るようになり、高島夫妻は自分を軽んじているように思い込んだ。
そこで、道夫ちゃんが居なくなれば看護婦も高島家に来なくなると思い
浴槽に沈めて殺害した」ことを自供した。
犯行当日も高島夫妻は渡米前で、この看護婦に「お土産をどっさり買ってくるからね」と
声をかけているのに自分には何も言ってくれなかった。
そこで、失地回復への焦りと゛ねたみ゛から犯行におよんだ。
Y子は計画的で、偽装工作に怪しい男をデッチ上げ、これまでに数回、近くの交番に警戒の依頼をしていた。
高島夫妻のショックと落胆は言うまでも無い。