【サッカー/Jリーグ】ヴィッセル神戸三木谷社長・警告退場連発の主審に辞職勧告【楽天】

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591名無しさん@恐縮です
その中で、印象に残った場面がある。
5月2日の清水―磐田戦の一こま。
後半27分に、磐田のFWグラウがペナルティエリア内で清水のDF森岡と接触して転倒したが、
反則を受けたふりをするシミュレーションとされ、2枚目の警告を受けて退場処分となったシーンだ。
よくよく見ると、どうやら森岡のファウルで、磐田側のPKとなってもおかしくない感じだ。
森岡も、主審がグラウにイエローカードを出すと、「そうだ、そうだ」とうなずいてはいるが、
その前に笛が鳴った瞬間は「やばい」という顔をしていた。
モットラム氏も「グラウが森岡に足を引っかけられているからPK。判定は間違いだったと思う」と話した。
その一方で、「グラウのオーバーアクションも問題。状況を余計に混乱させた」と指摘する。
確かに、グラウは両腕を上げ、不自然にのけ反りながら転んでいた。
大げさな転倒は、まずシミュレーションを疑うのが、審判側の心理でもある。
5月22日の鹿島―FC東京戦でも似た場面があった。
鹿島の選手がやはりペナルティエリア内でFC東京の選手に引っかけられたが、主審は反則をとらなかった。
後に、モットラム氏が主審からヒアリングしたところ、
「FWが跳び上がって倒れたため、反則を取らなかった」との説明だったという。
「審判たちには、オーバーアクションを見るのではなく、接触したかどうかを見るように指導をしている。
しかし、オーバーアクションは場を混乱させるものだ」と、モットラム氏は繰り返す。
かつて、モットラム氏は
「わざと転ぶ選手の動きには一定の傾向がある。人間は通常、倒されると、反射的に手をついて転ぶ。
だから、両手を上げて転ぶのはオーバーアクションを疑わねばならない」と話したことがある。
審判を欺こうとすると、実際には反則を受けているのに、それに疑念が生じた審判は反則をとってはくれない。
こうして実際に「損」をした例が、Jリーグでもあるわけだ。
(中小路 徹氏のコラムより)