【地域スポーツ】シーズンチケット:売れ行きで明暗 コンサドーレ苦戦、日ハム好調
サッカーJリーグJ2のコンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブが、主催ゲームを観戦出来るシーズンチケットの売り込みに力を入れている。しかし、売れ行きは芳しくなく、
当初の締め切りを2月末まで半月延ばすなど、苦戦を強いられている。一方、移転2シーズン目を迎えた北海道日本ハムファイターズのシーズンチケットの売れ行きは「予想を上回っている」
という。日本ハムは昨シーズンプレーオフに進出するなど好成績を残しており、チームの勢いの差がここにもはっきりと表れている。
同クラブが販売しているのは、函館と室蘭での主催試合を除く札幌ドームと札幌厚別公園競技場開催分の20試合を観戦出来るチケット(11万4000円)と、札幌ドーム12試合分が観戦出来るチケット(7万2000円)の2種類。
J2の最下位に終わった昨シーズン、札幌は主催試合の1試合平均の入場者が9466人と1万人を割り込んで過去最低に終わった。Jリーグ各チームの中でシーズンチケット販売の
目標を達成出来るのはアルビレックス新潟と浦和レッズの2チームだけといい、残りのチームは一様に販売不振に頭を悩ましている。同クラブの担当者によると、発売期間の延長は、昨年も行っているという。
一方、札幌ドームを本拠地とする北海道日本ハムファイターズのシーズンチケットは1月末から発売中。販売実数は明らかにされていないが、チーム関係者によると、「移転2年目で
、昨年より認知度が上がり、出足が良く手応えを感じている」と、好調のようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000047-mailo-hok