【映画】苦悩の人間天皇描く　ベルリン映画祭で初上映 [2/18]

　太平洋戦争で降伏を決め「人間宣言」した昭和天皇の内面の苦悩を描いた
ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督の映画「太陽」が１７日、
ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で初上映された。
　天皇役はイッセー尾形さん、皇后役は桃井かおりさんが演じた。
扱ったテーマが微妙なことから日本人出演者の氏名は最近まで明らかに
されなかった。日本での公開は未定。
　記者会見したソクーロフ監督は「政治や歴史に関心はないが、困難な
状況を人間がどう克服するかに興味があった。日本の人にも見てほしい」と
述べ、天皇の「慈愛」に強い共感を覚えたとしている。政治的影響について
尾形さんは「作品を見て判断してほしい」と述べた。
　ヒトラー、レーニンに次いで「２０世紀の権力者」を描いた３部作の
３作目で、同監督は４作目への意欲も示した。

ソース：Yahoo!ニュース(共同通信) 2005/02/18 配信記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050218-00000036-kyodo-ent

【芸能】ロシア映画が「人間天皇」の苦悩描く−天皇役イッセー尾形(dat落ち)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1107920217/

⊂( ＾(工)＾ )⊃

あびる優

２

>>1
乙です。
俊輔スレにゆうこりんスレたて誤爆ってますよ。。。

ロシア人がドイツとロシアと日本の権力者の映画を作ったのか。
ソクーロフの映画見たことないや。

日本語で演じてるんだろか？

ＢＢＣの天皇のドラマでは大正天皇が狂人で昭和天皇は不具者として
描かれるそうだから見比べてみたいね。

これは見たいなー。
ＢＢＣのも見たい。

別に反天皇制論者じゃないが。

天皇はいまあびるに夢中

人ら、零人と同列なのか

>>5
ごめんなさい。入力欄を間違ってしまったようでorz

どうもチャイニーズ風味の日本になってそうな予感・・・。
結局、日本を一方的な悪役に描いた単細胞映画な予感大・・・。

ベルリンの赤い雨

いちおう張っとく。

ニコラフィルム社の紹介ページ(写真あり)
http://www.nikolafilm.ru/eng/project/show.php

あとこれも。

> 一方、桃井は「絶対、賞を取ると思います。作品賞はもちろん、
> 主演男優賞も取るはず。（現場は）すっごく楽しくて面白くて幸せだった」
> と力説した。桃井によると、「すごくいい角度から日本人を見てて、
> 歴史を裁判する話でも人を批判する話でもなく、
> 人の温かい部分を引き出している作品」とほれ込んでいる。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jan/o20050121_10.htm

監督のコメントを見る限り
大丈夫そうだが。

皇后役桃井だったんか

また良くも悪くも日本が注目される映画を
外国の人が作ったなんて記事にしたら
かの国が火病起こしそうだな。

桃井はたまご肌

あとこの話題が今日まで全然知らされていなかったのは
左翼勢力が圧力でもかけてたんだろうか？

何としてでも日本で上映させなくては

イッセー尾形ソクーロフ映画に出たんだ
ｽｹﾞｰ！

日本でも早く公開してほしい

日本で有数の近代教育を受け、自由と平和を嫌というほど教え込まれていたにもかかわらず
反面で「天皇」という国家神道の主であり、一朝事あれば一身を捨て国家を救う「現人神」として育てられ
軍人の暴走も知っていた、国際社会との意識の隔絶も認識していた、それでも「あるべき天皇」として
独裁をしなかった。
当時としても一級のバランス感覚の人間だっただけに苦悩も大きかっただろうに。

>>25氏が言う様にその辺が書かれていれば
間違いなく傑作

天皇役のイッセー尾形に「ブラボー」　ベルリン映画祭
http://www.asahi.com/offtime/movie/TKY200502180106.html

この記事からすると作品のウケはいまいちだったのかなー。
確かにテーマは地味なんだよねー。

読売の記事では「満場の拍手を浴びた」となってた。
すこしは期待していいのかも。
とにかく賞を取って話題にならないことには
日本公開も難しいのでは？

イッセー尾形さんの昭和天皇、ベルリン映画祭で喝さい
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20050218i502.htm

だれ？

佐野史郎は何役なんだ？

明治天皇はこの間捕まってたけどな

>>13
この監督は日本題材の映画を撮るのは初めてではない

外交問題の陰に隠れて、
あまり知られていないけど、
ロシアは親日家が多いからね

旧社会党、日本共産党の連中はいい面の皮だな
かつての宗主国でこんな映画が撮られたなんて

イッセー尾形は「日本での公開は難しいと思うが」って言ってるよー(悲)。
何でだろう。右翼・左翼が騒ぐから？

昭和天皇の「新たな顔」描く
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050218/eve_____sya_____009.shtml

>>33
外務省の世論調査だと、
『日本が「好き」：（45％）』
『日本が「嫌い」：（2％）』
ロシアの火傷患者を日本が搬送治療したのが伝わってるのかな？

平成12年、ロシアにおける対日世論調査
ttp://www.mofa.go.jp/mofaj/area/russia/chosa02/index.html

桃井かおりの親父は防衛大学教授
亡くなる前に聞いたら喜んだかな？

やっぱ2ちゃんって、どっちかっていうと右が多いよね

>>38
自分の国が好きで天皇に悪い印象もってないってだけでも「右」なわけ？
天皇批判しない人は「右」ってこと？
そういう発想になるあなたは「左」の人？

左じゃないよ朝鮮人だよ

>>39
初心者なのね
誰も
＞天皇批判しない人は「右」ってこと？
＞そういう発想になるあなたは「左」の人？
なんて言ってないよ。
もうちょっと2ちゃんに馴染むと流れが分かってくるよ。
がんがれ。

おいら純粋にイッセー尾形の演技がみたいだけなんだけどなー。
天皇の映画っていうだけでこんなにもめちゃんうだなー。
やっぱ、日本での公開は難しいのかも。
悲しいなー。

イッセーの天皇は見たい。
佐野史郎ｲﾗﾈ。

>>41
質問の意味汲み取ってもらえないようなので言い換えると
あなたが感じた「２ちゃんて右が多いよね 」てのは、このスレのどこらへんから感じたの？

＞天皇批判しない人は「右」ってこと？
＞そういう発想になるあなたは「左」の人？

この部分は、あなたの発想に感じた私見を述べてるだけで
それに対する肯定や否定や反論を聞かせて欲しいって意味です。

ここは日本も対抗して
スターリンの映画を作ろうぜ

>>44
>41は無視したほうがいいよ。
理不尽にからまれるだけ。

>>38
「２ちゃん」が右なんじゃなく、
「世間一般」のノンポリが、基本的に保守的なんだと思うのですが。

>>46
なるほど。

そうさな4番目はｽﾀｰﾘﾝだな。

>>45
監督のインタビューを読むと、どうも天皇を悪鬼に
描いているわけじゃないみたいですよ。

知的なリベラル（日本語の『リベラル』ではないｗ）
監督だろうから、まあ期待はしている。


歴史観はちょっとつたないようだけど、人間性を描き
たかったらしいから、スルーすることにする。

外人から見た天皇像って面白そうｼﾞｬﾏｲｶ
実際天皇を特別視してるのは
半島と中国の連中くらいだろうから問題なし

>>44
天皇ネタって左の人が叩きにきてもおかしくないでしょ？
右の人は天皇叩かないから。
もっと左の人が来て、右の人と煽りあいしてるのかと思ったの。
だからもうちょっと2ちゃんに居てると
右の人って意外と多いなって分かると思うよ。
左の人って思ったより少ないからさ、こうゆうスレには現れて言い合いしてるかなって。
＞天皇批判しない人は「右」ってこと？
＞そういう発想になるあなたは「左」の人？
肯定も否定もしないよ。色んな人がいるんじゃない？

>>47
2ちゃんが右ってわけじゃないよ。
どっちかっていうとってだけ。

>>45
ついに岡田真澄が！

>>52
レスありがと
叩くとしたら「左」の人なんだろうけど
叩かないのは「右」の人だけじゃなく、右や左言ってる人たちにウンザリしてる連中が大半だろうと私は思うので
このスレで何で「右が多い」と感じたのかわからなかった。

佐野史郎の役はKammerherrです。
http://www.berlinale.de/external/de/filmarchiv/doku_pdf/20052735.pdf

Kammerherrってなーに？

>>50
>歴史観はちょっとつたないようだけど、人間性を描き
>たかったらしいから、スルーすることにする。

つたないというけど
外国語で紹介された日本についての資料の少なさを
考えると、そうなるのも無理もない。
翻訳者だって誤訳も多々するだろうし。
なかなか現場ではチェックがきかない。

それに映画監督などは、
そもそも正確さをあまり重要視してない人もいるしね。

日本の映画などが伝える外国についての歴史観も
同じようなものだと思う。

日本のマスコミの海外ニュースだって、
固有名詞の発音すら間違ってて、本当に現地取材してるの？
と思えるものもある。

>>55
佐野の役は天皇の侍従長。あと声だけの役でマッカーサーの副官

あと、どっかの局のニュース映像

492 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：05/02/18 11:58:36 ID:0TkMt7si
ロシア映画「太陽」の動画
http://up.isp.2ch.net/up/fea7fff75914.avi

>>37
湾岸戦争の時、軍事評論家としてよくテレビに出てた人だっけ？

面白そうだとは思うが、軍部の描写に誤解があったりするとかなわん。

4作目は星野仙一で

パールハーバーみたいな笑える日本の
描写あるんだろうな。
「笹原兵器工場」とかたこ揚げする子どもの横で
大本営の会議とか。

>>57
侍従長、ありがとう。
でも動画は見つからないみたいです。

尾形はかなり神経質になってるみたい。
しばらく日本には帰って来ないのかも。

ロシアRTRでの「太陽」動画（aviとwmv9の内容一緒）
ttp://gazo05.chbox.jp/news-movie/src/1108728954761.wmv [3.16MB WMV9]
ttp://gareki.dip.jp/10/5_0359.avi [4.78MB DivX511]
ttp://upload.on.pc1.jp/cgi-bin/upload/so/up0251.jpg [監督]
　『まだ公式上映されてないソクーロフ監督の映画「太陽」は、映画批評家などの関係者から良い反応を得ています。その評判が審査員を納得させるかどうかは19日に明らかになります。
　ソクーロフ監督の映画「太陽」は、第二次世界大戦末期の昭和天皇を描いたものです。昭和天皇は日本の降伏を認めたことで多くの人命を救いました。そして昭和天皇はその後「現人神」の地位を放棄しました。
　ソクーロフ監督の一連の権力の姿を描く映画を批評家たちは良い映画であると話しています。イタリア、ウクライナなどでもこの映画を買い付けました。』

見たいな

見ていないからどういう作品かはわからないが
自分の国がこういうテーマを扱った映画（たま〜にあるけど）
をなかなか作れないのは悲しい

桃井は生まれ持っての育ちのよさが全身から溢れ出ているからな

ＮＨＫではドラマで天皇をなかなか扱えなかったと聞いたことがある。
太平記の後醍醐天皇がそんなこんなで注目された記憶が。

右翼左翼の問題以前に、どういう扱いでも、
天皇をドラマの題材として取り上げる
それ自体に細心の注意を要したらしい。
右翼左翼どっちからも格好の攻撃材料になりうるからだろう。

（いまはどうか知らない）

日本の長い一日

レーニンを描いた「牡牛座」は日本で公開されてねー。見てえー。

>>31
どこかで見た顔だと思ったら
明治天皇役の奴だったのか

この監督はBGMとしての音楽を一切使用しないから好き。

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050218/eve_____sya_____009.shtml

昭和天皇の「新たな顔」描く
ベルリン映画祭で「太陽」を上映

【ベルリン＝熊倉逸男】昭和天皇を主人公にしたロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督の映画
「太陽」が十七日午後、当地で開催中のベルリン映画祭で上映された。第二次大戦中から終戦
直後の昭和天皇の人間性を、新資料を基に描いた内容が明らかになり、論議を呼びそうだ。

昭和天皇を演じたのはイッセー尾形さん。戦争を継続すべきかどうか悩む一方で、海洋生物の
研究に熱中。戦後、マッカーサー連合国最高司令官との会見後、「人間宣言」を決断し、晴れやかな
表情を見せる様子などが描かれている。

会話では「あっ、そう」を連発。家族の写真にキスしたり、マッカーサー司令官から勧められて
葉巻を吸ったり、桃井かおりさん演じる皇后に甘えたりする場面もある。

この作品は、同映画祭コンペティション部門に出品された。「日本人にとって微妙なテーマ」として、
出演者など詳細は、しばらく伏せられていた。

上映後、会見したソクーロフ監督は「歴史的人物として、新しい資料で明らかになったことを映画で
まとめた。昭和天皇は対話を通じて問題を解決した。繊細にアプローチした」と述べた。

尾形さんは「高く遠い存在だが、過酷な時に一人の人間として、どのように生きたかを描いていた。
日本での公開は難しいと思うが、作品を見てください」と緊張した表情で話した。

この映画＞＞＞＞＞＞＞越えられない壁＞＞＞＞＞ＢＢＣ制作の池沼天皇

この映画すごくみたい

それよりヒトラー最後の日々が見たい

天皇っていつまでタブーなんだろうな
大げさな敬語とか

面白そうだな。日本でもやればいいのに
どっかから邪魔が入るかな？

今日、筑紫の番組でこれの特集するんだろ。
だいたい想像つくが・・・

陰鬱ではあるが、いい映画を作る監督なんで、一方的に天皇＝悪
という映画にはなってないと思う。

>76
子供は「愛子ちゃん」で良いと思うがね、さすがに。
その辺は昔の方がおおらかだったような。

放映中あげ

>>78
マジ？超ひさびさにＮ２３見るか・・・チクシの顔は見たくないんだが・・・

>>82
俺も見てみる。同様に畜生の顔も見たくはないが。

さっきこの映画のニュースがN２３で流れたけど（２、３分）
特集ってさっきのとは別なのかな

テレビ壊れてるので紫煙

監督のコメントはかなりまともだったな。
蓄死がそれを気に入らないみたいだったけどｗ

イッセー尾形だと聞いて驚いた。すげーよイッセーさん！観るぞ。

>86
監督はなんて言ってたの？

筑紫の番組では、人間宣言、神格化否定の映画として宣伝してるね。
でも実際はどうだろう？

>>87
イッセ−尾形だとラストエンペラーの方が似てはいるけどね。

>>89
それはどうせおまえら見ねえんだろって態度だな。
宣伝としてどうなんだろう。

「右」でも「左」でもどうでもいいや
面白い映画だったら見てみたい

>>91
筑紫は首傾げてたし、コメントもアレだったし
天皇を肯定的に描いたのがホント気に入らなかったんだろな

>>92
右とか左とか言うよりは、愛国と売国でね？まあ、どうでもいいけど

海外じゃ天皇って独裁者のイメージが強いそうだな。
現実じゃ、独裁とは縁遠いのに・・・

そりゃだって、ファシスト集団の頂点に君臨する人間
でなきゃ困るからでしょうｗ

>>95
「現実」というより、「日本における教育、および報道では」
の方が正しいかと。

一人芝居にすりゃ少しよかったのに

>>90
そうかもね。でもあの人、役に入ると顔つき変わるから･･･
って日本じゃ上映しないかもしれんのか　il||li ＿|￣|○ il||li

>>90
スチル見た限りじゃ、かなり昭和天皇に似てると思ったけどなー

やっぱり筑紫は何が何でも昭和天皇を独裁者にしたいらしいな

(´(･)｀)

普通に、テーマとして面白そうだよね。
ヒットラーとかと違って、権力があるように傍から見えつつ実際は何も持たないのに
近い存在でもあったわけで。人間性的にも、割と普通のオッサンだったんだろうし、
いわゆる権力者というキャラというよりは。
その変なバランスをしみじみと描くって興味沸くなぁ。

>>34
旧社会党はともかく共産党は天皇容認にかわったからなあ。

>>52
２ちゃんにおける左右は600以上ある板によってすべて板世論が異なるので、一概にはどちらとは言えない。

●Solnze
ttp://www.berlinale.de/media/filmstills_2005/wettbewerb/2735_0002_Popup2.jpg
ttp://www.berlinale.de/media/filmstills_2005/wettbewerb/2735_0003_Popup1.jpg
記者会見http://www.berlinale.de/en/das_festival/videostreaming/06_Streaming_2005-PopUp_1951.html
>尾形のセリフは日本語と英語が半々で、ほとんどが一発ＯＫ。
>迫真の演技にソクーロフ監督は歓喜して抱き合うことが多かったという。
http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20050122-00000014-sph-ent
イッセー、スゲぇや。

>>55の映画内容紹介を適当に意訳

THE SUN
モレク神（ヒットラー）、牡牛座（レーニン）、この２つの映画の後、
アレクサンドル・ソクーロフの視点は２人とは異なる歴史上の人物−
日本の昭和天皇−の人生へと向かいます。

1945年夏の日本。 8月15日に、数百万の日本人は初めて彼らの天皇の
声を聞きました。 彼は、彼の国民への演説で、彼の軍隊と国民へ
すべての戦いをやめるように命令します。
この発表は、連合国がどのような形の抵抗にも遭遇しないで日本の
島に上陸するのを可能にします。 これにより天皇は、自らの国と天皇の
ために死ぬまで戦うつもりであった日本人数百万の命を救います;
また、それは何千人ものアメリカ人、中国人、英国人、およびロシア
人の命を救うものでもありました。しかしこの行為にもかかわらず、
勝利した強国は天皇を軍事法廷にかけることを主張します。

アメリカによる日本占領軍の最高司令官(ダグラスマッカーサー元帥)は、
彼の国の大統領に、ヒロヒト天皇を戦争犯罪人であると宣言しない
ようにアドバイスします。 この映画では、かれら天皇とマッカーサー、
この2人の会談の話を描きます。回想録でマッカーサーは、天皇は
彼の政府、彼の軍隊、およびその行動への責任を引き受ける用意ができ
ていたと記しました;天皇は、それによる結果は裁判であり、自らの死
であることをよく認識していましたが――。
マッカーサーは、「私は衝撃を受けた」と書きます。「生来彼は天皇
であったかもしれないが、その瞬間に、私は、彼の精神的な力に関して、
彼は紳士であり、かつて会ったことのない最初の日本の紳士であると
認識した」

その後まもなく、昭和天皇は神と同一視されることを放棄し、その代わりに
「人々の統一と国家のシンボル」になることを公的に表明します。

ソクーロフの映画では、同様の姿勢を取って、昭和天皇を太陽の女神
アマテラスの124番目の子孫とする最高位の存在と考えるのではなく、
彼の国を襲った悲劇に深く影響された一人の人間として描きます。

>>27
> この記事からすると作品のウケはいまいちだったのかなー。
> 確かにテーマは地味なんだよねー。

たしかこのロシア人監督は3部作（ヒットラー、レーニン、昭和天皇）を
作っていてその中でも昭和天皇は最も肯定的にとらえているらしい。

そこで旦那、ソースは朝日でっせ。

> http://www.asahi.com/offtime/movie/TKY200502180106.html

>>101
旦那も昨日のTBSみたんでやすか。
あいつは立派な基地外でっせ。

>>107
翻訳有難や！うーんなんかいい感じ
マッカーサーとの会見−自分がすべての責任を引き受けると発言したことを
描いてくれてるのか。
それさえやってくれてれば、あと細かいことは問題なかろう。

このあと現地時間22:30〜、日曜夜の回はまだチケットあるそうだ。
ベルリン在住の２ちゃんねらー、行ってこい。

イッセー尾形や桃井に変な災難が降りかからないように祈るのみだ。

http://www.nikolafilm.ru/eng/film/galery.php?id=61#
いや、これ、昭和天皇にしか見えんよ。

イッセーはアカデミー賞貰うべきだな

フロークソ

2005年度日本アカデミー賞

作品賞：「呪怨2」
監督賞：清水崇　「呪怨2」
脚本賞：清水崇　「呪怨2」
主演男優賞：堀江慶「呪怨2」
主演女優賞：酒井法子 　「呪怨2」
助演男優賞：葛山信吾　　「呪怨2」
助演女優賞：新山千春　「呪怨2」

音楽賞：「呪怨2」
撮影賞：「呪怨2」
照明賞：「呪怨2」
美術賞：「呪怨2」
録音賞：「呪怨2」
編集賞：「呪怨2」
外国作品賞：「THE JUON」

会長特別賞：あびる優

日本映画で作れない不幸

>>106
記者会見ストリーミング見た。全部は聞きとれなかったけどちょいと面白い発言が。

ソクーロフ：
第二次大戦で日本はソ連に侵攻しなかった。それはソ連を救った。
私はロシアの一市民として日本人に感謝している。

ロシア人がこんなこと言うの初めて聞いたｗ　こういう見方もあんのか。
別のインタビューで、ソ連が対日参戦したことに遺憾の意を表してもいたね。

筑紫哲也は露骨に気に入らないって感じの態度だったな。
てことは、そうとう期待していいな。

ヒトラーとレーニンの作品は見れんのか

>>112
これはイッセー尾形！？
すげー、ベン・キングスレー級だ

そっくりといえば
ザザンボ撮った監督が
自分の映画で昭和天皇を登場させてんだけど
どこからどうみても仕草も顔も何もかも昭和天皇そのものなんだけど
昭和天皇役のオーディションとかしたのかな

>>121
もうすこし詳しく！

ネタとして面白そうだが、映画としてはどうなのかね？

>>111
もうあの団体さんは、きっと事務所の電話番号を人民達に
回している事でしょうw

でそれを肯定的に取り上げる朝日と筑紫。

で日本国で上映されようとすると、なぜか日本国籍のもっていない
日本在住の方々が騒ぎ出す。

モスクワ・タイムスのレビュー
http://context.themoscowtimes.com/

"The Sun"は驚異的な仕事であり、多くの人がそれをソクーロフのベストフィルムだと呼びました。
これは今年だけでなく、この10年で最も優れたロシア映画と呼ばれるでしょう。

−−−
ソクーロフのインタビューからこんなことも書いている。

−天皇ヒロヒトは玉音放送によって戦争続行を止め、玉砕の決意を固めていた国民に抵抗を
やめるよう呼びかけた。それによって数多の生命が救われた。

「人間味がある権力者」というのはロシア人が知らないもの。
ロシアでは権力とは、暴力であり庶民への無理解であると考えられていた。
我々はそれとは違うもの−ヒューマニスティックな権力−があることを知る必要がある。

(いいかげんな訳でｽﾏｿ)

リンクはこっちのがよかったか。失礼。
http://www.moscowtimes.ru/stories/2005/02/18/101.html

昭和天皇が戦争犯罪人であって欲しい人達にとっては迷惑な映画なんだろうな

>>125
＞玉砕の決意を固めていた国民に抵抗を
＞やめるよう呼びかけた。

中東の人間が「広島長崎の復讐をなぜしない」としつこく言うけど
玉音放送てのは結構その時代の抑制として機能してたみたい。

年寄りから話聞くと、敗戦放送あったのに街中を「あれはウソで戦争はまだ続いてる」
とふれあるいてる人たちが結構いたらすい。
でも「玉音放送」てのは敗戦の真実を告げる決定打として
大抵の人々に受け入れられてた。「大本営の発表だったらもっと半信半疑だったろーなー」
てのは親戚の年寄り連の話。

だから中東人が「なぜアメリカに復讐を〜」と言ってきたら「天皇陛下からヤメレといわれた」
と答えればいいんでないかと思う。世界市民な人は絶対いえないと思うけど（ｗ

>>125
＞「人間味がある権力者」というのはロシア人が知らないもの。

KGB出身のプーチン、進む言論統制、秘密警察による監視、
相次ぐマスコミ関係者の暗殺、チェチェン人口の1/4を殺害・・おっかねーよな('A`)

最近知った「マッカーサー回想録」、
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~SHUJI/books/mac.htm
俺でさえ知らなかったくらいだから、ロシア人が受ける影響は想像もつかないな・・
作品も見たいけど、この監督の出してるコメントにも興味そそられる

まぁ原爆投下後の広島での天皇陛下のフィルムは鳥肌たったよ
まじ凄かった

もっと大事にして欲しいよね、皇室

もちろん俺はみてないが、日本人がみたらなんだこれって感じの
間違った日本がまた描かれてるってどっかに書いてたんだが

>>131
それは見た人の意見？

天皇を障害者みたいだとバカにする風なシーンがあると
どっかで読んだなぁ。

>>131
報知のこの辺の記事かな？

迫真！昭和天皇演じたイッセー尾形に拍手　第５５回ベルリン映画祭
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050219-00000032-sph-ent

内容に違和感…日本公開無理？

　ソクーロフ監督は昭和天皇を取り上げたことについて、「昭和天皇はユニークな
人物で、世界で一人しかいない人格者。特別な状況下で、人道的な決断をしたこと
に興味を持った」と話した。画面は全体的に暗いトーンでシリアスだが、日本人から
見ると、違和感を覚える場面も少なからずある。

　皇居にＧＨＱからの贈り物としてチョコレートが届けられる場面や昭和天皇が
チャールズ・チャプリンに似ていると米兵が「チャーリー」というシーンなど、天皇と
マッカーサーが葉巻の火を分け合うなど現実離れした場面が多く、日本の映画関
係者は「違和感が強く、日本での公開は難しいかも」と話していた。

天皇と マッカーサーが葉巻の火を分け合うなど

すごいな

>>134
http://www2s.biglobe.ne.jp/~SHUJI/books/mac.htm
このマッカーサー回顧録みると、タバコをあげたりしてるね。どこが「現実離れ」なんじゃろ？

記事消えちゃったけど、「御前会議で明治天皇の御製を読むシーン」があるところを見ると、
よく調べてるなあとｵﾓﾀよ。
−よもの海みなはらからと思ふ世になど波風のたちさわぐらむ
だよな。
http://ch.kitaguni.tv/u/1023/%BB%FE%BB%F6%A1%F5%BC%D2%B2%F1%CC%E4%C2%EA/0000181480.html

>>133
それは、大戦でアジアの植民地の殆どを失って
日本を逆恨みしているイギリス連合王国の公共放送局で作られている
テレビ番組の方では？

>>134
というか、「違和感」は言い訳で、みんな日本での公開にビビって腰がひけてんのか
あるいは公開したくないんじゃないのかｗ

>>135
天皇はタバコを吸わない人だったようで、
回顧録のその記述はマッカーサーの記憶違いだという話らしい

>>139
ほほー。でもすすめられたからしょうがなく吸った、みたいなオチだったりして？
わかんないけどね。

などてすめろぎは人間となりたまいし

>>141
三島由紀夫か。

緒方拳主演の「MISHIMA」は三島未亡人が、
日本での公開・ソフト販売を差し止めてしまったっけなぁ。

すめろぎはなどて人となり給う

こういうのを外国で作られるというのもあるいみ恥ずかしいかもな。

国内では天皇を有罪にするDQN裁判番組が作られ
「公平な番組にしてね」という政治家が責められるという有様だもんな。

>>134
その程度で「違和感」なら「ＳＡＹＵＲＩ」はどうするんだよ（ｗ

日本公開するにあたって厄介ごとがありそうで、
面倒な思いしたくないだけ、というコメントな希ガス

>>114
とはいえ、日本で作るとしたら、
左翼テイストのロクでもない作品になっちまうのはほぼ確実だもんな。

丁度ＢＢＣが昭和天皇について酷い内容の放送するらすいから
賞とってその火消しになってくれるといいが。

http://news.cinecitta.com/dossier/articolo.asp?lang=1&id=5318
ここの記事読むと、「イッセー尾形は天皇役を演じたために多くの殺人予告を受けた」
ことになってる。マジぃ？イタリア人記者がいーかげんなこと書いてんのかな・・・

ここは陛下の勅で以って公開といこうじゃないか。

--------------------------------------------------------------------------------
>>142
　　　　　　　　 ヽ、　　　 　 　 /　 思　い
　 シ　俺　お　　 !　　　 　 　 ! 　 .い　い
　　ョ　の. 前.　　 !　　　　 　 |　　 つ　こ
　 ン.　ケ　　　　　|　　　　　　!,　　い　と
　 ベ.　ツ　　　　 ノ　　　　　　l′　た
　 ン　の　　　　 ゛!　 ＿＿_　丶
　 し.　中　　　 ,,ノ' ´　　　 ｀ ''ヾ、、_　　　_,.
　 ろ　で　　　/　　　　　 　 　 　 ヽ｀'Y´
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>>142

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ヒトラー、レーニンに続いてって、なんかちょっと嫌なメンツだな。

でも描き応えのある20世紀の権力者（天皇が権力者かどうか微妙だけど）って
ちょうどこの面子になるんじゃないの。
チャーチルじゃつまらん、ルーズベルトでもつまらん。スターリン、毛沢東はまた別の意味で描き難い。

肯定的に描くと左から、否定的に描くと右から攻撃されちゃうんだろうね。

尾形って俳優というよりコメディアンと思われてるし
そんな人が天皇を演じるというだけでも許せないと思う人はいるだろう。
まして、米兵のカメラの前でおどけるシーンとかがあるらしいし。

反対に、天皇は人間味あふれる素晴らしい人だったとか
日本国民を救った、みたいな描き方は
天皇を親のかたきと思っている人たちには耐えがたいのだろう。

このスレ読んでて、いかに公開が難しいかがよくわかったよ。
映画についてのコメントよりも政治的なコメントが多いんだもの。

それにしても、天皇を批判しちゃいけないなんて、どこかの
独裁国家みたいだ。
それももう歴史上の人物なのにさ。

ところで、そろそろ各賞の発表ですね。

>>142
そうなんだ。
昔はレンタルで借りれたんだけな…

>>154
批判してはいけないなんて、勝手な思いこみだと思うけど。
何にせよ、外国人だからこそ作れる映画だよな。

ヒットラー！ヒロヒト！ムッリーニ！っとくらぁ！！ｗ

>>154
まぁべつに、批判しても何の罪にもならないし警察にしょっぴかれることもないｗ
そこは独裁国家とは違う。
現にどっかの団体が天皇を強姦罪で有罪！なんて言う裁判やったらしいが
名誉毀損で訴えられたとは聞かないな。

それはともかく現時点では映画を見れないから内容について語れることが少ないんだよなぁ
ここは映画板じゃないから映画ファンが書き込むとは限らないし。

俺は昭和天皇には興味がないので、日本で上映しても見ないな。
尾方にもあんまり興味ないし。

ロシア人にとってレーニンはもう祖国の英雄でもないんだろうな・・・
以前スターリンを批判してたロシア人は
ソビエト連邦と言う悪魔の国家を作ったレーニンをも
公然と批判するようになったって話聞いてたりしてるんで。

毛沢東はいつ頃の上映？

>>161
イケダとアサハラの後

確かに日本では撮り辛い題材で、マスコミもあまり評価しないだろうけど、
今まで映画館に足を運ぶ層も、こういう政治色が強いものを避けていた結果も
あるだろうなぁ。なんだかんだいっても市場がなきゃ、金かけて作れないし。
マスコミが黙殺してきたから、卵が先か、鶏が先かの話だけど。

有名なマッカーサーに土下座して命乞いの場面って出てくるの？

うーん政治色が強い映画ねえ。俺が学生の頃は「ゆきゆきて神軍」が上映されて、
小さい劇場でかかってたのにもかかわらず、すんごい話題になってそこの劇場の
最多動員数を記録したというのがあったが・・・。

イッセー尾形を使うなんてこの監督やるね

http://petersburgcity.com/news/culture/2005/01/12/sokurov/
"Political honor means nothing when the point at issue is human lives - this was the way
taken by Emperor Hirohito. This is an example of clever force. Not a single politician,
either before or after him, could find a humanitarian way out of a critical situation," he said.

英語うまく訳せないけど、こんな感じかな？
ソクーロフ曰く：
政治上の名誉は、人間の命に関わる問題では意味がない−これが天皇の取った道だった。
これは賢明な力の例です。彼の前にも後にも、危機的状況で人道的な道を見つけた政治家はいません。


つまりヒトラー、レーニンとは違う道を見つけた例ということで、三部作の最後にもってきたということかな。

俺と同じ時代を生きてたこともあるんだよなぁ昭和天皇
なんか不思議だ
ニュースうざいなぁと感じてたのを、子供心に良く覚えている

イッセー尾形ファンとしては是非とも観たいのだが
無理なのかなあ･･･。せめてスカパーﾍﾟｰﾊﾟｰﾋﾞｭｰ希望。

ミニシアターでいいから、日本でも公開してほしい。
左翼の妨害工作はあるかも知れないが、悪漢にひるまないサムライ的興業主の
登場を期待したい。

>>133
それイギリスBBC製作の別物では・・

>>156,158
レスありがと。

批判しても罪には問われないけど、
>>147とか読むと尾形が脅迫を受けているのは事実らしい。
最近まで配役が伏せられていたのもそのためらしい。

テレビとかでも天皇をドラマ化するのは事実上不可能で、
今回の映画も外国だからこそ作れたという。
こういうのって恥ずかしいと思うんだ。
イギリスで王室の映画が作れないなんてことはあり得ないよね。

別にいいじゃん、
皇室を賛美する映画も批判する映画もどんどん作れば。
とか思うわけ。

>>172
だったらお前が作れよ
役者にも全員ボディーガード付けて

>>172
うん、別に君の意見に反対しないよ。
なんにせよ暴力的に映画制作や上映が封じられるような状況は好ましくない。

・・・て書いてると、ソ連時代にタルコフスキーの作品が上映禁止されまくったことを
思い出してしまうなあ。彼はそれで国を出ざるを得なくなった。
ホントの独裁ってのは旧ソ連や中国みたいな国のことよ。

>>169-170
単館ではやるでしょう・・・と思いたい
シネコンではむりかな

その尾形を脅迫してるという右翼とやらは実際は在日朝鮮人がほとんどらしい。

>>154
否定的に描いて叩くのは、多分右の「ふり」をしている人たち。

民族派右翼などは、天皇批判にはオープン。
勿論、天皇への謂れなき誹謗中傷、例えばBBCの「昭和帝は不具者」という描写は
絶対に許さないだろうが。

>>167
前二作の解説も読んだりしてみると
権力をテーマにした３部作なんだろうけど
死の香りもぷんぷんする３部作という感じがする

死を恐れながらも死に飲み込まれていくヒトラー
痴呆に冒され孤独になりながら死にゆくレーニン
死を決意し死に向かっていくが生かされる天皇

なんとなくだけど
昭和天皇を３つ目に持ってきたのは
人道的な感覚を持っていたため
権力の死が本人の死につながらなかった例だからかもしれない
ま、前二作見てないからなんともいえないんだけど

でもまあ、見てみたい映画だなあ

>>178
ふむふむ。「神格否定」して現人神としては死んだ、しかし天皇は生き残った、
ということかなー

>>178
なるほど。
三作全部見たくなるじゃないか（ｗ

>>179
マッカーサーに軍事法廷での死刑判決が出るとするなら
それを甘んじて受ける旨を伝えた事じゃないの？

史実がそうであったかどうかはともかく、
この映画ではこの説を採用したそうだし。（>>107）

全体的に静かで暗いシーンが多く、
プレス試写では立ち去る人も少なくはなかったが、最後は拍手が起こった。
ttp://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20050218-00000037-sph-ent

もう発表されたのかな。

監督との一問一答。色々書いてあるんだけどうまく訳せないからコピペだけしとく。

http://www.pulse.ru/articles.asp?release=36&theme=10&article=228
What interests you in the personality of Hirohito? How do you explain the fact that, of all the
leaders of the defeated countries in the Second World War, he was the only one not to be punished?
ヒロヒトの人間性のどこに関心を持ったのか？第二次大戦の敗戦国リーダーの中で彼だけが処罰されていない事実をどう説明するか？

What makes a man great? Exceptional personal characteristics, blind chance, Providence?
And how can we measure the greatness of a concrete historical figure? What are the units of measurement that we should use?

Hirohito ruled Japan from 1926 to 1989. During that long historical period, a major military empire,
which terrified South-East Asia and was partly responsible for the Second World War, was crushed
by the Allies, but it still managed to be reborn on new foundations by the 1960s, embodying the
technological dreams of humanity.

But an even more astonishing metamorphosis took place with the Emperor himself. He traces his
family back to the empress of the sun Amaterasu, he is the embodiment of a god on earth, but
he not only signed Japan's capitulation on September 2, 1945, but a few months afterwards
repudiated his divine origin. That wasn't easy. These steps entirely broke with historical tradition.
Japan was hit by hundreds of ritual suicides by leading statesmen, a number of which were carried
out right in front of the imperial palace.

Hirohito was brave enough to reject the past and provide for a worthy historical future for the
country. A small, frail man with a high-pitched voice, an academic working on botany and
hydrobiology, he was entirely unsuited to absolute tyranny, both physically and spiritually.
He even turned his palace into a scientific laboratory - this wasn't the bunker of a bloody god of
war. But that was the role that Hirohito had to play, that was the mask that he had to put on, and
rejecting it was one of the main themes of the work that lay ahead.

Emperor Hirohito valued concepts of national and state honor less than the interests of the people
and the saving of their lives. That's the great accomplishment of this man and of the American
politicians who in that historical moment could understand and appreciate that fact. But the Emperor
gave the world a lesson for which no students could be found. The scale of the example that he set
wasn't noticed in Europe or in the Soviet Union. Our creative group is drawing attention to the fact
that good can be both strong and intelligent.

>>122
ttp://www33.ocn.ne.jp/~projectitoh/cinematrix/roadshow_ex.html

そして、我々はついに、いまだかつてフィクションのなかで
「演じられた」ことのなかった人物を目撃します。
　天皇。
　その天皇は、まさに天皇でした。これが天皇でなくて一体誰なのでしょう。
我々がフィクションとして語るのを避けてきた
「なんとなく触れてはいけない」存在。それが、こうもあっさりと
スクリーンに実現されているのです。
地元の一般募集でキャスティングしたこの「天皇」役の老人は、
一体どういう心境で昭和天皇を演じているのでしょう。
いままで恐ろしくて誰もやらなかったことが、こうもあっけらかんと、
至極簡単に、目の前で達成されたことに、私はほとんど死にたくなりました。
短い歩幅の、やや猫背気味の、あの帽子にあのスーツを着て、あの杖を持った老人。
（中略）
天皇制についてムツカシイことを考えている人はこの映画を見るべきです。
　私の見たもの、あまりにあっさりとスクリーンに実現されたその人間が、
まさに天皇の全てだったのです。

ソクーロフの映画って画面がものすごく暗いのが多い。
内容も地味だしよく寝れるよ。日本三部作はまさにそれ。
ただ映像は凝ってる。水墨画みたいに美しい。

俺はおすぎがホメた映画はとりあえず観ない、
蓄死がイヤな顔をした映画はとりあえず観ることにしている。
よってこの映画は買い。

金熊は逃したみたい

山田洋次監督とイッセー尾形さん、ベルリン受賞逃す（読売新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050219-00000414-yom-int

ベルリン映画祭の受賞発表あったみたいね。
金熊は南アフリカ、銀熊は中国の映画。
おっ、ツァイ・ミンリャンが芸術貢献賞とってら。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20050219053.html

関係ないが銀熊とった顧長衛の映画すげー見てぇー。初監督作か？

受賞逃したんだー。

あ、そうー。

>>172
俺は、保守的な思想の持ち主で立憲君主制には賛成な人間だが、
皇室を賛美する映画など余り見たくないね。

この映画、ほんとにすごく面白そう。
ソクーロフもイッセー尾形も大好きだし、テーマや内容も期待できるし。
ぜひ公開してほしいよねー

しかしイッセー尾形も、多少緊張した面持ちでインタビューに答えてたけど
帰国したら「日本ではほとんど話題になってない」ことに驚くのではなかろうか・・・。
上映されなかったらそれこそ、このまま忘れ去られてしまいそう。

緒方拳の三島だって誰も覚えてない＆知らない
だし。
まあ圧力のせいだけど。

ソクーロフがどうも勘違いしてるっぽいのは、
天皇を否定的に描いたと日本人に受け止められたくない、
って感じをさかんに喋ってるとこだよな。
現実には、
史実を無視した的外れのものでないかぎり批判的に描かれたとしても
国内で叩かれることはまずなくて、
逆に天皇を肯定的に描けば描くほど「なりすまし日本人」どもが
大騒ぎするわけで。
「俺はかなり肯定的に天皇を描いたのになんで日本人に叩かれるんだろう」ってことになりそうで、ソクーロフがなんか気の毒になる。

>>196
いやー、このまま事態が推移すれば「国内公開なし→無視」か、
「どこかで公開→でも無視(マスコミの扱いも少ない)」というところじゃないの。

だって「プライド」とかとは違うよ。リベラルな人達は、外国で高い評価を受けている監督の
作品に文句はつけにくい。特に旧ソ連／ロシアの映画作品を積極的に紹介してきたのは
いわゆるリベラルの人達。岩波ホールとかね。そこらへんの人達はソクーロフがいかに
評価されてる監督かよく知っている。大騒ぎになんてならないと思うな。

あ、なりすまし日本人てのはよくわからんけど、左翼のことだと思ってレスしちゃいましたｗ
「そういう人」が騒ぐにもリベラル派の後援がなきゃできないでしょ。

しかし・・・どっか配給会社買わないかねぇ・・・？パンドラさんは・・・？

>>197
叩かれる、ってのは語弊があるかもしれないけど、
ソクーロフとしては、自分の映画に好意的な日本のファンの存在はよく知ってるだろうし、
そういう層がどういうふうにこの映画を受け止めてくれるかってのは、かなり気にしてると思うんだよね。
で、言い方を変えると、
自分としては天皇の肯定的な面をうまく描けたと思ってて
日本人も分かってくれるんじゃないかと期待してるんだろうに、
そういうものに仕上がれば仕上がるほどきちんと評価してもらえない、ってのがカワイソウってこと。

>>200
ああ、うんなるほど。了解。

イッセーと桃井のダブル受賞が見たかった

既出かもしれないけど、佐野史郎の文章
http://www.kisseido.co.jp/column/sokurov.html

アップリンクが面白がって買ってくれないかな

>203
ソクーロフってタルコフスキーの弟子だっけ？

>>205
そうだよ。タルコフスキーのドキュメンタリー撮ったのもソクーロフだったと思う。

>206
そうなんだ。確かドキュメンタリーは「モスクワ･エレジー」だよね。
この二人の作品って似てるようで全然似てないなー。

俺は普通に外国人が日本を題材にしてくれた事が嬉しい。

>>204　
あのコンクリートやるくらいだからね。
圧力はそれ以上になりそうだけど、上映に
こぎ付けたら見直すよ。

右翼・左翼だからといって必ずしも批判しているわけじゃないんだね。
脅迫状を送ったり妨害工作をしたりするのは
右翼・左翼の中でも一部の人だということは薄々感じていた。

賞を逃して、もはやこれまでかという気がするけど
単館でもビデオでもいいからぜひ公開してほしい。
イタリアやウクライナで公開されて日本で公開されないなんて。

>>185
「はらはらトケー」情報ありがとう。
検索してみると簡単には見られそうもないけど、ぜひ見てみたい。

アメリカでも11月に公開されるようだ
日本では無理ぽ

DVDすぐに出してくれんか

テレビでは見事にスルーだな

875 名前：文責・名無しさん 投稿日：05/02/19 18:19:36 ID:r9HaQ/pg
ふだん「２３」は見ないのだがロシアの天皇映画を扱っていたので
見てみた、どうせ「２３」が扱うのだからと「映画」には期待しないで
見ていたのだが｣主演のイッセー尾形の役作りと製作側の天皇観
「人格者だった」「国民の事を考えて難しい局面に良い決断をした」
等々好意的な意見を伝えていて「ほおぇ」と思ってたらＶＴＲ終了後
筑紫は首をかしげてゴミョゴミョと「独裁・・」とかいって女アナウンサ
も、深刻な顔・・・・
筑紫は何てコメントしたんだろう？聞き取れなかった
とにかく、スポーツ界芸能文化界面で日本人が評価されたら嬉しい
のではないか？
天皇だからお通夜みたいに神妙になったのか？
ウワサには筑紫の醜さというのは聞いていたがココまでとは思わなかった



878 名前：文責・名無しさん 投稿日：05/02/19 19:30:07 ID:U3e7na37
>>875
やっちゃった！今日の朝日のドキュン記事　その57
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mass/1108212314/225

>225 名前：文責・名無しさん[] 投稿日：05/02/19(土) 08:59:04 ID:N6HFTbvO
>苦悩する昭和天皇を肯定的に扱ったロシア映画「太陽」を
>朝日はどうあつかいますか？
>
>昨日の筑紫はサイコ―だったw
>「日本公開は決まってませんがもし公開されたら
>天皇の独裁者としての面がかかれてないとの指摘が起こるかもしれません・・・ゴニョゴニョ」

(´-｀).｡oO(アトムおじさん…)

これ、見に行きたかったら今の所はロシアまで行く他は無いんかなあ。

公開は無理でもせめてDVDぐらいは出して欲しい。

>214の筑紫みたいに天皇を独裁者扱いする奴って
無知なのか妄想の中で生きてるのか……
一応最高権力者だったんだから全くの無責任ではないかもしれないけど
独裁なんかできる体制じゃなかっただろ。
調べれば小学生でも判りそうなことを主張するのはなんでだ。

>>216
アメリカで11月公開だってよ>>211
確かイタリアからも買い付けあったはず。

映画の中で日本人は日本語、アメリカ人役は英語しゃべってるらしいから
結構見やすいんでないかな。ロシア語でやられるよりは。

イッセーファンのブログにこんなことが。

去年の初頭頃のイッセーさんのライブで配られたアンケート用紙に添えられた近況で
「ソクーロフ監督の映画の撮影をしている」と書かれていました。なんでも海外公演等の噂を
聞きつけた監督がわざわざ一人芝居のビデオを取り寄せ、大変お気に召して「彼が私の
３部作を完結させる俳優だ」と熱烈なラブコールを送ったそうです。映画の内容については
一切触れられていなかったので、まさか昭和天皇を題材にした映画だとは思いもよらず
大変驚きました。
−−−−
いや〜ソクーロフすげえなぁ。イッセーに目をつけるとは目利きだわ！
って、まだ映画見てないけどｗ　でもたぶんイッセーなら安心して見られる演技ではないかと思う。
でも日本人だと「お笑い」というイメージがあるから抵抗感じる人、笑っちゃう人多いのだろか？

ソクーロフの映画ってひたすら眠くなる。
不眠症の人にはいい映画かもね。

審査員は本物の昭和天皇を見たことがないのかも。

岩波ホールあたりでやりそうな気がする。
いくらなんでも日本国内公開無しはないだろう。
しかし、三部作全部見てみたくなった。

>>223
岩波はやってくんないんじゃないの？　内容的に。

やるとすればユーロスペースかＢＯＸ東中野か？

本気で見たいと思う人は公開されるような環境（世論）を作りましょう。
もはや他力本願では映画は配給されない