【サッカー】中田英ら出場し慈善試合−スマトラ沖地震被災支援
【バルセロナ(スペイン)15日共同】スマトラ沖地震被災者支援のため国際サッカー連盟(FIFA)と
欧州連盟(UEFA)が共催した慈善試合が15日、当地で行われ、昨年のFIFA年間最優秀選手に
選ばれたロナウジーニョ(ブラジル)選抜が6−3で欧州最優秀選手の
シェフチェンコ(ウクライナ)選抜を破った。
日本の中田英はロナウジーニョ選抜の右MFで先発。得点には絡まなかったが、
ロナウジーニョらと息の合ったプレーを見せた。シェフチェンコ選抜の先発にはジダン(フランス)
ベッカム(イングランド)らが名を連ねた。収益はFIFAとアジア連盟(AFC)が共同で設立した
基金に寄付される。
◆634億円の競演−千両役者そろえた慈善試合
千両役者が顔をそろえた慈善試合。地元紙は豪華な顔触れを、参加40選手の移籍相場に
換算し「総額4億6000万ユーロ(約634億円)の競演」と表現した。
顔見世興行とはいえ、技はやはり一級品。ロナウジーニョは中田英と速いパス交換を
何度も披露し「中田は最高級のセンスを持った選手。一緒にプレーして楽しさが倍増した」と
褒めちぎった。
スマトラ沖地震発生時にバンコクに滞在していたという中田英は「この試合には特別な
思い入れがあった」と話した。国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は「サッカーが
社会に貢献できたことが何よりだ」と全選手を丁重にねぎらっていた。(共同)
ソース 〜サンスポ〜
http://www.sanspo.com/sokuho/0216sokuho016.html