【野球】けがの不安克服に懸命−危機感募る広島・前田

定位置が約束されているわけではない。その危機感がベテランを突き動かしている。
「逆風が吹いているから。今までのように調整させてもらう立場じゃない」。
広島の前田が宮崎県日南市のキャンプで懸命の練習を続けている。

６年連続リーグ最多失策の広島は今季、「守りの野球」を打ち出した。
両足アキレスけん断裂などの影響で、足に不安のある前田は苦しい立場に置かれている。
首脳陣は左翼で、同じくベテランの緒方と併用するプランを持っている。

キャンプでは練習後に居残りでダッシュを繰り返す。
ひざを前に振り出すことで、足の負担を減らす走法にも取り組む。
「走るときは怖い。脳が許してくれないんだ」とけがへの不安は常にある。
だがそれを乗り越えなければ定位置は取り戻せない。
「もっともっと走れるようになりたいだけ」。短い言葉に力がこもった。

意気込みはオープン戦出場に対する言葉にもにじむ。
「最初からでも出られれば出たい」とフル出場さえ辞さない覚悟だ。
「見とれよ。やったるからな」。反骨心を胸に１６年目のシーズンが始まる。

引用元（画像あり）
http://www.sanspo.com/sokuho/0214sokuho105.html
依頼ありました
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1108084038/358