日本をわざとW杯に出すためにアジア枠を4.5に。
サッカーをビジネスとして見た場合、もっともたくさん入場料やテレビ放送権料を払ってくれそうな「大口」の「お客さま」がそっぽを向いているビジネスというのは、明らかに「失敗」なのだ。
すなわち、世界でもっとも豊かな2つの経済大国、日本とアメリカがサッカーそっちのけで野球やアメフトに熱狂している状況は、けっして好ましいものではないのである。
すくなくとも、筆者がFIFAの幹部なら「日米でサッカーが盛んになれば、われわれはもっと儲かるはずだ」と考える。
ところが、依然としてアメリカ人はサッカーよりアメフトのプロリーグ(NFL)のほうが好きなのだ。94年W杯 でアメリカ代表チームのゴールキーパーとして活躍して人気を得た選手が
「やはりNFLは、子供の頃からの夢」とゴ−ルキックで鍛えた脚力を武器に、NFLのチームにキッカーとして入団してしまったのである。
こうなると、もはやFIFAの頼みの綱は日本しかない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
94年アメリカ大会の予選が行われた93年のカタールの首都ドーハでの戦い以来、FIFAがいかに懸命に努力して「日本を本大会に出そう」あるいは「日本を勝たせよう」としてきたか、
その涙ぐましい(?)努力の数々を、 筆者の推理によって以下にご披露申し上げる。
日本代表のサポーターのみなさんは、ぜひFIFAに感謝されたい。
http://www.akashic-record.com/doha.html