【ゴルフ】宮里藍のショットがキャディー直撃 福嶋晃子と険悪ムードに

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1竿φ ★
 国内プロスポーツでは初めて10代での1億円プレーヤーとなった女子ゴルフ界の宮里藍(19)をめぐり、
他の選手から「傍若無人が目にあまる」との反発が高まっている。藍ちゃんスマイルの明朗快活なイメージ
からすれば意外だが、さきごろ起こしたボール直撃事故で“逆ギレした”ことを契機に、諸先輩の堪忍袋が
爆発寸前。シーズン大詰めのLPGA劇場は、大奥よりおもしろい。
 事件が発生したのは、宮里が今季4勝目を挙げた3週前のマスターズGC会場。バンカーからのアプローチ
を練習していた宮里のショットがハーフトップになり、前にいた福嶋晃子のキャディーの側頭部を直撃した。
 福嶋の周辺によると、「当たった場所が頭で、本人も『ちょっとフラフラする』ということだったので、病院で診
てもらった。おかげさまでコブぐらいで大丈夫でした」と胸をなでおろしたが、この事故での宮里の対応が、
選手の間で問題になった。
 目撃者の話を総合すると、「周囲に音が聞こえたほどの勢いでボールが当たったが、藍ちゃんはバンカーの
中にいたままで、被害者に駆け寄ることもなかった」「サングラスも取らずに、バンカーから『大丈夫っすかぁ
?』と声をかけただけ」というのだ。
 LPGA(女子プロゴルフ協会)は、「両者の間で謝罪が成立していて、何の問題もない」と現状を説明するが、
事故直後は、別の場所で福嶋のもとに謝罪に訪れた宮里を、「宮里の対応に腹を立てていた福嶋が完全に
無視した」(目撃者)といい、険悪な雰囲気になったようだ。
 さらに、ほかの先輩選手たちの怒りにまで火をつけてしまったのは、この無視を受けて、ロッカールームで
吐いたとされる宮里の言葉だ。
 「(顔見知りのキャディーAさんに)こんなことならAさんにぶつければよかった」
 「私が3オーバー(福嶋より悪いスコアの意?)で回ればよかったんですかね?」
 宮里の名誉のために付け加えておくが、本当に言ったかどうかは定かでない。が、多くの選手が“宮里逆ギ
レ話”を耳にし、「まだ10代なのに生意気。勝ってるからテングになっている」と、怒りをあらわにする選手まで
いるのは事実だ。

全文
http://www.zakzak.co.jp/spo/2004_11/s2004111107.html