【格闘技】ボンヤスキー「曙は若干鈍い、1R後半か2R前半でKOする」【09/22】

Ｋ―１ワールドＧＰ開幕戦（25日、日本武道館）に出場する昨年覇者のレミー・ボンヤスキー（28）が21日、
成田着の日航機で来日。スーパーファイトで対戦する曙太郎（35）を
「１Ｒ後半か２Ｒ前半でＫＯする」と余裕の勝利を宣言した。成田空港で応じた取材では終始笑顔。
曙については「ダメージを与えるだけの攻撃を持っているから、なるべく受けないようにしたい」と話したが、
それも社交辞令にすぎなかった。試合にはＫＯ賞が設けられたことを聞かされると
「１Ｒ後半か２Ｒ前半でＫＯする。皆さんの期待しているフライングニーかハイキックで決める」
とＫ―１で４戦全敗の相手をバッサリ切り捨てた。
大型選手とは昨年10月のワールドＧＰ開幕戦（大阪ドーム）でボブ・サップ（30）と対戦しているが、
ダウンを奪った末に反則勝ちを収めた。曙との比較では
「同じ大型選手でもサップは意外と動きがあるが、曙は若干鈍い。スピードを使ってやれば大丈夫」
と楽観視している。「目標はワールドＧＰ決勝戦。今回はケガのないようにしたい」。
連覇を狙う王者にとっては今大会は調整の一環にすぎない。曙は５連敗するようなら総合格闘技への転身も視野に入れている。
元横綱に引導を渡すのは、この男になる可能性が大きい。

http://www.sponichi.co.jp/battle/kiji/2004/09/22/01.html